亀山郁夫のレビュー一覧

  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    ネタバレ

    長い物語の中で、いくつもの父と子の関係が描かれている。
    ヒョードルと実子たちと私生児
    二等大尉とイリューシャ

    血のつながりだけではなく、「父=教え導く者」としての関係性も散見される

    長老とアリョーシャ
    アリョーシャとコーリャ(コーリャに父がおらず、偏った考えで突き進むところも印象的)、こどもたち

    そして、ロシア正教に基づく神と登場人物たちの関係

    勤めを果たさない父を持った4人のカラマーゾフの兄弟のうち、外の世界に父を求めたアリョーシャだけが、精神の安寧を、救いを得たようにみえる。

    最後のシーンでアリョーシャは、両親の元で幸せに過ごす幼少期の尊さを少年たちに説くが、今後の自分たちの繋が

    0
    2025年09月24日
  • 罪と罰 1

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    カラマーゾフの兄弟からの流れでよんだ
    カラマーゾフの兄弟のおかげでロシアのテンションには慣れていたのでカラマーゾフよりはすんなり読めた が、 特段面白いとは感じなかった覚えがある でも面白いとゆう投稿がたくさんあるからまた読んでみようかな

    0
    2025年09月12日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    はじめてのロシア文学
    慣れるまで時間がかかったがなんとか読めた
    ストーリー云々より やっと読めた!とゆう感慨のが大きかったのですぐに再読してみたがやはり大きな感動はなかった
    色んなテーマが複雑に絡み合って書いてあるがちょっと自分には縁が遠いテーマが多かった
    ロシアのテンションがあまり受け付けなかった
    名前がややこしい…

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    2025年09月12日
  • 罪と罰 3

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    第三巻 (収められているのは第五部 第六部 エピローグ)
    巻末に読書ガイド ドストエフスキー年譜 訳者あとがき

    第三巻 色んなことが起こりすぎてエンタメ感満載

    ルージンがソーニャに窃盗の濡れ衣をきせるとか
    カテリーナ(マルメラードフの妻)が狂い死にとか
    ラスコとポルフィーリーの口合戦(自首をうながされる)とか
    スヴィドリガイロフ(ソーニャに老女&妹リザヴェータの殺害を打ち明けてる時に隣の部屋で盗み聞きしてたので)と話し合うけど決裂とか
    ドゥーニャもスヴィドリガイロフと会うけど彼の愛を拒否ってピストルで撃つとか
    失意にスヴィドリガイロフはピストル自殺とか

    後半はエンタメ感に驚いた
    エンタメ

    0
    2025年08月22日
  • 罪と罰 2

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    第二巻(収められているのは第三部、第四部)

    老女殺しは
    てっきり貧乏と、心気症と、老女の因業な金貸しが憎くて殺害かと思ってたけど、それだけではない様子

    ラスコの考え方、思想も殺害に影響している

    ラスコを追い詰める予審判事ポルフィーリーがおもしろい

    「選ばれた人間は思想や自分の信じる道を実現するにあたり、誰かを殺してもかまわない」というラスコの思想を指摘し、

    曖昧模糊にラスコをあおって、じらして、頭に来させて、相手の内面を揺さぶり心理的に追い詰める

    泳がせて、相手がボロをだす、カマをかけるみたいなやり方で

    読みにくさはあるけど、おもしろさもあるので第三巻も読む

    0
    2025年08月12日
  • 罪と罰 1

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    エピローグ付きの六部からなる長編小説 第一巻(収められているのは第一部、第二部)

    1865年夏当時のロシア首都サンクトペテルブルクが舞台
    元大学生の青年が金貸しの老女を殺害する話

    貧困と精神的な行きづまり
    心気症に似た鬱的な状態で
    金貸しの老女を憎むようになる

    「ある考え」(殺害)を実行に移すかどうか逡巡し、重なり合う様々な偶然により犯行へと導かれる様子が主人公(ラスコーリニコフ)の心の声、セリフなどで語られる

    殺害は老女だけでなく、その妹も計2人

    孤独かと思いきや心配してくれる友人ラズミーヒンや、世話をしてくれるナスターシヤがそばにいて意外。

    巻末に訳者亀山郁夫の読書ガイドがあり

    0
    2025年08月05日
  • 白痴1

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    まずこれが恋愛文学 しかもかなり 世界最高峰の恋愛文学とされていることにびっくりします
    これは 恋愛なのか?恋愛を題材にはしてるけれども もっと複雑な人の感情とかを 深層心理の部分で掴みに行くような気がします
    まあ 言ってみれば さっぱりわからないということなんですけれども。ただそれでも主人公含め 周りのキャラクターが非常に魅力的でなぜか読まずにはいられないというドストエフスキー ならではの超難問を突きつけられる
    でもなぜか読んでしまう 物語です
    理解には至らずとも、感情をわしづかみにする威力で4評価です

