秋川滝美のレビュー一覧
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どんなに親に後悔されても、自分の子供時代は戻らない…
1番親に愛されたい時期に、ひたすら家事をし、学校の成績が良くても、何かで表彰されても褒められることのない主人公。
褒められることもなければ、失敗すれば、舌打ちされる。
46歳になっても、きゅうりの塩揉みに気をつかう麻有子。きゅうりを切る度に思い出す親へのトラウマ。
それを何とか乗り越えながら、生きて来たのに、いきなりトラウマの原因となった実母との同居。
面倒を見たくないからと押し付ける自分勝手な姉もムカつくし、葛藤しながらも結局母親を迎え入れてしまう主人公にも、結局いいようにしか描かれないものなんだな、と思った。
実際、物語はほぼ和解して終わってる。
もっと母親の病気が進行してから、終わるのかと思ったから、意外とあっさり終わった感じ。
一貫して主人公の麻有子と母、そして麻有子の娘の葵との母娘の話が描かれる。
葵は凄い良い子だし、母親が苦労してたら、自分もしっかりしなきゃって気持ちも分かるけど、あまりにも良い子過ぎて、ちょっと出来過ぎ。
それ以上に子供の頃に母親に受けた傷は簡単に消えたりしない。
親がこっちが子供だったからと、自分が子供の時の言い訳をすることを鵜呑みになんか出来ない。
物語としては、とてもいいのだけど、毒親を許せるか許せないか、と言う点では主人公に共感することが出来なかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ温かな記憶をめぐる「想い出」の旅を描いた7作品。こういうアンソロジーは色々な作家さんを知れるから新しい発見もあって良い(*^ᴗ^)
「幸福のレシピ」は、最初旅先で出会った人とそんな偶然ある!?って感じだったし、最後の展開もまさかすぎた(笑)でも美味しいものを食べてる2人の姿が読んでて想像できてしまって…1番最後にはうるっとした( ;꒳; )笑
ほんと曲もそうであるように、美味しいものでその時の記憶を思い出したりするよね。今何気なく食べた物とかも何十年後にそんな風に懐かしくなったりするのかな。
「下戸の街・赤羽」はスイーツヤケ食い!めっちゃ良いなと思うものの今はそんな大量にスイーツ食べれないだろうなぁと思う( ´・ω・` )悲
しかし美味しそうなスイーツがたくさん、、♡
私もお酒は全然飲めないのでスイーツ派です!
「ゲストハウス」結局沙織さんは来てなかったのかな?美由紀さんの方はまさかだろうなぁ。言わないのかな。どうなるんだろうと今後が気になる!
他にも色々なお話があって、短編集だったからあっという間に読み終わることができた⟡.·
この「おいしい旅」には同時刊行された"初めて編"もあるようなので機会があれば読んでみたい。
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ひとり旅シリーズ最新巻(2025年8月現在)です。前から言ってますがナンバリングして欲しい。読んだやつか最新刊か分かりにくい。続けて読んでるならいざ知らず表紙とサブタイトルみて前に見たやつかそうでないかの見極めは難しいと思うのですが。表紙もトーンが似てるし。
基本おおむね面白いのですが、今回読んでて思ったのが、辿った行程を日記みたいにすごく細かく書いてるような気がしたのですが久しぶりに読んだからかな?前はもっとコンパクトにまとめてポイントだけ書いてて焦点はひよりちゃんの成長の方がメインながしたんですが。ひよりちゃんは成長しちゃったから旅の方がメインになったのかもしれません。
成長といえば、最初の頃はにひよりちゃんをいびり倒してた係長、最近出てこないな〜思ったら今回出てきましたね。そして令和の時代に!?と思うくらいのセクハラ(モラハラに近いのかな)発言。すごい。これは一発アウトなやつですね。今後どうなるのか。。
せっかく付き合うことになった蓮斗さんとの絡みがあんまり書かれてないですが、今後のお楽しみなんでしょうか。少々ネガティブなことも書きましたが面白いので次出たらまた読みます。 -
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『ひとり旅日和 』シリーズのスピンオフ。
この巻での旅先は「鎌倉」(第一話)「博多」(第二話)「盛岡」(第三話)「四万温泉」(第四話)でございます~。
いつもは主人公・梶倉日和のひとり旅の様子を描いている当シリーズですが、本作は“誰かと一緒に行く旅”を描いた四話が収録されております。
第一話は遠距離恋愛中の日和と蓮斗が、初詣を兼ねた鎌倉での食べ歩きデートの話。
第二話は、蓮斗の単身赴任先・博多でのこれまた食べ歩きデート・・前作『・・道続く!』でサクッと流された博多での二人の話でございます。
で、第二話は蓮斗目線で描かれているのですが・・日和、めっちゃ惚れられているやん!
個人的には、蓮斗の“日和より上の立場にいたい!”という“マンスプ気質”にモヤるところはあるのですが、日和がそんな蓮斗を良しとしているので、読者がヤイヤイ言う事ではないですな(苦笑)。
第三話は、シリーズ三作目『・・運開き!』に登場した、日和の叔母・加世さんと彼女の学生時代の先輩で主治医でもある小平さんの盛岡での、冷麺巡りの話(それにしてもこの巻、食べ歩いてばかりですな・・皆さん食欲旺盛で結構なことです)で、加世さんと小平さんとの心地よい距離感が素敵で個人的に好きな話でしたね~。
第四話は、日和の父の還暦祝いと母の慰労を兼ねて、群馬県にある、四万温泉を訪れた梶倉家四人の家族旅行の様子が描かれております。(本書のタイトルは『ふたり旅日和』ですが、こちらは四人旅です)
この話では梶倉家の仲良しぶりが微笑ましくて、こんなに家族から大切にされて育ったのに、日和が自己肯定感が低いのは何故なんでしょうね~。
日和は家族の前ではしっかり自己主張できるので、“人見知り(今はだいぶ克服していますが)”というより“内弁慶”って感じなのかも?と思った次第です。
ということで、今回はいつものひとり旅の魅力とはまた違った“誰かと行くからこそ味わえる旅の魅力”を楽しませていただきました。
個人的には“それでも、ひとり旅派”の私ですが、確かに行列に並ぶ時は一人より誰かといた方がよいというのは同意しますね~。
ここ最近、インバウンドが凄すぎて旅行に行く気が失せちゃっていたのですが、本書を読んで、鎌倉の本格ソーセージとハムの店にも行ってみたいし、盛岡の冷麺も美味しそう・・てな感じで、旅行欲がむくむくと湧いてきました♪
てか、疑似体験できたのでこれで良しとしようかな~・・。