ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
人見知りで要領の悪い日和は、仕事場でも怒られてばかり。社長から気晴らしに旅へ出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立ての茹で卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動!さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさに気付いた日和は、佐原、仙台、金沢、福岡と遠くへ足を延ばしていくようになる。少しずつ成長していく日和の姿は、仕事にも影響し始めて、周りの目も少しずつ変わっていく―。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~5件目 / 5件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
サクサクと読み進められる本でした。私個人的にはとても楽しく読める本でした。主人公が一人旅を通してどんどんと成長していく姿が微笑ましかったです。私も主人公と同じように旅行している気分で読めました。行き先をあれこれ考えるのも楽しいですが、調べたなら行ってみようと重い腰をあげて旅行してみたくなりました。
あなたは、『ひとり旅』をしたことがあるでしょうか? 国際的な調査会社ユーロモニターが39か国を対象に実施した調査の結果によると39か国の中で日本が『ひとり旅』を選ぶ割合が最も高い結果となったようです。全体平均が7.2%にも関わらず、19.2%という高い割合を記録した日本。そこにはどんな理由があるの...続きを読むでしょうか?『ひとり旅』のメリットを考えてみましょう。 ・『ひとり旅は気を遣う必要がない。行き先も宿も、どこで何を食べるかも自分次第』 ・『予定を立てていたとしても、気になるものを見つけたら変更も自由。足の向くまま、気の向くままでいい』 ・『自分以外の人間の趣味嗜好を一切気にせずにできる旅の楽しさと言ったら!』 なるほど。確かにそうですね。『旅』は予定通りにいかないことがつきものです。『ひとり旅』だからこそ、そんな場合も臨機応変に、自分の思いのままに組み立てていける魅力は間違いなくあるのだと思います。 さてここに、『ひとり旅』の魅力にハマっていく一人の女性を描いた物語があります。日本各地の5つの街へと『旅』をする女性が描かれるこの作品。美味しそうな”食”の描写に満たされたこの作品。そしてそれは、”人見知りで要領の悪い”女性が『ひとり旅』を繰り返していく中に少しずつ変化が生まれていく様を見る物語です。 『梶倉さん、またお客さんから苦情が入った。もう二年も経つんだから、いい加減電話の取り次ぎぐらいちゃんとやってくれないと困るんだけど』、『聞いてるのか、梶倉君!』と上司である『総務課係長の仙川道広』言われ、『はい…』と返事をすると『またそんな陰気くさい声を出す!若いんだからもう少しハキハキできないのか?』と『渋い顔』をされるのは主人公の梶倉日和(かじくら ひより)。『大学卒業後、小宮山商店株式会社に就職して三年目の会社員』という日和は、『同じゼミの学生たちの進路がおおむね決まった』中、『唯一内定を得られ』なかったことを心配した『大学の指導教官である山敷教授』の紹介で、『応募、一次、二次面接をすっ飛ばし、社長の小宮山自らの面接を受け』『小宮山商店株式会社』で『正社員として働くことにな』りました。『まったく社長の気まぐれにも困ったものだ』と言う仙川は、小宮山社長のせいで『出世競争から外れてしまった』と恨んでいます。『そんな六月のある日、幹部会議が開かれ』『お茶出し』に赴いた日和は、『やけにしげしげと小宮山が日和を見てくる』のに気づきます。そして、会議終了後『最近どう?なにか困ってることはない?』と『至って気楽な口調で話し』かけられた日和は、『申し訳ありません。私、社長が思ってくださってるほど、お役に立てていないと思います』と返します。それに『それを判断するのは君じゃない。少なくとも総務課長からは、君に問題があると聞いたことはないよ。…ただ、一部相性が悪い人間がいるのは否めない』、『よく怒られる?』と訊く小宮山に『無言でこっくり頷』く日和。『しょうがないやつだな…』と言われ『すみません…』と返す日和に『いや、君のことじゃない。君の上司のことだ…』と『反抗しない社員をターゲットにして鬱憤を晴らしてきた』仙川のことを話します。