新カラマーゾフの兄弟 上

新カラマーゾフの兄弟 上

2,090円 (税込)

10pt

3.7

ドストエフスキーの未完の傑作、ついに完結……あのミリオンセラーの翻訳者が作者の遺志を継ぎ、現代日本を舞台に「父殺し」の謎に迫る。桁外れのスケールで贈る、著者初小説!

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新カラマーゾフの兄弟 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人物が薄かったり、幾らか説明的に過ぎたりと、小説としては粗が目立つところがある。
    物語の本筋もカラマーゾフの兄弟の舞台を日本に移しただけのようなものになっている。
    しかし、作者の死によって描かれなかったアリョーシャの後編での役割や、フョードル亡き後の父殺し、延いては前編では狂言回しに徹していたアリョ

    0
    2024年10月16日

    Posted by ブクログ

    なかなか読みづらいようにも感じますが、地下室の手記よりは読めます。
    あっちこっちと寄り道するところも含めて、群像劇的だと感じました。

    0
    2016年06月20日

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーを齧った者なら、
    書店で並ぶ本書を見て、ある種の驚愕が走ったであろう。
    新カラマーゾフの兄弟。ここまで大胆なタイトル、著者はあの亀山郁夫。
    なるほど、ここまで大胆なのにも納得できる。

    カラマーゾフの兄弟と絡めながら読み解いていくも
    上巻だけで相当な量である。一筋縄ではいかない。

    0
    2015年12月16日

    Posted by ブクログ

    難しかった。
    カラマーゾフの兄弟を模して黒木家という一家にまつわる謎に迫っていく。
    宗教の話も出てくるので抵抗のある人もいるかもしれない。
    君が無関心なところで世界が動いているかもしれない、が印象的な言葉だった。

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    私もカラマーゾフの兄弟の新訳かと思っていた一人です。舞台も日本で時代も現代になり、読みやすいかと思いましたが、難解でした。登場人物の関係性も複雑で、時間も前後するので、混乱しました。一読では理解不十分という感じで、下巻も読むか悩んでしまいます。原作はもっと大変なんだろうな。名作って難しいのね。

    0
    2023年10月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    西ヶ原の回想が懐かしい。東京外語OBには必読かも。亀山先生と原卓也先生とはこんな関係だったのかと思うと、改めて興味深い本である。

    0
    2016年01月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私の主人公に愛を込めて。

    『カラマーゾフの兄弟』を読んでいて、かつ、1995年という時代(阪神大震災やオウムなど)の空気を知っていないと、この話を読むのはしんどいと思った。Kの手記と黒木家の物語が交互に入ってくるのは、どこで関わってくるのだろうと読み進める吸引力にはなったけれど。でも、いかんせん長

    0
    2016年09月22日

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