伊藤亜紗のレビュー一覧

  • 感性でよむ西洋美術

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    短いし難しいことはひとつも書いてないから
    誰でも楽しめる
    すごくためになるし美術館にいくのが
    ちょっと楽しみになると思う

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    2023年01月31日
  • 感性でよむ西洋美術

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    ネタバレ

    1人で美術館に行くのも好きだし、他者と行くのも好き。けれど「当時の人の感じ方を解凍する練習」「玉入れみたいにみんなでいろんな言葉を作品にぶつけていく」をやりやすいのは、見た作品を他者と共有することだと思う。
    わたしはこう思うけれど、貴方はこう思うんだね、同じものを見ても感じ方がそれぞれ違って素敵だね、という「I am OK. You are OK.」の実践。それをどんな視点で感じたらよいのかのヒントが描かれている著作だった。
    「『考えつつ、感じる力』は、贅沢な余剰品ではなく、自分を大切にし、よく生きるための力です。本書が、そんな時間のお供になることができたら幸いです。」

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    2023年01月30日
  • 手の倫理

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    触れることは、ベクトルを感じること。
    安心というより信頼。
    伝達というより生成。
    道徳というより倫理。

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    2022年08月23日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

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    3人の著者がそれぞれのバックボーンを元に、リベラルアーツを大学に根づかせるために、いかに格闘されたのかがとてもよく分かりました。上田教授の学内でのやり取りに重いものを感じました。

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    2022年07月24日
  • ポストコロナの生命哲学

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    福岡さんの 動的平衡関係、生物と無生物のあいだ
    に入り込んで、このほんをコロナという切り口から購入! ナウシカのアニメ映画化でも今を写すなあと感動してたのに、アニメの方が更に問題提起が重たかったとは! 買おうかとも思いましたが、この時期にもっと心が重くなるのではと躊躇。
    鼎談の内容が高度でなかなかついてはいけなかったけど、気付きを沢山いただきました!

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    2022年09月21日
  • 手の倫理

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    手で感じた感覚、手によって感じた感覚、それはいつだって臨場感を持ってリアルに蘇ってくる。

    同じように手を触れても相手によって感じ方は違う。受け取り方が違うのもあるし、感情や環境にも影響を受ける。

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    2022年06月17日
  • 手の倫理

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    全編興味深く、面白かった。前編にあった道徳と倫理の違いが、最後に私たちを揺さぶりかける。
    子供は親にさわってほしいのではなく、ふれてほしいのだろう。

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    2022年05月20日
  • 手の倫理

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    たしか土井善晴先生と中島岳志先生の対談の中で聞いて読もうと思ったのがきっかけ。

    「ふれる」ことの対称性や信頼から安心への変化。「ふれる」ことによるコミュニケーションの深さ、生成モードによる信頼の育みなど、視覚や聴覚によるコミュニケーションだけではどうしても信頼と安心の構築が難しいと感じるのはこの辺りが関係しているのかもしれない。

    それに人にふれるということだけではなく、道具や食材に語るようにふれることでその内面性を感じられるようになりたいと思ったりもした。

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    2022年05月14日
  • きみの体は何者か ──なぜ思い通りにならないのか?

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    最近気になる伊藤亜沙さんの著作。
    目の見えない人は世界をどう見ているのか、も伊藤さんの著作だった。
    自身のもつ吃音という現象を例に、人の体は自分の思う通りにはならないもので、その思う通りにならないところを観察して、言葉で言い表してみようと書かれている。
    YA向けだからすぐ読める。

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    2022年05月01日
  • きみの体は何者か ──なぜ思い通りにならないのか?

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    〈自分の体の感覚を言葉にする〉

    『どもる体』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』などを執筆し、本人も吃音当事者である筆者による、「吃音」を例にしながら体と世界の関わり方について記した一冊。
    そもそも「吃音」とは、しゃべろうとしたときに同じ音を連続して言ってしまったり、言葉につまったりする症状のことです。「どもり」とも言われています。

    第1章で筆者は、自分の「体」というものは「思い通りにならないもの」だと言っています。
    どんな顔になるのか、どんな運動が得意なのか、どんな障害を抱えるのかなど。化粧、美容整形、トレーニングなどで理想に近づくことは可能ですが、思ったままにすることは不可能です

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    2022年03月13日
  • 手の倫理

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    今日の世の中を覆っている合理性や生産性という価値観は違う、ふれることを通じて得られる非合理で生々しい感覚に価値を見出そうとしている。今日に必要な思想だと思った。

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    2022年02月15日
  • きみの体は何者か ──なぜ思い通りにならないのか?