色々なことを訊かれる中に『小宮山は日和が考えているよりずっと現状を把握しているし、心配してくれてもいる…』と感じる日和。そんな日和に『君はどうやってストレスを発散しているの?』と唐突に訊いてきた小宮山。『スポーツは苦手』、『映画とか演劇とか』は『人がたくさんいるところに行くこと自体がちょっと…』と話す日和。そんな中に『旅行』というキーワードが飛び出します。『なにも誰かと行く必要はない。ひとりでいいじゃないか。旅の醍醐味はひとり旅に尽きる』と言い切る小宮山は『是非やってみなさい…まずは近場で一泊から始めてみればいい…』と言うと会議室をあとにします。『思い立ったが吉日』と思う日和は『帰りにガイドブックを探しに行ってみよう』と考えます。 場面は変わり、『終業後、職場の最寄りの駅ビルにある書店』へと入った日和は『初めてのひとり旅』を念頭にガイドブックを探します。そんな時、『あら、梶倉さん』と偶然にも『同じ総務課所属で、席だって日和の隣、毎日顔を合わせる間柄』の加賀麗佳と出会います。『旅行が趣味』という麗佳に『どうしたの?』と訊かれ『旅行はしたいんですけど、行き先を決めかねてて…』と返す日和。『私でよければ話を聞こうか?』と言ってくれる麗佳に、日和は『渡りに船とはこのこと』と思います。『新入社員で入ったときから日和の面倒をよく見てくれ』る麗佳に『ひとり旅に行ってみたくて…』と正直に話す日和。色々なことを訊き『日帰りから始めたらどうかしら?』とアドバイスしてくれる麗佳に『近場で行ってみたい場所とかないの?』と訊かれ『熱海…でしょうか』と答える日和。理由を訊かれた日和は『熱海に行きたがる人って、ちょっと年齢層が高そうなイメージがありませんか?なんか、あんまり若い女性が多いところって、私には馴染めなさそうで』と説明します。『じゃ、最初のひとり旅は熱海で決定ね』と言う麗佳はおすすめのガイドブックを選んでくれます。そして、自宅へと帰った日和は天気予報を見て日程を決め、行き方を調べていきます。 再度場面は変わり、『熱海駅』へと降り立った日和は、『徒歩で來宮神社を目指』して歩きはじめます。『温泉饅頭の湯気に目を奪われたり、干物を焼く匂いに鼻をくすぐられたりしながら、少々加速気味に商店街を通り過ぎる』日和。そんな日和が『熱海』への『最初のひとり旅』を皮切りに、さまざまな街への『旅』を楽しむ姿が描かれていきます。 “人見知りで要領の悪い日和は、仕事場でも怒られてばかり。社長から気晴らしに旅へ出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立ての茹で卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動!さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさに気付いた日和は、佐原、仙台、金沢、福岡と遠くへ足を延ばしていくようになる。少しずつ成長していく日和の姿は、仕事にも影響し始めて、周りの目も少しずつ変わっていく ー”と内容紹介にうたわれるこの作品。「居酒屋ぼったくり」シリーズと並ぶ、秋川滝美さんの人気作「ひとり旅日和」シリーズ。シリーズ累計70万部を売り上げるこのシリーズはこのレビュー執筆時点で第6作まで刊行されています。 そんなこの作品は、内容紹介にある通り、日本各地へと『旅』をする主人公・日和の姿が描かれていきます。そんな物語には、まるで読者も『旅』をしているかの如くそれぞれの街の見どころや”食”が魅力たっぷりに登場します。まずはこちらをご紹介したいと思います。冒頭の短編〈第一話 熱海〉から見てみましょう。 『白い幟旗に「來宮神社」という文字が記されている』 『熱海』と言えば『來宮神社』は外せないでしょう。私も行ったことがありますが、主人公・日和の記念すべき旅の初めての訪問先ですから、読者にも期待感が募ります。 『石段を上がり、大きな楠を通りすぎるころには、この神社と自分の相性の良さがわかってくる。本殿に近づけば近づくほど、清々しい気持ちになり、境内の木々たちが「よく来たね」と言ってくれているような気がした』。 私の脳裏にも『來宮神社』に参拝した時の記憶が甦ります。大木に囲まれた印象が強い神社だったという記憶があります。 『本殿でお参りを済ませたあと、脇にある細い道から裏手に回る。そこには、樹齢二千年以上、日本屈指のパワースポットと言われる大きな楠があり、日和は是非見てみたいと思っていたのだ』。 有名な楠木を見る日和はこんな思いを抱きます。 『すごく大きい…。ここまで大きいとちょっと怖い気がする…』。 