村上春樹のレビュー一覧

  • 辺境・近境 写真篇

    Posted by ブクログ

    村上春樹って京都育ちかとおもってたら「阪神間少年」だったんだ。彼の育った神戸高校もでてくる。からす島、神戸には原風景が見える。イーストハンプトン、アメリカの写真には文明の反映に裏づけされた安心・安全が見えるし、メキシコ、ノモンハンには悠久からの文明に媚びない意志の強い自然が見える。

    0
    2012年07月17日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    村上春樹の小説の主人公が、その作品中に好きなアーティストや、レコードを語るシーンがよく描かれるが、そのトーンで作者自身がJAZZアーティストを語った一冊。 本に登場した未知のアーティスト達は、早速聴いてみる事にしよう。 そこからの出逢いにも期待。

    0
    2012年07月01日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上ジョ-クは今ひとつだったけど、やはり着眼点は面白い。
    印象的なのは、ギャルソンと小岩井農場、そして玉姫殿。
    1986年に書かれてから26年・・・今の状況が気になる。

    0
    2012年06月16日
  • 村上朝日堂超短篇小説 夜のくもざる(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上春樹の本を一度読んでみたくて購入しました。作風は朗読のようにすうっと入ってくる語り方で、読みやすいです。でも、内容は不思議なものばかり。村上春樹の頭の中はどういう回路になってるんだろうって本気で考えた。違う本を読みたくなりました。

    0
    2013年05月20日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和61年というバブル期に勢いがあったであろう
    様々な工場を村上春樹が見学し、その工場の様子を
    レポートした読み物。

    工場といっても普通の工場ではなく
    人体模型、結婚式(工場というよりただの結婚式場)
    消しゴム、小岩井農場、CD、ギャルソン、アデランスという
    特徴的な様々な工場を見学しています。

    CDなんて当時まだあまり浸透していなかったようで
    CDとは何たるかという説明がついたりして時代を感じます。

    とにかく様々な工場を通じて日本という国の現状を
    村上春樹が分析していてなかなか面白いです。
    個人的にはアデランスの工場が特に面白かったです。

    0
    2012年11月23日
  • 意味がなければスイングはない

    Posted by ブクログ

    「スガシカオ」の節しか読んでないけど(ていうよりは、スガシカオ目的で買った本やし、私の身の丈が、ぜんぜん村上春樹に追いついてなくて、他はわからなさそうで・・・)、めちゃくちゃすごい!春樹の文章表現。音楽という、しかもJポップという、抽象と具象、または、実体のないものとあるものの中間にある「音楽」について、こんなにわかりやすい言葉で説明できるなんて!自分の考えをそこにすっと乗せられるなんて!!やっぱすごい!!これまた、引用にたくさん登録したけど、春樹の考えが、ものすごく私の意見を代弁してくれているもんだから、うんうん、って思いながら、余計に力が入って読んでしまった!!もっと余裕ができて、大人の音

    0
    2012年01月25日
  • ポートレイト・イン・ジャズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    そう、フッと読みたくなって買ってきた。
    シャレてる。
    こんなコラムが書けたら、どんなに楽しいだろう。

    和田さんの絵もいい。


    またジャズを聴こう。

    0
    2012年01月17日
  • TVピープル

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんの短編集です。
    のちに長編『ねじまき鳥クロニクル』に登場するキャラクターの
    パラレルワールド的なお話も収録されています。

    奇想天外な設定や登場人物などは、
    読者の想像力を操る点で言うと、言葉の彩りを操ることで美しさなどを表現する
    「詩」に近いものがあるかもなぁと思いました。光の当て方によっては
    そういう見え方もする文学です。

    哲学的な言葉もありますが、学問としての哲学から生まれ出るような言葉や思考が
    綴られている場面があって、村上春樹さんの作品には時どきそういう記述が
    出てきたりするのですが、だんだん、10代のころに比べてすんなりと読み進めることが
    できるようになってきているこ

    0
    2025年06月16日
  • 回転木馬のデッド・ヒート

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんの小説は定期的に読みたくなります。

    最近、村上春樹さんは新作の長編を発表されましたよね。
    『1Q84』っていう、二冊組みの長編。すごい売れてるみたい。
    このあいだ札幌に行った時に、二軒の本屋になんとなく入ってみたら、
    どっちの店でも売り切れでした。重版できしだいうんぬんと書かれてもいた。
    読みたいなぁとは思うけど、文庫待ちかな。村上春樹さんの本は
    かなり読んでいて、残るところ僅かなのかもしれないので、
    新刊で買って読んでもいいんですけどね。
    『海辺のカフカ』も文庫で出るのを待ったけど、あの頃に比べて
    村上春樹さんの作品に触れた頻度と度合いは深まっている。

