清水義範のレビュー一覧

  • 単位物語

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    単位をテーマにしたエッセイなのだけれど、そんな説明ではこの本の面白さが伝わらない。温度、長さ、速さ、電気、様々な単位の説明をしながら、うまくそれと関わった短い物語を挟みつつ、「これが難しいのである。」とかなんとか、単位に対してぼやいたりもする。

    純粋に、清水さんの語り口の面白さ。
    というよりは、清水さんが面白いと感じることへの面白さ。
    単位の奥深さ、単位そのものについての興味。
    そういう色んな要素で成り立っている、大変面白いエッセイだった。

    地球の円周を4万等分したのが1m。へぇ。
    摂氏と華氏の違い。決められ方。へぇへぇ。
    電気ってなんかよくわからない。へぇへぇへぇ。

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    2013年09月12日
  • 間違いだらけのビール選び

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     短編小説集。結構身近な話題をもとに話が練られてて妙な現実感があった。ミステリー風のものや、こまかいどうでもいい?こだわりものなど多彩な内容。
     登場人物の名前を実在者ベースで設定したとあるが、さりげなく、というかある意味わかりやすくご本人も出てるところなどが、氏独特の妙味(よくある手なのかもしれないが)。 
     このくらいの分量の一編を、どのくらいの時間で脱稿するのだろうか?非常に興味がある。氏の本はあんまし読んでいないので、今後手を広げていければと思う。

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    2013年08月30日
  • はじめてわかる国語

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    古本で購入。
    「そうそう、そうなんだ清水さん」と著者に共感を覚えずにいられない。

    数年間、塾で国語を教えていたからわかる。小中学校の国語はかなりヤバいのである。
    たった数年間、塾で国語を教えていただけでわかる。

    と言うか、そんなのは自分が教わってたときから知ってた。
    僕は国語が好きだけど、国語の授業は嫌いだった。

    たとえば、意味があるのかさっぱりわからない精読。
    「獅子狩紋錦」は確かにおもしろかった。でもこれを何時間もかけてじっくり中身を見る意味が僕にはわからなかった。
    「『獅子狩紋錦』だけ読めても他の文章を読み解けるわけじゃないからなぁ」という嫌なガキだった。
    いやまぁそれ

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    2013年07月18日
  • 単位物語

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    普段は深く意識しない単位について,実生活に即した説明をしつつ,それに纏わる短編で構成された本.割と古い本ですが,著者が勉強された過程も分かってそれが此方の理解にも繋がります.懐かしい単位も.

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    2013年07月13日
  • 独断流「読書」必勝法

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    古い名作が結構多かったので、実は読んでませんでした・・・というのがかなりありました。面白い読み方もあったけど、え~、そんな筋やったんかという内容のもあり、読みたいと思わせない作品も。ええんか、それで?西原さんの鋭いつっこみは良かった。

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    2013年06月15日
  • ことばの国

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    面白い話とそうじゃない話の差が激しいのだけれども、にやりとさせられる部分が多かったのでこの星数。
    いつの時代も言葉は変わりつづけて、都合のいいように歪曲していくなか、栞を挟むように当時の言葉を風刺する書き口は2010年代になっても通ずる面白さがあったことに驚く。
    文明の進歩とともに、どんどん新しい言葉が生み出されて、古い言葉は無くなっていくけれど、いつの時代もそれぞれのツッコミどころがあるのかなと。

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    2013年06月07日
  • 身もフタもない日本文学史

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    ネタバレ

    清水義範の本を読むのはいつ以来だろうか?学生以来だから10年ぶりくらい?

    久しぶりに読んでも相変わらずおもしろくて、どんどん読んでしまった。
    古典の授業でやる作品をほめてるなあと思ったら、近代の文豪はけっこう特徴をズバズバあげて切って行ったりとか。
    「へー、そういう風な人物・作風なんだ」と感心しつつ読んだ。

    またなんか文学小説なりを読みたいなと思わせる本だった。

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    2013年06月02日
  • はじめてわかる国語

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    そうだったんだ、国語!が盛り沢山。授業の国語が窮屈な訳が、今になってやっと分かった。
    余白を楽しめるのは、日本語の表記法が不安定だからなのかな。
    国語を残してゆきたい、に諸手を挙げるが、果たして自分の国語力はそれを宣言できるレベルなのであろうか!!

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    2013年05月23日
  • お金物語

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    お金はなぜうまれたか。
    お金の価値とは。
    お金って何?