そして、『真剣な面持ちで幹の周りを回っている人の列に加わる』日和。 『この大楠には一周する毎に寿命が一年延びる、心の中で願い事を唱えながら回ると叶えられる、という伝説があるらしい』。 この後、境内へと戻って、『ホテルのフロントと見まがうような参集殿』なども巡る日和ですが、その心の内にはこんな思いが湧き上がります。 『この境内に佇み、葉擦れの音を聞くだけで、日頃の疲れやストレスが解けていくような気がした』。 これこそが、『ひとり旅』の醍醐味であり、この作品で繰り返し語られる主人公・日和の心持ちです。物語では、全国5ヶ所のさまざまな街を訪れる日和の『ひとり旅』の様子が描かれていきます。それぞれの街にどんな場所が登場するのか…これからお読みになられる方には是非楽しみにしていただければと思います。 この作品のように『旅』を描く作品は他にもありますがこの作品はとことん『旅』へのこだわりを見せてくれます。二つ挙げましょう。まず一つ目は宿泊先への拘りです。 『チェックイン手続きは速やかに終了。割り振られた部屋は、とても見晴らしの良いツインルームだった』。 『金沢』を訪れた日和がチェックインする様子が描かれます。ここにこだわりが登場します。一般的な作品であれば、ホテルにチェックインするところまでで終了すると思います。しかし、この作品はその先の描写が登場するのです。 『とりあえずジャケットを脱いでハンガーにかけ、部屋をぐるりと見回す。ベッドがツインなだけではなく、部屋そのものがかなり広い。その上、いかにも小京都金沢らしい和の装飾が施され、とても落ち着ける。お風呂とトイレはユニットだが、アメニティはかなり上質なものが並べられているし、置いてあるドライヤーも一流メーカー品だった』。 なんと、その続きの行動、部屋に入った日和が宿泊先の部屋の様子を見る場面までもが描かれていくのです。まるで、読者自らもチェックインして部屋へと赴いたような感覚を抱きます。まるでテレビの旅番組を見ているような印象も受けます。そして、もう一つのこだわりが交通機関を利用する様です。 『バスをいかにうまく乗りこなすかに、旅の成功がかかっていると言っても過言ではない』。 『旅』を繰り返す中で交通機関の選択は『旅』の成否を左右するというのは異論のないところだと思います。『博多』へと訪れた日和は、『現在の時刻は午後二時過ぎだ』という中に、こんな判断をします。 『事前に調べたところ、フリー券は九百円だった。博多駅や天神近辺なら百円で乗れるバスもあるそうだし、今日の午後はフリー券を買わずに、普通にバスに乗ったほうがお得だ』。 こちらもリアルな光景です。まさしく読者も日和と共に旅をして、目的地への生き方をあれやこれやと考える感覚に囚われます。この作品では全編にわたってこのような形で日和の『旅』の様子を余すところなく描いていきます。『旅』をテーマにした作品の中でも抜きん出たこだわりを感じました。 そして、もう一つ『旅』に欠かせないものと言えば”食”ですね。こちらももうこれでもか!というように”食”を描写する場面が登場します。『金沢』に出かけた日和がオーダーした『金沢おでん』を見てみましょう。 『大きめの中深皿に、たっぷりの出汁と車麩、そして巻き貝が盛り付けられている。バイ貝は北陸の名産らしいので注文してみたが、大きさが子どもの拳ぐらいあり、食べきれるか不安になってしまう』。 一般的にイメージされる『おでん』とはなんだか少し違います。私は食べたことがないので、ネットで写真を見てみました。なるほど、『バイ貝』がインパクト大ですね。そして是非とも食べたいです! 『車麩そのものを見たことはあるが、食べたことはなかった。乾いた状態でも、お味噌汁に使う麩よりもずっと大きかったが、出汁を吸ったことでさらに大きくなっている。それをレンゲで削り取り、ふうふう吹いて口に運んだとたん、滲みだした出汁が口中に広がった』。 いやあこれはたまりませんね。『滲みだした出汁が口中に広がった』という表現だけで気持ちがもっていかれます。そして、ここに、日和の興奮する様子、心の内が吐露されます。 『なにこのお出汁…。色は薄いのに、ものすごく濃厚!でもしょっぱすぎず、甘すぎず、癖のない麩にぴったり…ああもう、どれだけでも食べられそう!』 『金沢おでん』に感激する日和の気持ちがストレートに伝わってきます。これはどう考えても美味しそうです。物語では、このような形で、各地の美味しそうな”食”が次から次へと登場します。それは、こんなに”食”が描写される作品は見たことがない!というレベルで読者に襲いかかってきます。