【感想・ネタバレ】きみの体は何者か ──なぜ思い通りにならないのか?のレビュー

あらすじ

緊張で体が固まったり言葉が出なかったり。そう、体は思い通りにならない。でも体にだって言い分はある。しゃべること歩くことがどんなに大変か私たちは知らない。さあ体の声に耳をすまそう。思いがけない発見が待っている。きっと体が好きになる14歳からの身体論。

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匿名

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視野が広がった作品

学校の感想文の課題がきっかけで読みました。
わかりやすく噛み砕いて伝えてくれて、シンプルな言葉だからこそ心に刺さる内容でした。
出会えて良かったと思える、そんな作品です。

#深い

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろかった~。とってもエキサイティングだった。

これまでの読書経験のなかで「吃音」について書かれた本に出会ったのは今回が初めて。もちろん吃音の人物が出てくる小説や物語はいくつも読んだことがあるけれど(本文中に出てくる三島由紀夫の『金閣寺』とかね)、吃音そのものを取り上げた本、しかも筆者自身が吃音で、その自身の体験を語った本というのはなかなか衝撃的だった。

一言で言うなら、それはまさに「他者との出会い」。こんな世界が現実にあるのだという発見。
自分の周りに異世界を発見することは、自分の世界を広げたり、自身を反省する鏡になったりするから、冒頭に感想を示したように、非常にエキサイティングな冒険になる。

僕は吃音ではないけれど、この本を読むと僕の中にも吃音的なものがあることは分かる。それは自分自身を新しい視点からとらえ直すことだし、世界を新しい目で見直すことでもある。

いい本でした。間違いなく。

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2025年02月25日

Posted by ブクログ

素敵な本でした。
群像10月号で「悪は存在しない」の考察をされていたのを読み、どんな方なのかなと、著書を検索し読みました。
気持ちが軽くなりました。
最近思っていたことが出てこない、頭と口が連動していない経験をして、老化かなと思っていましたが、言い換えも頻繁に行っていて、何だかおんなじ!と。
この本で引用されていた三島由紀夫の金閣寺は再読したいと思いました。こんな表現をされていたとは。発見でした。

また著者の本を読んでみたいと思います。

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2024年10月14日

Posted by ブクログ

30分〜1時間くらいあれば読み切れるくらい、中学生でも読みやすいライトな新書。
最後の章がとてもよかった。メタファーか。考えたこともなかった。自分は左利きなので、ちょっと時間がある時に考えてみようと思う。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思い通りにならない体と向き合う。吃音を例に話しているが、吃音の症状も向き合い方も一人ひとり違って、「吃音ってこういうもの」って決めつけない姿勢が全てに通じて大事だなと思った。思い通りにならない自分の体に、自分のメタファーを見つけること。鍵の錆びついた扉だったり、果汁たっぷりのゼリーだったり。メタファーは世界の見方を定義する。そして言葉にして自分で客観視できるようになるし、他者とも共有しやすくなる。最後のメタファーの章がとてもよかった。

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

最近気になる伊藤亜沙さんの著作。
目の見えない人は世界をどう見ているのか、も伊藤さんの著作だった。
自身のもつ吃音という現象を例に、人の体は自分の思う通りにはならないもので、その思う通りにならないところを観察して、言葉で言い表してみようと書かれている。
YA向けだからすぐ読める。

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2022年05月01日

Posted by ブクログ

〈自分の体の感覚を言葉にする〉

『どもる体』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』などを執筆し、本人も吃音当事者である筆者による、「吃音」を例にしながら体と世界の関わり方について記した一冊。
そもそも「吃音」とは、しゃべろうとしたときに同じ音を連続して言ってしまったり、言葉につまったりする症状のことです。「どもり」とも言われています。

第1章で筆者は、自分の「体」というものは「思い通りにならないもの」だと言っています。
どんな顔になるのか、どんな運動が得意なのか、どんな障害を抱えるのかなど。化粧、美容整形、トレーニングなどで理想に近づくことは可能ですが、思ったままにすることは不可能です。
けれど「思い通りにならないこと」が「思っても見なかったこと」を連れてくると筆者は言っています。では、どのような「思ってもみないこと」を連れてくるのか。筆者は吃音の経験と研究を通じて学んだことを教えてくれます。