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    2025年08月03日
  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    モームの「世界の十大小説」に選ばれているカラマーゾフ家の物語。冒頭に著者の前書きがあり、それがべらぼうに面白い。
    主人公はカラマーゾフ家の三男アリョーシャ……なんだけど、どのキャラも濃くて……濃い笑

    一巻ではカラマーゾフ三兄弟の出自から始まり、アリョーシャが身を寄せている修道院での宗教の話から、おそらく話の核になりそうなスメルジャコフの出自とグルーシェニカの登場シーンまで。

    ドストエフスキーといえばのキャラの濃さがすごい笑。一緒に暮らすのは嫌だけど、話に聞く分には興味深い人が

    たくさん出てくる。
    カラマーゾフ家もだし、女性陣もすごい。なんかもう、すごい。
    フョードルも、酒飲みのおっさんか

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    2025年07月22日
  • 罪と罰 3

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    初めてのドストエフスキー。
    登場人物の名前が最初は覚えられずにネットにあった相関図と睨めっこしながら読み進めたが、最後には随分と理解できるようになった。

    全てを環境のせいにし、自分を正当化して身勝手な罪を犯したラスコーリニコフ。
    彼は自分自身や自分と近い人には優しくできないのに、そうではない人に対しては優しさを持てるところに共感した。

    自分も、家族や友達には「俺はこんなに不幸なのに」と当たる時もある。
    でも、顔も知らない人のために募金をしたり、道を教えてあげたりする。
    誰にでも「いい人」と見られたいという欲求が確かにある。

    そんな中で出会ったソフィアを通して、本当の愛というもの知ることに

    0
    2025年06月17日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    ずっと読んでみたかった名作。めちゃくちゃ長くてめちゃくちゃ時間かかったけど読んで良かった!
    あとがきにあった、四巻+エピローグという形式は交響曲の形式と似ているっていうのにすごく納得。
    第一部がアレグロ・コンブリオ(速くいきいきと)。登場人物が多い割に、時系列や人物関係、キャラクターが分かりやすくまとめられていて、さほど苦労せずに読めた印象。カラマーゾフとは何たるかを知る場面。
    第二部がアダージョ(ゆっくりと)。ここが長くて辛かった!あとがきにここで挫折する人が多いとあったけど、それも頷ける。神がかり的な力を持つゾシマ長老に傾倒する無垢な三男アリョーシャと、「神がいないことで全てが許される」と

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    2025年06月13日
  • 罪と罰 3

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    長大な物語を饒舌な会話の力で一気に押し切るという本作の技法は、現代のエンターテインメントにとっても参考になるだろう。読者にとっては、程よい長距離走のような読書体験であり、読後には大きな達成感が得られる。
    ただし、「殺人」というテーマの是非については掘り下げがやや不十分かもしれない。ソーニャへの悔悟に関しても、まだその入口に立ったに過ぎない。

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    2025年04月18日
  • 罪と罰 2

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    ネタバレ

    長大な物語を饒舌な会話の力で一気に押し切るという本作の技法は、現代のエンターテインメントにとっても参考になるだろう。読者にとっては、程よい長距離走のような読書体験であり、読後には大きな達成感が得られる。
    ただし、「殺人」というテーマの是非については掘り下げがやや不十分かもしれない。ソーニャへの悔悟に関しても、まだその入口に立ったに過ぎない。

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    2025年04月18日
  • 罪と罰 1

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    ネタバレ

    長大な物語を饒舌な会話の力で一気に押し切るという本作の技法は、現代のエンターテインメントにとっても参考になるだろう。読者にとっては、程よい長距離走のような読書体験であり、読後には大きな達成感が得られる。
    ただし、「殺人」というテーマの是非については掘り下げがやや不十分かもしれない。ソーニャへの悔悟に関しても、まだその入口に立ったに過ぎない。