    さて、今回読んだ『回転

    0
    2025年06月14日
  • 遠い太鼓

    Posted by ブクログ

    著者が三年間南ヨーロッパに滞在した時の記録。
    ギリシャやイタリアが主に住んでいたところ。
    特にためになるような話はないのだけれど、その土地その土地の匂いが
    感じられるような文章が多い。悪戦苦闘しているところなんかは
    けっこう面白かったかな(読み手の性格が悪いわけではない)。

    0
    2025年06月06日
  • 東京奇譚集(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    手軽に楽しめる短篇集。

    この本は東京に住む人々を主人公とした5編の短編集です。
    『神の子供たちはみな踊る』や『アフターダーク』よりも面白かったです。
    筆者はオカルト的なものに興味を持たないと書いてありましたが、
    けっこうオカルト的な話だったなぁという感想。
    不思議な展開をするんですよね、どれも。
    そういうところで読者を満足させてくれます。

    0
    2025年06月06日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

    Posted by ブクログ

    生ける伝説的な女流作家の短編集。文章の流れがそのまま意識の流れになっているようなリズムで、読み進めるのは簡単だけど意味をつかまえるのは相当に難しい。何度か再読して真価を発揮しそうな作品群です。

    0
    2011年09月14日
  • 東京するめクラブ 地球のはぐれ方

    Posted by ブクログ

    あまり行きたいと思わない場所へ行く旅行記。名古屋、熱海、江ノ島、清里とちょっとずれた日本の街から南の島に出掛けたと思ったら、極北のサハリンまで。読む分には楽しいし、何回か吹き出したが実際に旅行を計画するならもう少し別のところにするだろうなと思った。カニは好きだけど、トドの群れはそこまでして見たいとも思わない。あとがきの最後、幸せの敷居を下げることが・・・と言う提案がやけに心に残った。

    0
    2011年06月05日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    おなじみ春樹&水丸コンビの工場見学記。人体模型とかコム・デ・ギャルソンとか、時代はひと昔前だけど企業のチョイスがおもしろい。小岩井農場の<経済動物たちの午後>は、読み物として特に印象的だった。

    0
    2011年05月05日
  • 日出る国の工場(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上春樹&安西水丸先生のコンビでいく日本の工場の記録。

    人体模型の工場のはなしで前振りが長かったこと以外は楽しかったです。

    0
    2012年04月03日
  • 村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    村上春樹がボストンに住んでいたころのことをつらつらとつづったエッセイです随所にねこのはなしがでてきて、ねことの縁がつづられています。「ノルウェイの森」がイタリアとギリシャを行き来していたころに書かれたとか、フルマラソンのことや、いろいろおもしろく読みました。

    20180613再読

    0
    2018年06月13日
  • ねじまき鳥クロニクル―第3部 鳥刺し男編―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ぼくはクミコを無事、綿谷ノボルの観念の世界から救出することに成功する。首吊り屋敷の古井戸の底がその世界の入り口なのだが、途中この古井戸を手に入れるためにナツメグとシナモンに協力して霊媒師のような仕事をする。ぼくは古井戸で不思議な力を手にするのだった。

    お話のところどころに、ぼくが出会う人々を通しての戦争体験とリンクしている場面が描かれる。古井戸は間宮中尉の戦争体験であったり、ぼくが手にするバットはナツメグの父親が目にする中国人の撲殺場面で使用するバットだったりする。綿谷ノボルの伯父は満州で戦争を経験して帰国するのだが、彼の不思議な力はいったいなんだったのか、最後まで詳細はなぞのままで話しは終

    0
    2026年08月08日
  • 意味がなければスイングはない

    Posted by ブクログ

    なにより時間がかかったほんと
    面白いから退屈はしないんだけど長い長い
    端から端まで全部読まないと話がわかんないんだもん
    おしゃれにジャズが聴きたいです

    0
    2010年02月24日
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化

    Posted by ブクログ

    「人生はうまくいかないものだ」
    とすれば
    「『人生はうまくいかない』という点において僕の人生はなかなかうまくいっている。」
    そういう草食的人生観を落ち込んだ時に処方することがある。
    屁理屈である。でもどれだけ立派な理屈だって人生を語ることはできない。

    この本から得たものはほとんどないと言ってよい。おそらく、年をとるごとに色を変えていく小説ではないかと思う。ああ、10年後の僕よ、この小説をどう思う?ハタチってのはやっぱりガキなんだろうか?なぁ。もう結婚した?

    0
    2009年12月22日
  • 人生のちょっとした煩い

    Posted by ブクログ

    ちょっと個人的には合わなかったような感じです。物語に入り込めなかったという感じです。私にとっては読みづらかったかなあ。

    0
    2009年10月19日