第2章から第5章までは主に吃音に関する解説です。
筆者はそもそも「しゃべれるほうが変」だと言っています。
声帯から出てくる音をなめらかな喉や舌、口の動きで新たな音に変えて、その後に続く音との連続を想定しながらスムーズな音の運びにして言葉にしていくことは、当たり前ではあるけれど簡単なことではないと言っています。
吃音の人はそれらの口周辺の体の動きにエラーが起き、体と心が連動しなくなり、それらをなんとかしながら言葉にしている。つまり、その試行錯誤の結果が吃音の症状として出ているのだそうです。

本書の中では吃音の以下の症状を紹介しています。
「ててててててがみ」のように最初の音を続けて言ってしまう「連発」
「連発」を隠そうとして、体が石のように固まってしまって言葉が出なくなる「難発」
「難発」を対処しようとして、ある言葉がつまりそうになったら、その言葉を似た意味の言葉に換える「言い換え」
吃音の症状でイメージしやすい、最初の音を繰り返す「連発」が、実は体がリラックスした状態で起こると答えている人が多いと筆者は紹介しています。つまり、体が先行してしまっている、言い換えれば体が開放されている状態で起こっているということです。それを隠そうとして「難発」が起こり、「難発」をごまかそうとして「言い換え」が起こるということでした。
私は「連発」の原因が体の緊張によるものだと思っていたため、その解説には驚きました。また前の症状をなんとかしようとして、「体」が次の症状を生み出していると知り、「体」の影響の大きさを知りました。

「言い換え」に関しては、吃音が治ったようにも思われるためにその症状を受け入れている人がいるそうです。一方で「言い換え」によって言葉のニュアンスが変わってしまい、自分の本意が伝わらないことで自分を偽っていると感じ、「言い換え」をしないようにして、あえて再び「どもり」が起こるように選んだ人もいるとのことでした。
私は、自分の体の状態を把握し、どのような体の状態が自分らしいか、つまり「体のアイデンティティ」を選択するということを知りました。

第6章では、それらの具体例を通じて「メタファー(隠喩)を味方につけよう」とまとめています。
吃音の症状がどうしてメタファーの話に?と思うかもしれませんが、筆者は、メタファーを獲得することで現実を見る見方をつくりだし、人々のふるまい方を変えると言っています。
それまでの章で、吃音の症状を説明するためにパソコンでのキーボード入力のメタファーを紹介していました。また、筆者が三島由紀夫の『金閣寺』での吃音の説明で使われているメタファーを引用して、吃音患者の方が「難発」をどのように捉えているのか紹介していました。まさに自分の言葉で体の感覚を語ることで、読者の「吃音」に対する現実の見方を変えていたのです。
また、体の反応をメタファーにして周りの人に伝えることで、知識ではなく「体」の感覚で相手に理解してもらうことができる可能性を示していました。

本書を読むと、まず吃音について理解を深めることができます。
そして、自分の体を見つめ、感覚を言葉にしたり相手に伝えたりすることで、体が発している力を信頼することができるということを学べます。

この「ちくまQブックス」シリーズに共通することですが、イラストが豊富、かつ二色刷りのため、読みやすいです。章ごとに区切られ、一冊あたりのページ数も少ないため、気軽に読めます。

自分の体って何なの?と思っている人にオススメの一冊です。

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

中学生、高校生を対象にしたシリーズだが、大人が読んでも考えさせられる1冊。
「自分の身体は思い通りにならない」ということを考える内容。前半では著者自身の経験を中心に、吃音について説明されている。同じ音を繰り返す「連発」、言葉が出てこない「難発」の状態について語りながら、そんな身体とどう付き合うのかという視点で考える。吃音についての知識が自分になかったのもあるが、「言い換え」をするという回避法があるということ、しかし、言い換えをすることで自分のアイデンティティに影響が出る、と考える人もいるということが非常に興味深かった。
後半、最後の2章は「言葉を獲得しよう」と言い、自分の身体のままらならなさについて、メタファーで表現することで他者とつながることができると述べている。三島由紀夫の『金閣寺』を例にとりながら、自分がしっくりくるメタファーを見つけることへと話が展開していくのはとてもおもしろく、納得感もあった。

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2022年01月27日

Posted by ブクログ

今までは、心には個性があった方がいいけど、体は平均値に近い方がよいと思っていた。

“きみの体はきみの「こうありたい」には応えてくれない” p.62

体には、どうがんばったって平均値にはなれない部分がある。それをネガティブに捉えるのではなく、あるいは白々しい前向きな言葉で語るのではなく、自分にぴったりな表現を考えること。