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    中学生、高校生を対象にしたシリーズだが、大人が読んでも考えさせられる1冊。
    「自分の身体は思い通りにならない」ということを考える内容。前半では著者自身の経験を中心に、吃音について説明されている。同じ音を繰り返す「連発」、言葉が出てこない「難発」の状態について語りながら、そんな身体とどう付き合うのかという視点で考える。吃音についての知識が自分になかったのもあるが、「言い換え」をするという回避法があるということ、しかし、言い換えをすることで自分のアイデンティティに影響が出る、と考える人もいるということが非常に興味深かった。
    後半、最後の2章は「言葉を獲得しよう」と言い、自分の身体のままらならなさに

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    2022年01月27日
  • 手の倫理

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    人が人にさわる/ふれるときの交流、スポートや介助などさまざな関わりの場面で触覚がもたらす
    コミニュケーションや人間関係の可能性について綴られています。
    全体的に哲学的な内容ですがそもそもの「さわる」と「ふれる」、「道徳」と「倫理」の違いなど
    テーマに深入りするワードに関する説明がとてもわかりやすくより興味をそそられました。
    触覚は視覚に比べて情報を得るために要する時間が長く、繊細に扱わないと信頼関係を損なう可能性も大きい。
    それでも相手とのより深い相互理解を得るための「ふれる」ことの重要性にとても納得がいきました。
    人との関わり合いなど見つめ直したくなる一冊でした。
    内容の割に文

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    2022年01月23日
  • 手の倫理

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    ーー信頼があるところにだけ、メッセージは伝わっていくのです(p.165)

    コミュニケーション論としても、教育論としても、演劇論としても読むことができる本。
    「手」という「距離ゼロ」のメディアを通じて、私たちは「生成モード」のコミュニケーションを行なっている。当たり前のことを改めて言葉におこしてもらうことで、今、自分やその周囲の人たちに何が欠けていて、何が可能なのか、何が起きているのかを、今までとは違った視点で捉え直すことができた。
    また、ブラインドランナーの方と伴奏者の方の言葉が印象深い。

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    2022年01月20日
  • 手の倫理

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    ふれる、と、さわる、にはじまり、手を介したコミュニケーションや、未だコトバに至らない思いがダイレクトに伝わる感覚などを、様々な事例や筆者自身の体験から、丁寧に言葉を連ね、分析されています。
    そのありありとした感触や、相手に委ね、相手からも委ねられる感じが、言葉による思考、分析、コミュニケーションとはまた違ったありようを示されていて、そのようなふれ合いの持つ可能性を感じさせてくれました。

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    2021年11月16日
  • きみの体は何者か ──なぜ思い通りにならないのか?

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    今までは、心には個性があった方がいいけど、体は平均値に近い方がよいと思っていた。

    “きみの体はきみの「こうありたい」には応えてくれない” p.62

    体には、どうがんばったって平均値にはなれない部分がある。それをネガティブに捉えるのではなく、あるいは白々しい前向きな言葉で語るのではなく、自分にぴったりな表現を考えること。

    考えて考えて考え抜いた先に、豊かな「わたし」が作られる。自分が嫌いな人や、別の誰かになりたいと思っている人に、本書をおすすめしたい。


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    2021年11月09日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

    購入済み

    Want to repeat!

    I really loved each stories in this book. I have a father who has been blind for long time and this noted me that how "I" should see his vision and his life as if I was him. I will definitely go back to read again because I did not get many points and would love to read it again to get mor

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    2020年11月06日
  • 体の居場所をつくる

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    面白かった。
    接触障害から回復した方の話で出てきた、「そこにあるトラブルとどうにか折り合いをつけて生きていくという対処法は、原因があって結果があるから原因を特定して取り除く、という現代的なアプローチの強烈なオルタナティブになる(意訳)」というのがとても印象的だった。
    今、常習累犯窃盗のおばあちゃんに話を聞いているけど、自分でも「なんでやってしまうのかわからない」ということについてどうにか原因を特定しようとするのはあまり意味のない作業なのかもしれない。

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    2026年04月26日
  • 体の居場所をつくる

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    体の居場所なんて考えたことがなかったけど、11人のインタビューから「体」との距離感を通して自分を向き合う問いが突きつけられた。苦しさもあるけどなんかとても尊かった

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    2026年04月23日
  • 手の倫理

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    「さわる」と「ふれる」という動詞の違いを発端として、触覚が持つ深遠な人間のコミュニケーションのありようを解説する。盲目のランナーの伴走の話が、自分もマラソンで良く見る風景でイメージしやすかった。会社に入ったばかりの新人を、課長や先輩が指導するやりかたとして、アプローチが使えそうにも思えた。付かず離れず、最低限のコミュニケーションで安全性の中で考えてもらう。そんな信頼関係の中で、自律して考える新人が育てるかもしれない。

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    2026年04月17日