亀山郁夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ドストエフスキーの翻訳で知られるロシア文学研究者の著者が、少年時代から青年時代を経て、老いに向きあいつつある現在にいたるまでのみずからの来歴を振り返りつつ、教養の意義について語ったエッセイです。
「教養」の失効が問題視されるようになった時代はとうの昔のことで、むしろ比較的近年になって、阿部次郎の『三太郎の日記』に代表される、いわゆる「大正教養主義」について、竹内洋や高田里惠子らの歴史的・批判的な立場からの検証がなされたことで、かえって「教養」ということばを目にする機会が増えたように感じます。そうした現代において、「教養」というテーマを正面に押し出して、その意義についての考察が展開されている、 -
Posted by ブクログ
お前が白痴じゃ!ドストエフスキー!(# ゚Д゚)
はい、言ってやりましたよ
世界的大文豪にきっぱりと言ってやりましたよ
だいぶすれすれですけどね
良い子は人様に向かって白痴とか言っちゃダメですからね
とにかく言ってやりました
まぁ、言い返してくることもないでしょうからね
遠の昔にお亡くなりになってますから
うんまぁ、そもそも「どうとでもとれる」ってところを目指してもいるんでしょうけどね
どうとでもとれ具合が半端ないのよ、ドスちゃん
もうちょっとヒント頂戴よっていうね
結末もすごいし
この結末にする意味がちーともわからんよ
結局
ナスターシャはムイシキンが好きー
アグラーヤもムイシキン -
Posted by ブクログ
いやもうムズ過ぎるわ!
〜聖なる愚者ムイシキン公爵と友人ロゴージン、 美女ナスターシャ、 美少女アグラーヤ。はたして誰が誰を本当に愛しているのか? 謎に満ちた複雑な恋愛模様は形を変えはじめ、やがてアグラーヤからの1通の手紙が公爵の心を揺り動か
す。 「イッポリートの告白」 を含む物語の中核部分、登場。〜(裏表紙より)
Σ(゚Д゚)
いや、いつの間にアグラーヤ加わっとんねん!っていうね
はい、もう議論やら告白やら宗教談義やらリベラリストがどうとか、カニバリズムがどうとか、延々と続きます
しかも結局『黙示録』が分かってないと理解するのが困難っていうね
出ました「聖書の壁」
そして、今巻 -
Posted by ブクログ
読んだ本 カラマーゾフの兄弟5 ドストエフスキー 20240602
最終巻は、本文60ページで残りは「ドストエフスキーの生涯」と「解題」。なんか感想が変わっちゃうんで解説とかは読まない方なんでありゃって感じ。
エピローグっていうだけあって後日談って感じ。
しかし、読み終わって思うのは、これだけ神の在不在なんかを描きながら、奇跡らしいことが全く起こらない。死ぬ人は死んで、誰も救われない。聖人も死ねば腐臭を出すし、父殺しの裁判でも客観的事実のままに裁かれ、読者の知る事実は無にされる。ある意味身も蓋もないお話なんだよな。
神はいない。だけど必要だから人間が作った。ってのがイワンだったっけな -