考えて考えて考え抜いた先に、豊かな「わたし」が作られる。自分が嫌いな人や、別の誰かになりたいと思っている人に、本書をおすすめしたい。


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2021年11月09日

Posted by ブクログ

【目次】

第1章 体の声を聞く

第2章 体、この不気味なもの

しゃべれるほうが変。
勝手にやってくれてる
ふたつの「ん」
「ん」と「ぶ」のあいだ
体の身になって考える
体のアイデンティティ

第3章 体がエラーを起こす

連発
体が試行錯誤してる
吃音は「あいだ」で起こる
「伝える」と「伝わる
楽にどもれている

第4章 恥ずかしいのはいやだ

難発
三島由紀夫『金閣寺』
眠る前の孤独
敵でもあり味方でもある
自分をつくる

第5章 自分らしい体

言い換え
固有名詞の壁
本当じゃない自分が出てくる
ずれるから発見する
どもることで自分をとりもどす
体の多様性

第6章 メタファーを味方につけよう

体について探求するために
現実の多様な見方
きみだけの「言葉」を獲得する
相手にきみになってもらう
体を信頼する

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

会話体でするすると読め、吃音について知ることができる。対象読者を過信しすぎない難易度と分量に感心する。ひろく中学生に読んでもらおうと思ったらこの程度のゆるさが必要。難しすぎ盛り込みすぎの子ども向け本があふれている中、しっかりと子どもを見ている人が書いている(もしくは編集している)のだろうなと感じる。

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2023年06月02日

Posted by ブクログ

100ページもない本なのに気づきがたくさん。やはりちくまのこのシリーズは良いですね。おすすめ本も面白そう。

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2023年02月11日

Posted by ブクログ

私の体には数年前からいくつかの障害があり、体の扱いにくさについては日常的に考えることが他の人より少し多めだと思う。そういったこともあり、伊藤亜沙さんの活動は気になっていて、著書も読みたいと思いながら積読が多くなかなか読めずにいました。今回出た本は児童向けで隙間に読めそうなこともあって最初の一冊として手に取りました。

内容としては、体は思い通りにならないものだということ、その上でどう向き合うかについて吃音の例をもってやさしく説明したものです。かなり読みやすい。
そこそこ知っているかもと思っていた「吃音」について、初めて知る内容が多くふむふむと読み進めました。知ってると思い込んでいたなぁ。当事者じゃないと症状に目が行きがちだけど、当事者の方々がどんなことを経験しているか、どんなことを思うか知れたのが良かった。こういう内容が自分の想像力の材料になると思う。
その上で自分の体と対峙する大切さを説いていて、すとんと腹落ちしやすいなぁと。自意識過剰な若い頃に感情的に納得できるかは難しいところですが、若い時に理解していると生きやすくなるだろうなと思います。
自分の体への解像度を上げるためにメタファーで表現しようというのも面白い提案。わたしの障害はなんと表現するとピタッとあてはまるか考え中です。

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2021年11月10日

Posted by ブクログ

伊藤亜紗さんは注目している書き手で、ずっと読みたいと思っていながら機会を逸していたのだが、ちくまQブックスで出たので、これならすぐ読めると思い読んでみた。
ほんとにすぐ読めた。
タイトルと今までの著作から、思い通りにならない体について書かれた本だろうと思ったのだが、それは外れてはいないが当たったというほどでもないというか…。
このQブックスのシリーズは、プリマ―新書では難しい層(主に中学生)をターゲットにし、読みやすくわかりやすく文字数も少なくなっているので、それが書き手には制限となっている部分はあると思う。
思うこととは違う体の動き全般を語るには文字数が足りないので、著者が当事者である吃音に絞られて書いてある。そこがタイトルから私がイメージした内容には足りない感じがしてしまった。
読んでないので恐縮ですが『どもる体』を中学生向けにリライトした感じなのではないだろうか。
この本でも吃音について教えられることは多かったのだが、もっと詳しく知りたいと思った。
しかし初めて知ったことも多かった。
例えば連発について「てててててがみ」と言う時、吃音でないひとは「て」が言いにくいんだな、と考えるが、「て」は出ているから問題ない、「て」から「が」に行く行き方がわからないのだ、「てんぷら」なら言えたりする(P39)というところなどなるほど、そうだったのか、と。