    お金にまつわる短編集です。
    ほのかにブラック、少し社会派、面白いです。

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    2013年04月18日
  • 50代から上手に生きる人 ムダに生きる人 「徒然草」に学ぶ後悔しない人生

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    「徒然草」からの引用を用いて独自の考え方を展開している。「50代は楽しくなくちゃいけない」、「身軽に気軽に生きてみる」それに定年に向けて今から準備しておくべき事など、具体的な内容から、心構えなどためになった。

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    2013年04月14日
  • 迷宮

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    清水義範氏の作風からすると、異色作に当たるのではないかと思う。
    著者が得意とする「笑い」は本作にはまったく散りばめられていない。

    描かれているのは、ただただ陰惨な犯罪の記録と、
    そこに至るまでの人々の描写。そして「ひょっとしたら……」と思わせる、
    ミスリードのない読者の誘導。
    「ミスリードのない」と言うものの、確証を得るまで読者は決してその
    解釈に確信が持てない(あらゆるミステリが及ぼした弊害ともいえる)。
    そこまで計算し尽くされているような気さえする。
    とにかく、作品の世界に引き込まれて一気読みした。面白い。


    「オチが不充分だった」「期待外れ」といった声も多い。
    しかしオチに辿るまで、

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    2013年04月13日
  • 信長の女

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    『信長の女』
    面白い切り口の作品だと思いました。
    信長のパートナーは当然、斉藤道三の娘。
    ゲームや他の作品でも、マムシの娘がメインでしたから。

    信長にも、このような淡い恋があったのでしょうか?
    また新しい解釈を味わいました。
    (END)

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    2013年02月17日
  • 会津春秋

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    いま話題の会津の話です!
    幕末の歴史と繋がって展開されているのでわかりやすく、会津藩の苦労や会津・薩摩の関係など興味深く、なかなか面白かった一冊です!
    会津に行ってみたくなりました(^^)

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    2013年02月17日
  • 飛びすぎる教室

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    このシリーズは7冊目の最終巻ということ、
    しかしずるい。
    まったく共著の感じがしない。(笑

    それぞれ好きだからいいんだけど。

    作中で西原さんは
    このシリーズのおかげで清水ファンが西原の本にながれてくれてウハウハだと
    西原ファンが清水の本にはながれないだろうから・・・

    って言われてましたが、

    私はこのシリーズで
    西原ファンから清水ファンにもなって1人です。

    このシリーズからほかの清水さんの本を読むと全然テイストが違うんで驚いたんだけど、
    清水さんは大切なことでもさらっとかけてるのが良いんだろうなと思っています。

    このシリーズ、国語算数理科社会と続き
    最終本はホームルームともいえる、

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    2013年01月30日
  • 雑学のすすめ

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     久々に清水氏本を読む。
    雑学、という言葉には敏感になっており、類書も多々読んでみたが、この本は1つのテーマから多面的に話題が飛ぶ点が独自で面白かった。昔の小松氏の面白百科シリーズや、荒俣先生の図鑑的内容とは違うアプローチで新鮮。
     あとがきで、記録(書く)ことの重要性をなぜか実感。意外なところから仕事、趣味に通じる知見が得られた。これが大きいかも。

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    2013年01月25日
  • 似ッ非イ教室

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    気をつけろ!エッセイじゃないぞ!

    というわけで限りなくエッセイに近い嘘800な短編フィクション小説です。

    短編全部が嘘なら私も「これは嘘やね」と気付いて読みますが、短編によって嘘2本当8だったり、嘘7本当3だったり。

    むむむと怪しがり、勘ぐりながら読むという斬新な小説でした。

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    2013年01月10日
  • 身もフタもない日本文学史

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    これを読んで文学史で点は取れないけど、有名な文学作品にどう向き合えばよいかがわかる本。10章に別れているので、興味のある所だけ読んでもよし。
    著者の『国語入試問題必勝法』もおすすめです。あっパロディですから、リラックスタイムに。

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    2013年01月01日
  • 源内万華鏡

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    時代が彼に追いつかなかった。多彩な男、平賀源内の評伝とでもいいましょうか。時代小説ではなく、伝記といえるので読みやすくなっております。

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    2012年12月29日
  • スシとニンジャ

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    とてもよくできた本です。

    日本人が書いているが、
    ニホンに憧れる外国人が日本に旅行して感じることをそのまま表現できていると思う。

    これによって、日本のことがよくわかると思う。

    主人公はなかなかの吸収力の良い人ですね。

    私は英語ができず、なんとなく外国人にたいして恐怖というか
    ビビるんですが、それでもいつの間にか海外に遊びに行くようになりました。

    それでも30スギてから。

    海外に行ったときの心構えはこのような主人公のようでありたいかもしれません。

    良い、悪いということでなく、
    吸収して考えてみる。

    好きなことだけではなく
    嫌いなことでも受け入れることができる対応をしたい。

    拒否

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    2012年11月13日
  • 永遠のジャック&ベティ

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    ○○は最も△△なうちのひとつです、ていう言い方、割と普通に見かけるけどぜったいこの表現て、英文の訳から出てきた日本語だと思うんだよう。やけんすごく違和感を覚えるんやけどどうおもう??

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    2013年01月03日