伊藤亜紗のレビュー一覧

  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    目の見えない人に出会ったら、自然と「大丈夫かな」「手を貸した方がいいかな」と思ってしまう。実はそれって「いらぬお節介!」だったのかも?

    目の見えない人の見ている世界を「空間」「感覚」「運動」「言葉」「ユーモア」から解説。
    想像するには限界がある世界を、とにかくわかりやすく説明してもらえて目からウロコでした。
    見える私たちも実はいろいろな器官を使っているらしい。でも視覚による情報はとにかく強烈。そうなると視覚に頼りがちになり、だからこそ見えない事に対する不便さも強く感じるんでしょうね。
    見えない人たちは視覚にとらわれず、あらゆる器官を使って軽やかに生活している。
    見える人よりむしろ視野は広く、

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    2026年06月14日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    価値観が変わった。見えている側が優位でスタンダードという勘違いに気づけた。今の世の中が相手のことを考えてるようで実は外面だけのように見えた。これからは自分視点でモノを考えずに相手を含めたダブルスタンダードのなかで色々な人と繋がっていこうと思う。

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    2026年06月08日
  • 体の居場所をつくる

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    フィールドワークを徹底的に行うことを通じて、身体をめぐる思考を深く豊かに展開してきた伊藤亜紗の最新作。
    期待を裏切らない快著だ。
    さまざまな不自由を抱えるインタビュイーの経験の特異性と、彼らの自分の経験への向き合い方の魅力、そして言語化の力に加えて、やはり著者の共感力と分析力の卓越性によって、非常に興味深く読ませる。
    特にALSの新井英夫氏と、PAPA症候群という難病(医者の私も知らなかった稀少な病)の今井美佳氏の話には、心打たれた。
    全篇を読み終え、あらためてこの本が「体の居場所をつくる」と銘打たれていることに、深い感銘を受ける。
    ふだん私たちが自分の体に面と向き合って格闘しなくて済むという

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    2026年05月31日
  • 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

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    テクノロジーのことは好きなんだけど、それが人の身体と結びつく研究の話はあまり日頃触れる機会がなく、この本で色々知ることができた。
    正直この本に出てくる方達のような、こんな仕事をしてみたいと思った。恐らくAIにまったく代替されないし、とんでもなく困ってる人に貢献できる仕事だと感じた。

    個人的には特に、データサイエンスによってまったく代替されない人の経験と学習の部分がとても良かった。生成AIが今後どれだけ伸びても、人そのものへのアプローチはもう何段も飛躍がないとそこには侵食してこないのでは

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    2026年05月26日
  • 体の居場所をつくる

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    何だろう、単なるポジティブではないし、空元気でもない、どの方も決して余裕があるわけではないと思うのに、それでもユーモアは生まれてくる。
    伊藤さんの本を読むといつもあたらしい視点を教えてもらえて元気が出る。

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    2026年05月20日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    これまでの既成概念を根底から覆してくれた。とても興味深く、人に話したくなる内容。福祉ではなく、研究対象として中立的な立場で論じているのもとても良かった。世界が広がるきっかけになった。

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    2026年05月05日
  • 手の倫理

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    “清潔”という概念は、
    ツルツルとした材質が身の回りに利用されるようになってから発展したらしい。
    触覚というのは、
    ある意味で“野性的”“本能的”な感覚だからこそ、
    無意識に働きかける部分が大きくて、
    だからこそ意識的になる必要があるのだと感じた。

    具体的な事例が介護に関する部分に偏っていたり、
    格闘技は視覚で捉えているから楽しめると断言してしまっていたり(自分自身は普通に痛そうと思うだけで楽しくない)
    共感はしにくい用例ではあったけれど、
    たどり着く結論は十分読んだ価値を感じるものだった。

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    2026年05月01日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    「見えない」は欠如ではなく、もう一つの豊かな世界の形。

    介護の現場に関わってきましたが、本書を読んで、
    自分がどれほど「健常者の尺度」で相手を推し量っていたかに気づかされ、
    ハッとしました。

    「目が見えない」という状態を、光を失った不自由な状態と捉えるのではなく、
    視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた、全く別の「体の使い方の流儀」として描き出す著者の視点。

    そこには、同情ではない、他者への真の敬意が流れています。

    特に印象的なのは、見えない人が空間を「点」や「線」ではなく、
    独自の感覚で立体的に捉えているというエピソードです。

    私たちはつい「助けてあげなければ」という一方的な思いに駆られがち

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    2026年04月29日
  • 体の居場所をつくる

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    率直な思いがそのまま言葉になって真直ぐ心に入ってくるので読むのは難しくない。
    感じることもできる。
    考えるのは難しい。

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    2026年04月27日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    この本は面白いです。
    目の見えない人が、健常者と同じようなことができたり、目の見える人には感知できないような能力を発揮する姿を見ると、「すごい!」という言葉が出てしまいます。しかし、「すごい!」という驚嘆の背後には、見えない人を劣った存在と見なす蔑みの目線がある。「すごい」は単なる「すごい」ではなくて、実は「見えないのにすごい」ということなのです。