美味しそうな”食”、”食”、”食”…「居酒屋ぼったくり」含め、秋川滝美さん=”食”をとっても魅力的に描く作家さん!という印象が強く刻まれました。 そんなこの作品は、『明るい笑顔、高いコミュニケーション力』、そういったものとは縁のない人生、人見知りで要領が悪いと上司の係長から目をつけられた梶倉日和が主人公として登場します。何かと標的にされ、なんとも冴えない日々を送る日和ですが、彼女を気にかけてくれる社長の小宮山から『旅の醍醐味はひとり旅に尽きる』、『是非やってみなさい…まずは近場で一泊から始めてみればい』と勧められたことを受け、これまた彼女を気にかけてくれる先輩・麗佳の応援の元に『ひとり旅』へと出かけるようになった日和の姿が描かれていきます。そして、初めて訪れた『熱海』で、『ひとり旅がこれほど気楽だとは思ってもみなかった』と感じる日和は、こんな思いを抱きます。 『好きなものを、好きなときに、好きなだけ、見たり食べたりできる。それは、誰かといる限り、その人の意見や顔色を常に気にしている日和にとって、何物にも代えがたい贅沢だった』。 『癖になりそう』という思いのままに、『佐原』、『仙台』、『金沢』、そして『福岡』へと『旅』を続ける日和。5つの目的地を描く5つの短編を連作短編として描いていく物語では、『旅』の様子がメインで描かれてはいきます。しかし、それぞれの短編には、会社の総務課で働く日和の日常も交互に描かれていきます。そんな日常の日和にやがて少しずつ変化が訪れます。 『ひとり旅を始めたことで、なにかが変わり始めているのかもしれない』。 こんな風に自分のことを思えるようになること自体凄い進化です。そして、それは仕事と『旅』の好循環を産んでもいきます。 『これからも仕事を頑張ることはもちろん、プライベートな旅が自分を高めてくれるなら、こんなにいいことはない。これからもっともっといろいろなところに出かけよう』。 物語では、そんな日和を見る周囲の人たちの彼女への見方にも変化を生んでいきます。そして、それは日和の考え方、生き方にも巡り巡って好影響を与えてもいきます。そんな日和の大いなる心持ちの変化を見る結末。そこには、大人気シリーズになること間違いなし!と思える魅力に満ち溢れた物語の姿がありました。 『二度の旅をしたことで、ひとり旅の楽しさがわかり、もっといろいろなところに行ってみたいと思った。憂さ晴らしや気分転換の必要からではなく、純粋かつ前向きに旅を楽しむための旅行だった』。 そんな思いの先に全国各地へと『ひとり旅』を続ける主人公の日和。この作品には5つの短編で5つの街を『旅』する日和の姿が描かれていました。読者も実際に『旅』をしているかのような感覚になってくるこの作品。美味しそうな”食”の描写に抗し難い魅力を感じるこの作品。 “ひとり旅、勇気を出していってみたら、そこは知らない世界が広がっていた!” そんな『旅』の魅力にどっぷりと魅了される素晴らしい作品でした。
ふらーっと一人旅をしている気分になれて、読んでみて幸せな1冊でした! 実在の店舗名は書かれていないけれど、もしかしたらこのお店かな?と推察できるくらいには情報が載っているのも嬉しいです! 続編も読んでみようと思います。
楽しかったぁ〜!最高に楽しかったぁ(^^) 今自分が「旅」というテーマにすごく興味があり惹かれているのもあって尚更楽しい読書タイムだったぁ♪ 読んでいて面白いとかほっこりするとか癒される…というのは何度も味わってきたけれどワクワクする楽しさを味わう事は少なかった気がする。 もうまさに「楽しかったぁ」...続きを読むという言葉がピッタリな小説。 すっかり小説を通して自分が旅した気分で眼も心もお腹も満腹! 「ひとり旅」ってこんなにも人を変えてくれるもの?だとしたらものすごい魅力だ…ひとり旅。 読み始めの頃の日和と5度の旅を終えた日和は同じ人?と思うほど逞しくなっている! 旅を終えるごとに自信、判断力、エネルギーが満ちてきて物事を見る側面が変化している。 トラブルや負の出来事があってもそれを自然と良い方へ変換している日和に読みながら「すごーっ」と声をあげてしまった! まさに日和の人生を変えてしまった「ひとり旅」。 旅に出て楽しめてそこで得た経験が生きる力になるなんてホント、一石何鳥よ! 得た経験値って宝だなぁ。 その経験が「駄目かもしれないからやめておこう、じゃなくて駄目でもいいからやってみよう」と思わせてくれるって本当に素敵だ! すっかり「ひとり旅」始めてみたくなった。 いや、まずは少し遠出の「ひとり散歩」から^^; 知らない自分と出会えるかもしれない!笑 早く本屋さんに行って第二弾買ってこよう!
