秋川滝美のレビュー一覧
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ネタバレ序盤は、家族が互いを熟知しており、思いやりに溢れた会話を見ていて凄く温かさを感じていた。
しかし、キッチンカーの運営あたりから読み進める気持ちにブレーキがかかり始めた。
例えばルイ初登場の場面。
ルイは泥酔してたんじゃないのか?なんでそんなに会話できるの?
取ってつけたように、コノカのメニューに込めた想いの受け取られ方が会話として繰り広げられるから、少し萎える。
ルイとジュンジの会話。
店の前でこんな身の上話をべらべら喋るのもなんか変に感じる。
一方で、コノカの皆それぞれ大変であり、また何を大変と思うかもそれぞれ。という考えは好き。
自分の物差しで安易に相手を測ってはいけないと、いま一度気を引き締めた。
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Posted by ブクログ
最初の一行は共通で、あとの展開が作者によって異なる、メフィストリーダーズクラブのショートショート企画の第七弾。「検索結果はありません」の一文で始まる24の短編集。
この一文で始まるので、あるはずのものがない、という内容が多め。そのためか、「小説版の世にも奇妙な物語短編集」のような内容が多く、楽しめた。
少々、落ちがわかりにくかったものがあったのはやや残念。
(ちなみに、短編集なので、ボリューム不足云々言うのはお門違いだと思ってる)
特に面白かったのは、風森章羽「検索の怪物」、金子玲介「お前のためのハンバーグ」、梨「被り拒否強火担なんで自衛でブロックします」、時農(著)阿井幸作(訳)「変容」、麻根重次「ロスト・マム」。
次回作『引き出しの奥に何かがある』を楽しみにしよう。 -
Posted by ブクログ
2026.07.28
このショートショート企画のなかでいちばん「これ、おもしろいな」と思った本。
お気に入りは3作。
市塔承さんは『最後の一行』がはじめましてで口調の軽さが好きで読みやすかったのだけれど、今回も突拍子もない物語でありながら一気に読めた。想定外にほっこり。
横関さんははじめましての作家さん。会社勤めしたことある?と思える内容。ヤマシタ、人事が天職だわ。出来る人ってこうよねと関心してしまった。
河村さんの物語はクイズ作問者ならではの視点かもしれない。動画でふくらPが「使う側より作る側が強い。世の中ってのはそういうもん」という言葉を思い出してにそにそした