感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とにかく面白い&笑える作品。
読後感も爽快で、とても豊かな気分になりました。
少し古い作品なので、日本の状況も当時に比べるといろいろ変わっているはずですが、田舎の純朴なアメリカ人青年から見れば同じかも。
スシが食べたい、ニンジャに会いたい・・・と思っている外国人観光客はやはり多いはず(笑)。
スシは回転しているやつしか食べちゃダメだ!・・・とか、浅草でニンジャスーツを買うシーンとか、いろいろ笑わせてもらいました。
文章も読みやすいので、通勤時間とかにオススメです。
Posted by ブクログ
Domo arigato! buji ni yomiowarimashita !!
Tanoshii kedo chotto kanashii kimochi mo aru : ) pretty good. especially, 'the down town walking' and from SAMURAI to end. i recommend you one !!
Posted by ブクログ
とてもよくできた本です。
日本人が書いているが、
ニホンに憧れる外国人が日本に旅行して感じることをそのまま表現できていると思う。
これによって、日本のことがよくわかると思う。
主人公はなかなかの吸収力の良い人ですね。
私は英語ができず、なんとなく外国人にたいして恐怖というか
ビビるんですが、それでもいつの間にか海外に遊びに行くようになりました。
それでも30スギてから。
海外に行ったときの心構えはこのような主人公のようでありたいかもしれません。
良い、悪いということでなく、
吸収して考えてみる。
好きなことだけではなく
嫌いなことでも受け入れることができる対応をしたい。
拒否するってことはなんだかさみしい考え方だと思う。
違うことに対して嫌悪感を抱く人がいるが、
そうではなく
違うということのまま受け入れるようになりたい。
それが実は楽で楽しい生き方だと思う。
Posted by ブクログ
1991年に掲載された作品で少し古いのですが、大筋はアメリカの田舎から、侍と忍者が大好きな、かなりの日本贔屓な青年が4週間の日本観光をするなかで、忍者や隠密、侍の様な体験をしつつトラブルにも巻き込まれていく話です。
さすがに清水義範さんの作品だけあってユーモアたっぷり、しかしその中にしっかりと客観的に見た日本と、日本人から見た日本ををうまくミックスしていて楽しめました。
ただ、話の内容が多くこのページ数では消化できていない感じがしてしまいました。
これは、作品に対しての批判ではなく、せっかく面白い展開を作っているのに、なにも大急ぎでストーリーを展開して結末まで持っていかなくてもと思ってしまいました。(特に後半)
ま、もっと読みたいと感じた訳です。
それなりに厚みのある文庫本ですが、テンポ良く読めるので、すぐに読み終えてしまいます。