村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村上春樹さんの短編集です。
のちに長編『ねじまき鳥クロニクル』に登場するキャラクターの
パラレルワールド的なお話も収録されています。
奇想天外な設定や登場人物などは、
読者の想像力を操る点で言うと、言葉の彩りを操ることで美しさなどを表現する
「詩」に近いものがあるかもなぁと思いました。光の当て方によっては
そういう見え方もする文学です。
哲学的な言葉もありますが、学問としての哲学から生まれ出るような言葉や思考が
綴られている場面があって、村上春樹さんの作品には時どきそういう記述が
出てきたりするのですが、だんだん、10代のころに比べてすんなりと読み進めることが
できるようになってきているこ -
Posted by ブクログ
村上春樹さんの小説は定期的に読みたくなります。
最近、村上春樹さんは新作の長編を発表されましたよね。
『1Q84』っていう、二冊組みの長編。すごい売れてるみたい。
このあいだ札幌に行った時に、二軒の本屋になんとなく入ってみたら、
どっちの店でも売り切れでした。重版できしだいうんぬんと書かれてもいた。
読みたいなぁとは思うけど、文庫待ちかな。村上春樹さんの本は
かなり読んでいて、残るところ僅かなのかもしれないので、
新刊で買って読んでもいいんですけどね。
『海辺のカフカ』も文庫で出るのを待ったけど、あの頃に比べて
村上春樹さんの作品に触れた頻度と度合いは深まっている。
さて、今回読んだ『回転 -
Posted by ブクログ
ぼくはクミコを無事、綿谷ノボルの観念の世界から救出することに成功する。首吊り屋敷の古井戸の底がその世界の入り口なのだが、途中この古井戸を手に入れるためにナツメグとシナモンに協力して霊媒師のような仕事をする。ぼくは古井戸で不思議な力を手にするのだった。
お話のところどころに、ぼくが出会う人々を通しての戦争体験とリンクしている場面が描かれる。古井戸は間宮中尉の戦争体験であったり、ぼくが手にするバットはナツメグの父親が目にする中国人の撲殺場面で使用するバットだったりする。綿谷ノボルの伯父は満州で戦争を経験して帰国するのだが、彼の不思議な力はいったいなんだったのか、最後まで詳細はなぞのままで話しは終 -
Posted by ブクログ
そんなに読みにくくない文章、のはずなんですが、意味が難解。むずかしいです。何回も何回も読み返してようやく理解できる。全部読むのに相当骨が折れました。それでもまだいまいち深くまで解ってないんじゃないか、これと思ってしまう体たらく。まだまだ読者としての力がついてないぜ自分!村上春樹さんの役ということですが、全然村上の匂いがしない。表題作の「最後の瞬間の〜」のタイトルが凄く好きなんですが、想像していた内容と全く違っていて逆に面白かったです。何故か「しぬまでにしたい10のこと」的な内容を想像していたんですね。この人はああいう内容の文章は書かないだろうなぁ。1年後ぐらいに再読して、どれくらい自分に読解力