先日2巻を読んで面白かったので逆になったが 1巻を読んでみた。 実は2年前に読んでいたが、あまりというか全然内容を覚えてないので再読した。 前回と同じように楽しめた。 人生の幅を広げるにはやはり旅 だめかもしれないからやめておこう、ではなく 駄目でもいいからやってみよう どれもうなづける 蛇足だが、...続きを読む最近はノンアルコールビールを飲んでいるが、有名銘柄の日本酒を飲みたくなった。
新刊かと思ったら2年前に出ている12刷の大人気、ソロキャンからファンですが読みたい欲求がある作家さん、でもソロキャンと違う雰囲気で、日和の出だしからローギアの1速で走る軽トラみたいなっ。麗華に小宮山社長に出会えている幸せ 怒った取引先の人に佐原の旅話を日和の性格そのままに伝える後日談は素敵だなって、...続きを読む仙台旅の朝ご飯ビュッフェが自分もよく行くホテルでグッとくる(たしかに一泊は短い)、博多もピンポイントで玄界灘見るだけで幸せとか迷いがない。SNSの吉永君に外れた店がないにとあるけど自分はこういう展開が好きって事。自分も同じ経験がある年下で女性でリーダーで、なんでかんで自分がやる事に難癖をつけて注意という名のイジメを受けていたのを思い出す。女性の多い職場でその女性が嫌い(もちろん周りはほぼ嫌い)とポロっ言ったのを告げ口された為、はっきり意見を言えばよかったけど黙って働き続けて最後は自分が体調崩してやめた。
ひとり旅してみたいって思わせてくれる1冊でした。すべてのご飯が美味しそう過ぎてはやくひとり旅ができるようになりたいなって思いました。
様々な地をひとり旅行してみたい人なら読むと臨場感溢れる一冊。各地の様子や感動名場面など描写されている。旅行者自身も旅行前後で自己に変化が見られる。
書店で見かけて読んでみた。 24歳の人見知りを自認している会社員の女性が、上司に勧められて恐る恐る一人旅に出たらはまって、いろいろなところに一人旅に行った話。 行き当たりばったりな感じだけど、食との出会いに恵まれていて、出てくる食事がどれもとても美味しそう。一人旅は不便や寂しいこともあると思うが...続きを読む、無理なくうまく、一人旅の良さを描いている。そこに特化して、恋愛要素は出さなくてよかったんじゃないかと思う。 自分でもできそうな旅が書かれているので、旅に出たくなった。続編が読みたい。
連作短編で、日ごろの仕事と、それぞれの旅先での楽しい体験とが良い対比になっている。少し嫌な人もいるけど、基本的に、みんないい人で読後感も爽やか。こういう物語が好きです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ひとり旅日和
新刊情報をお知らせします。
秋川滝美
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
ひとり旅日和 道続く!
深夜カフェ・ポラリス
ソロキャン!
きよのお江戸料理日記
ありふれたチョコレート1
ありふれたチョコレート1
いい加減な夜食
「秋川滝美」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ひとり旅日和 ページトップヘ