秋川滝美のレビュー一覧
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様々なぼったくりキャラクターの視点から描かれる短編集。私が特に感情移入したのは医者としての将来の進路に悩む幹人の話と結婚後に些細なことからすれ違いが起きてしまう薫の話。
幹人は周りからの期待と自分のやりたいことの板挟みになって悩む姿が大学進学時の自分と重なって分かる〜!と思ってしまった。
薫の回は、結婚後に自分のことしか見えておらず薫が風邪を引いても気づかない旦那に最初はイラッとしたけど美音と要さんが許すはずもなく…更生した姿を見て大切な人には直してほしい所は周りの力を使ってでもちゃんと伝えた方がいいんだなと読んでいて感じた。
どちらの回も美音や要さんの優しくも的確なアドバイスにはっとさせられた。まだまだ続きそうなぼったくりシリーズの次の新刊がいつ出るのかとても楽しみ。 -
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ストレスがたまり、昔やっていたソロキャンプを再開。
やる事になったきっかけ、が出てくるわけですが
相手の人、社会人としてどうなのでしょう。
私情としか思えませんが、理由が何なのか知りたいです。
ソロが流行り出したおかげと、百均のおかげで
準備もできた…というのに、な天候続き。
そこもやきもきしましたが、出かけた主人公は
なかなか楽しそうです。
2話目がちょっとあれでしたが…。
出てくる料理も美味しそうですし、やろうと思えば
色々作れるのだな、と。
最後には知り合い(?)も出来てきてますが
ソロキャン仲間、という表現でいいのでしょうか?? -
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ネタバレ無口な店主
葱の焼き浸し ホタルイカの天ぷら 出汁巻き卵 小松菜のしらす和え 銀鮭のバター焼き
美音と馨の父母、健吾と奈津美がこの町内にやってきて、居酒屋を始めようと町内のみんなに挨拶に来る。
美音と馨の名字が久保田だったって、初めて知ったわ!
そして、居酒屋も最初は久保田だったっとは!
居酒屋の継ぎ方
もやしと白菜の胡麻よごし 肉豆腐 牛肉とタマネギのしぐれ煮
物語の始まりは、美音と奈津美の葬儀から。交通事故で二人とも亡くなってしまった。
心配する町内会の面々。美音は父と母の居酒屋を継ぐと宣言するが、もっと心配してしまう町内会の面々。
そこで、腕試しをする。その結果は上々だったのだが、九十九の高評価よりも1つの悪評のほうが気になってしかなかった美音。そして馨を甘やかしていては馨の成長もできない、ぼったくりの成長もない…
しかし、シンゾウやヒロシの説得によって、馨も成長しよう!美音も前向きに!という意識になった。
で、いつぼったくりになったんだ???????
獣医師の胸焼け
鶏唐揚げの大葉ソース掛け 刺身の盛り合わせ エボダイ煮つけ 焼きナス 山かけうどん
要の友達の獣医師里見がぼったくりに行くが定休日だった。帰ろうとしたところに要とばったり会う。そしてそのまま自宅に連行される。里見と要が出会った回顧録。
浴衣が取り持つ縁
スコーン ミルクティー(イングリッシュブレックファースト) 照り焼きチキンピザ オレンジコーラビア
自宅から浴衣が出てきた。着方がわからない馨と美音。
そこで要の母、八重に着方を教わりに行く馨。
ランチに八重が作ったピザとカクテルで話が盛り上がり、また着付けを教えてもらう約束をする。
遠くて近い仲
鰆のムニエル ゴボウと牛肉の炊き合わせ 鰆の煮つけ
鰆の酢じめ ホワイトアスパラガスのバターソース アスパラガスのベーコン巻き
要の取引先のドイツ人アーグストがぼったくりを訪れる。美音のことも美音の料理も大絶賛する。
アーグストとその祖父は上司と部下だけれど、ゲーム上では立場が逆転。日本とドイツで距離も遠い。でも、そうやって仲を深めていっている。ウメと孫もそうやって仲をふかめていければいいのではないかなと、美音は思ったのだった。 -
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ネタバレ序盤は、家族が互いを熟知しており、思いやりに溢れた会話を見ていて凄く温かさを感じていた。
しかし、キッチンカーの運営あたりから読み進める気持ちにブレーキがかかり始めた。
例えばルイ初登場の場面。
ルイは泥酔してたんじゃないのか?なんでそんなに会話できるの?
取ってつけたように、コノカのメニューに込めた想いの受け取られ方が会話として繰り広げられるから、少し萎える。
ルイとジュンジの会話。
店の前でこんな身の上話をべらべら喋るのもなんか変に感じる。
一方で、コノカの皆それぞれ大変であり、また何を大変と思うかもそれぞれ。という考えは好き。
自分の物差しで安易に相手を測ってはいけないと、いま一度気を引き締めた。
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最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
(ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)
特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、麻根重次「ロスト・マム」。
次回作『引き出しの奥に何かがある』を楽しみにしよう。