思うようにはならない体を受け入れようというメッセージも良かったが、メタファーは中学生にはわかりにくいかな、と思ったし、わかったとしても「可能な限りきみの実感に忠実」な「しっくりくるメタファーをさがす」(p85)のは、難しいと思う。相当な言語的センスが必要。まあ、書いてある「果汁たっぷりのゼリーのふたを汁がこぼれないようにそうっとあける」というのを使わせてもらってもいいんだろうけど、それは自分の実感に忠実ではないと思う人もいるかもしれないしなあ。

でも、吃音の人の実感や、そのしくみを中学生にわかりやすく書いた本は少ないから、これはこれで良いと思う。大人は『どもる体』を読む方がいいかもしれない。

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2021年10月31日

Posted by ブクログ

小中学生に本を紹介するにあたって、新しく出ている「ちくまQブックス」から選んで読んでみた。やさしく書かれてはいるけれど、中身は深いと思う。著者は吃音があるから大学の教員になるなんて思ってもいなかったようだ。僕も体について悩みがある。中3のときだったと思う。ものすごくトイレを我慢したことがあった。それからしばらくしょっちゅうトイレに行きたくなって困った。高校に入ってからは休み時間ごとにトイレに行っていた。で、体育とかで2時間続けての授業があると心配だったけれど、それは全く問題がない。他に気が行っていればトイレのことは忘れている。だから、これは精神的なものだったのだ。大学の90分授業とかはまあまあ苦痛だった。でも、周りに知り合いがいなければ、知らん顔してちょっと抜け出せばいい。だから、友だち付き合いが悪くなってきた。コンサートや芝居に行くときも一人が多かった。長時間のバス旅行とかはなるべく避けた。大人になってからも長い会議には困った。とは言え、歳をとると、だんだんと図太くはなってくるので、途中で抜け出すことが気にならなくなり出す。するとトイレに行きたくなることも減って来る。もっとも、最近では筋肉や自律神経など体の衰えもあってか、いつでもトイレに行ける状況でもすぐトイレに行くことが多い。まあ、ということで自分の体のこととは言え、なかなか思うようにはいかないものだ。本書の中でも頭では分かっていても体がうまく動かないというような言い方をされている。頭というか脳になるのだろうけれど、でもその脳も自分の体の一部でしかない。だから心身をパカッと2つに分けてしまうのもどうかと思ってしまう。うーん、うまいメタファーは見つからないのだけれど、自分の体は自分のものであって自分のものではないような気がする。人前でしゃべるときなんかも、知らない人が多いときにはやはり緊張するし、頭が真っ白になってしまうこともある。でも、話したいことがちゃんとあって、たどたどしくても、手振り身振りを加えて話をしているとなんかうまく伝わるような気がする。流暢にしゃべっている人とか見ていると「プレゼン上手だなあ」とか思うのだけれど、なんか空々しくて伝わってこないなあなんて思うこともある。まあ、負け惜しみかもしれないが。本書の著者の伊藤亜紗さんは最近の僕の「推し」(あまりこんな言葉は使いたくないけれど、でもぴったりなのだ)である。「利他学会議」もすべてYouTubeで見ている。とにかく面白いのだ。で、その伊藤さんの前髪なのだけれど、今年の分を見ると、一部色付いている。これはおしゃれで部分染めをされているのだろうか、それとも単なる白髪なのだろうか、それがちょっと気になっている。

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

伊藤先生の他作も興味深いものが多く、この本もいいことはいいのですが、何故か共感はできなかった。多分、吃音はからだが思い通りにならないというよりはどちらかといえば脳の特性と自分が考えている為だと思う。

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2023年04月08日

Posted by ブクログ

普通に暮らしていると絶対に気が付かないこと。誰もが、歳を重ねていくと、自分のカラダは、なんて思い通りにならないと思い知る事になるでしょう。
自分のカラダを研究し、自分のカラダを好きになろうという本。
考えようによっては、思い通りにならないことが、思いがけない出会いを連れてくるとまで書かれています。ここまでいければすごいね。

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2022年11月23日

Posted by ブクログ

吃音を一例に、人間に備わった、自身の身体に適応する能力が示される。思い通りにならなくても、次第にそれに順応する力が身についていく。

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2022年05月02日

Posted by ブクログ

さくさくぱらーと読める。「恥ずかしいのはやだ」の章が面白かった。

なぜ恥ずかしいと思うのは、人の目を気にするからで、他人から見てこうありたいという自分をうまく演じられない時、恥ずかしいという気持ちが出てくる。それはとても自然なことで,自分をつくるということ。

に唸らされた!たしかに!

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2022年02月05日

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