齋藤孝のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
『徒然草』を古典の授業だけのものにしておくのはもったいない。
現代人のコミュニケーションやビジネスにも使えるヒントが満載されているのだ。
「集中力を高める」「自分の得意技を持て」「眼力をつける」「知ったかぶりをしない」「余韻を残す心遣い」「嫌な気分を整理する方法」…。
先人の知恵からインスピレーションをどうやって得るのか、斎藤流の手法で紹介。
「古典はムリヤリにでも自分にひきつけて“使う”というくらいの気持ちで迫るのがちょうどいい」と語る。
教科書には載っていない「平成徒然草」の読み方。
[ 目次 ]
序 『徒然草』の使い方
第1章 上達の秘訣(やりたいことはすぐ取り掛かる―第百五十五段;真似ることで上達する―第八十五段;人前に出て、技は磨かれる―第百五十段 ほか)
第2章 生きるのが楽になる知恵(三人の先達を持つ―第五十二段;勝手な行動が許されてしまう人―第六十段;眼力をつける―第百九十四段 ほか)
第3章 人生を深く味わう極意(大欲と無欲は同じ―第二百十七段;孤独を技にして、自らを深める―第七十五段;余韻を残す心遣い―第三十二段;嫌な気分を整理する方法―第十一弾)
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☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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ネタバレ[ 内容 ]
凡人が自らを「凡人」だとしっかり認識することは大切なことだ。
偉人から素直に学ぶ意欲が生まれ、一流に確実に近づくことができるからである。
本書では現代の産業社会の基礎をつくった偉人六人の「仕事のルール」を開陳する。
「運を信じない」(エジソン)、「喜んでタダ働きする」(カーネギー)、「座右の書を持つ」(渋沢栄一)、「『発明家魂』を持つ」(豊田佐吉)、「遊びから学ぶ」(小林一三)、「変化自体を習慣化する」(フォード)…。
大実業家たちの生き方に感動しながら身につける成功鉄則が、あなたを一回り大きくする。
[ 目次 ]
第1章 エジソンルール
第2章 カーネギールール
第3章 渋沢栄一ルール
第4章 豊田佐吉ルール
第5章 小林一三ルール
第6章 フォードルール
[ POP ]
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[ 内容 ]
「憧れの矢になれ」「友ならば敵であれ」毎日に効く寸鉄のことば。
いまある自分を乗り越える。
[ 目次 ]
第1章 一本の矢になれ(目指すは憧れの矢;自画自賛力;愛せないなら通り過ぎよ;ルサンチマンから逃れよ;嫉妬を消し去れ;友ならば敵であれ;頼りない友人ならいらない;原罪の概念を蹴飛ばせ;平等を説く者は毒ぐも;逃れよ、君の孤独の中へ)
第2章 一瞬を生きよ(瞬間を生きよ;偶然の力;これが生だったのか、よし、もう一度;最初から飛ぶばかえいでは、高くは飛べない)
第3章 肉体の声を聞け(踊る神を信じよ;肉体は本来のおのれ;大河にならねばならぬ;エネルギーの元栓を開けておけ;大地に忠実であれ)
第4章 過剰を贈れ(太陽の光;蜂蜜たれ;知恵は贈り物;祝祭の技を習得せよ;リーダーの危険は、羞恥を失うことだ;師弟関係を卒業して、友になれ;読書する怠け者)
第5章 クリエイティブに生きろ(力への意志;身体の内側から感動する力;評価というクリエイティブ;自分が回りたいから回るのだ;運命を浴するか;風を受けよ;エッジを走る人を敬え)
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ネタバレ本書は、幕末の儒学者であるが佐藤一斎が40年間思索して
本にした「言志四録」に、齋藤孝がそのなかから一部セレクトして、
自らの経験または、現代の事例に置き換えて分かりやすく解説を加えたものです。
私も本書を読むまで、佐藤一斎についてほとんど知りませんでしたが、
幕末から、明治にかけての重要な人物の多くは、佐藤一斎の教えを
受けたといってよく、弟子の佐久間象山の門下には、坂本龍馬や
勝海舟、吉田松陰といった錚々たる人物がいるようです。
また、西郷隆盛は、「言志四録」を生涯座右の書としていたほどです。
この本のお勧めは、座右の銘が見つかるとまではいかないかもしれませんが、
仕事上で判断に迷った時などに役立つ言葉が多数含まれています。
序章で、齋藤孝も
「人は、今の状態があまりいいと思っていなくても、なかなか行動を
変えることはできないもの、そうした時に、判断をずらすきっかけとなる
言葉が自分の中にあれば、行動を変えることができる」
と述べていますが、西郷隆盛が座右の書としたことが納得できる、
そのような言葉がきっと見つかるはずです。
全部読む必要は無く、一つでも自分の
行動を変えられる、自分の心に響く言葉を見つけられれば、良い本だと
思いますが、時間の余裕のあるときに手にとって見てください。 -
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ネタバレ[ 内容 ]
コミュニケーション力が身に付く普遍的論理とは?
曰く「国語教育を充実させよ」「英会話ごっこのような早期教育を止めよ」「『型』の訓練を中心に据えて、素読、暗誦、反復練習を」。
[ 目次 ]
序 「英語が使える日本人」幻想から醒めよ
1章 英語力の基礎は日本語力
2章 英語教育のここを改めよ
3章 上達の法則
4章 右手に素読、左手に文法
5章 日本の教育を変える斎藤メソッド
6章 教材選びのポイント
7章 「本物」だけを見続けよ
8章 21世紀の「英語達人」のすがた
[ POP ]
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慶應義塾大学や丸善を設立した実業家であり、かつ『学問ノススメ』をはじめとしたベストセラーを著した文筆家、福沢諭吉の人となりを、著者の視点で論じている。僕にとって福沢諭吉は立志伝中の人物であり、その人物が“何を成したか”は知っていても、“生存中に何を考えて行動していたか”については初めて目にする内容ばかりであった。著者の描く福沢像からは、いかにも英雄然としている姿はうかがい知れず、非常に進んだ(むしろ現在の視点からは常識的な)見識を持ち合わせているものの、(お酒が大好きだったり、嘘を上手についたりと)人間臭く生きた姿がイメージできた。
著者が『最高の啓蒙者』と評価する、福沢諭吉の著書(もちろん現代口語訳)を読んでみたくなった。 -
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異分類とされるものでも、上達のプロセスには普遍性がある。上達というものが技能の獲得であるのなら、技の獲得の仕方、そして技の活かし方に着目すれば上達の普遍性が見えてくる。
上達のプロセスの普遍性を獲得するには、三つの力を意識することだ。コメント力(要約・質問力)、段取り力、まねる・盗む力の三つである。
自分の理想・目標とする対象から積極的にこう在りたいと思う部分を吸収する。そして自らが他者よりもその技能について秀でている場合は組織としての最適化を行い、大きな視点を持つ。最後に、エッセンスを抽出し要約する、重要な部分に気付き質問する。
また、上達のプロセスに普遍性はあるものの、やはり個人差は生じる。もし自らの傾向を見つけた場合は、それを活かし、普遍性を自分のスタイルに溶け込ませることだ。
普遍性の獲得と自己への適応、そしてそれを自分は行えるという確信を持つことが、上達の秘訣だ。