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    2025年04月18日
  • 増補 『罪と罰』ノート

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    難しかった…。
    キリスト教や思想に関する単語を知らないと理解が難しいかもしれない。これは罪と罰そのものに言えるだろうけれども。

    分かるようで分からない。体系的に解説されているわけではなく、ただ章ごとにズラズラと述べられていくので自分の読解力では難しかった。またリトライしたい。

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    2025年03月20日
  • 罪と罰 2

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    一巻に比べかなり物語の解像度 (犯行動機、哲学的な背景)が高くなってきたが、まだイマイチ犯行動機がしっくり来ない。新しい考えを実現させるためには犠牲者を出してかまわないという持論をラスコーリニコフは持つが、ラスコーリニコフの持つ新しい考えが何か分からず、またそのせいで老婆が殺されたという因果関係もまだ理解できない。これからどうなるのか展開が楽しみ。
    それはそうとやはり解説が詳しくて素晴らしい

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    2025年02月28日
  • 未成年3

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    ネタバレ

    終わってみれば何のことはないのだが、語り手アルカージーだけが事態に気づいていないパターンが繰り返され、読者としても振り回されるかたちになった。
    父と子が揃って幼稚で、醜態を演じていて呆れ返ってしまった。特に感動屋で相手の嘘を見抜けないアルカージーにはヤキモキさせられる。どこに行っても子ども扱いされていて、まさにその通りの若者なのだ。今後働き口を探したら探したで何かよからぬことに巻き込まれそうだし、大学に行ったら行ったで詐欺に遭いそうで正直不安だ。
    マカールの話を聞いているときだけは少なからず幸せを感じた。しかし彼の話はそれを聞いている瞬間は感動を呼び起こすが、忙しない日常のなかに埋もれていくも

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    2025年02月28日
  • 未成年1

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    ネタバレ

    話の流れが掴みにくく読みにくいが、人々の理想や信念や思想がたくさん出てきて、それにじっくり向き合いたくなるような小説だ。
    死者が出たのは驚きだったが、この出来事を通してまた登場人物たちがどう考えるのか、興味がある。
    主人公アルカージーには、父と母を憎むのに十分な理由があるように思うが、そう単純には描かれていないことが徐々にわかってきた。憎んでもいるが愛してもいる。人間の複雑な心を深く見つめる視線を感じて好ましい。
    妹のほうが落ち着いた聡明さを見せたりしていて、アルカージーのそそっかしさが目立ち、これから何をするつもりなのか心配だ。
    その未熟なアルカージーの目線で話が進むため、全貌が見えていない

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    2025年02月21日
  • 悪霊 3

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    『悪霊』と聞いてどんな姿を思い浮かべる?
    姿があるものと仮定してだけど

    なんか、むにゃむにゃっとした奴
    向こう側がぼんやりと見える半透明で、色は黒っぽいけど、青でもあって、見ようによっては赤っぽくもある
    体はなんか剥ぎ取られたカーテンのようで、形はあるようでないような
    とにかくでっかくてゆらゆらしていて、何かこう覆いかぶさってくるような
    で、ギザギザした口と尖った目が付いている

    自分が思い浮かべる『悪霊』はそんな姿だ

    そしてドストエフスキーの『悪霊』もそんな物語だった

    別にいいのです
    誰にも理解されなくても

    『悪霊』はなんかむにゃむにゃっとした悪意のかたまりの物語でした

    さぁ、ネン

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    2025年02月18日
  • 罪と罰 1

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    ずっと読みたかった本。描写が細かくゆっくり読めば状況をイメージしやすい。平易で無理のない表現のため読みやすい。しかし人名が多くなかなか大変。メモしながら読むしかない。これからどんな展開になるのか、なぜラスコーリニコフは殺人を犯したのか、すごく気になる。3〜6章も楽しみだ
    読書ガイドの細かさが光文社古典新訳文庫で買って良かったなと思った。

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    2025年02月17日
  • カラマーゾフの兄弟〈5〉エピローグ別巻

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    エピローグは、明るい未来を感じさせるものでした。「カラマーゾフ万歳!」と青年たちが叫ぶのはよくわからなかったですが。
    ドストエフスキーの生涯や解説は興味深い内容でよかったです。作品を振り返ることができました。

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    2025年02月12日