    この本は「すごい!」ではなく「面白い!」、「へえ、そんなやり方もあるのか!」というヒラメキを得たような感触を提示してくれます。

    私はこの本を見つけた時、見える人が使っているものを使わず、見える人が使っていないものを知ることで、体の潜在的な可能性

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    2026年04月18日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    今年に入って3ヶ月で30冊ほど本を読みましたが、その中でも三本指に入るほど面白く著書でした。

    本書の個人的に至言だと感じたのは「視覚がないから死角がない」という言葉。

    「我々」は視覚という五感の中でもとりわけ多くの情報を取得可能な感覚に如何に依存しているか。

    内容の興味深さも然ることながら、著者の言葉の紡ぎ方がとても素敵で温かい気持ちになりました。

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    2026年03月31日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    生物学から美学に転向した東工大准教授が、視覚障害者と関わって得た、見ることや障害ということについての考察

    とてもわかりやすい日本語で書かれているが、その内容は今までにない概念のものが多くく、多分野にまたがる
    著者がご自身の略歴から書かれているが、珍しく興味深い視点である

    3本脚の椅子は4本脚の椅子の脚が1つ無いものではないといった椅子の例えや、
    「違いをなくそうとするのではなく、違いを生かしたり楽しんだりする知恵の方が大切である場合も」という考え方は、障害者に対する考え方を改めさせてくれる

    早速、ソーシャルビューイングを探して申し込んでみた

    「『思い通りにならなくてはダメだ』『コントロ

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    2026年02月02日
  • 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

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    AI等の最新のテクノロジーを使って、楽器演奏やスポーツやリハビリや自己拡張など、「できるようになる」ことについて、5人の理工系研究者とのインタビューをまとめたもの

    最先端の技術及びその活用法と、人間の身体の不思議さに驚かされてばかり
    ある種のSFであり身体論であり、概念を捉え直す哲学であり
    文章も非常にわかりやすく、ゆっくり考えながら読みたいと思いつつも一気に読んでしまった

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    2026年01月27日
  • 手の倫理

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    ふれるとさわる、道徳と倫理の違いについて書かれていて、コロナ禍において少し難しい状況ではあるけれども、人との接し方と捉えれば、学びが多い。個人的には読後感が穏やかで肩の力が抜けた感じ。自分の中の多様性というワードが響いた。

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    2026年01月14日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    ・見えないことは、欠陥ではなく、脳の内部に新しい扉が開かれること。

    ・「意味」とは「情報」が具体的な文脈に置かれたときに生じる。

    ・見える人が見えない人にとる態度は、情報ベースになり勝ち。
    そこに意味ベースの関わりも追加していきたい。

    ・人は、物理的な空間を歩きながら、実は脳内に作り上げたイメージの中を歩いている。

    ・私が情報を使っているのか、情報が私を使っているのか。

    ・人は世界を捉えるように、世界を創る。

    ・3次元を2次元化するのは視覚の特徴。

    ・平面性は文化的イメージによって補強される。
    木星と、月。

    ・人は「過去のもの」を使って目の前の対象を見る。

    ・見えない人は空間

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    2026年01月06日
  • きみの体は何者か ──なぜ思い通りにならないのか?

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    吃音について知らなかったことがたくさん。
    どもっている音ではなくて、その次の音が出ないんだ。ぺんぎんとしんぶんの2文字目のんの音は、ぺんぎんは口を開けて、しんぶんのんは閉じて発音してる。その次の音を出しやすいように口の形を調整してるんだって初めて知った。

    同じ音を繰り返す連発だけではなくて、声が出なくなる難発についても初耳。

    どもってしまいそうな言葉を予測して、類義語に言い換えることで、症状を避けている人がいることにもびっくり。

    AIの専門家が、思い通りにいかない経験をするのが人間らしさと言っていたことも印象に残った。

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    2026年01月05日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    ずっと気になっていた本。
    障害があることはイコールマイナスではない。それは健常者の発想というところに、まずハッとした。障害者と聞くと、うっかり不自由な人、できない人というイメージを抱きがちで、だからこそ周囲がサポートしなければいけないものと思ってしまう。
    でも彼らには彼らにとっての世界があり、身体があり、見え方がある。
    五感についての記述がとても良かった。普段の自分の感覚の使い方、体の使い方を見直すと、気が付かなかったことにたくさん気がつけた気がする。

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    2025年10月27日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    点字識字率が一割程度しかないこと
    触るということのセンシティブさ
    足の感覚の重要性
    回転寿司やレトルトパック、自動販売機は何かよくわからないから運試しのような感じ
    見るということは取捨選択がある、例えば裏側が見えなかったりする
    見えないことによって全体をよりリアルな形で理解することもある

    思ってたのと違うっていうのがたくさん

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    2025年07月16日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    筆者の伊藤さんの考え方がとても柔らかく、語り口も優しく、今までいかに凝り固まっていたかと刺激になった。
    見えない人にしか見えていない世界、見えていない世界をどう見ることができるのか、とても気になった。

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    2025年07月05日
  • 感性でよむ西洋美術

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    ルネサンス的なものとバロック的なものが交互に流行るという考えになるほど。こういう風に大雑把でも感覚で掴んでおくと分かりやすくなるのだな。

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    2025年05月19日