村上春樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
村上春樹作品をここ数年集中的に読んできたが、初めて面白くないと感じた。原因は明らかだ。「実作者の経験から言うと」という台詞が多すぎて鼻につく、ということ。目立たない小品の、しかも村上自身が言っているように、あまり成功作とも言えないような作品を俎上に載せて、あれこれと論じるのはどうも感心しないし、その創作者の視点自体に危うさが感じられる。文学作品が生まれる過程というのは一様ではなく、一般化することなど到底できないだろう。個人の経験が分析の目を却って曇らせることもある。
とは言っても、やはり面白いところもあった。取り上げた作品を読んでみたい気にさせたのだから。 -
Posted by ブクログ
週に一度は耳にしていたジャズが、ある日突然体に染みこんでどこかに落ちていった。きっと、予測不可能でゆらぎとグルーヴを楽しむ大人の音楽、ジャズを楽しむ準備ができたってことなんでしょう。ということで、本腰をいれてジャズに取り組むことにしました。
村上さんはやっぱり年代のせいか、古いものが好きですね。キース・ジャレットやブラッド・メルドーをよく聴く私にとっては、ウェス・モンゴメリー、オスカー・ピーターソンなんかはは新鮮でした。
村上さんに共感できるかというと、微妙。。やっぱり育った時代が違うのが決定的でしょう。ジャズ黄金期にあって、どんな人がどんなふうにいいのかということを入門的に知るにはいい本だ -
Posted by ブクログ
ネタバレ村上春樹氏とその相方でもあるイラストレーター安西水丸氏による工場訪問記。
人体標本、結婚式場、消しゴム工場、小岩井農場、コムデ・ギャルソン、 パナソニックCD工場、アデランスの7つの工場。
普段生活の一部となっているものが、どう作られているか・・・その舞台裏を見れるなんて面白そうだ。
水丸さんのイラスト付き。いつも思うが、この人の絵はヘタウマだ。でも実は電通のアートディレクターを経て、平凡社で出版の仕事にも携わっていたという過去があるらしい。意外とスゴい人なんだ。。でも、妙に村上氏のエッセイに合う。
面白かったのが、小岩井農場とアデランスかな。
農場は、「牛に願いを」というドラマが好きなのと、