伊藤亜紗のレビュー一覧

  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    利他とは器である。関わる人々への余白、予定しない意外性を受け入れる。最初から計算された利他、見返りを早退した利他は利他ではない。

    そういえことを5人の人が異なる領域から語る。

    個人的には中動態のことをもう少し読んでみたい。

    0
    2024年08月17日
  • 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

    Posted by ブクログ

    5人の専門家・科学者へのインタビューを軸に、人間の身体が能力を身につける過程や感覚の会得とはどういうのものかを解説している。最新のテクノロジーを組み合わせて進められている研究も多数派紹介されており、今後の可能性にも様々な点で期待が持てる。
    あらためて、人間の身体が持つ神秘的な奥深さや拡張可能性に驚かされた。

    0
    2024年07月24日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    難しかった。利他というものに様々な考え方でアプローチされたもの。所々面白いところがあったし、なるほどと勉強にはなったが、全体としては理解できていない。再読が必要だとは思うが、多分もう一度手にすることは無い気がする。

    0
    2024年07月16日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    冒頭の伊藤さんの話は分かりやすく読めたが段々、理解が追いつけず、最毒が必要と感じた。
    全体を通しての印象は「利他」も含め、一見、善い言葉も使うときには正しく理解しなくてはならないということ。特に利他はその最たるものの一つ、と思った。

    0
    2024年04月03日
  • 感性でよむ西洋美術

    Posted by ブクログ

    ルネサンス前後の絵画を中心に解説をしてくれる本。
    昔の絵画についてあまり知らなかったので、ためになりました。
    他の比較しながら説明をしてくれるので結構わかりやすいです。

    0
    2024年03月18日
  • 感性でよむ西洋美術

    Posted by ブクログ

    西洋美術の流れを大まかに伝えてくれる。要所を押さえているので分かりやすい。芸術の持つ一つの意義を提示してくれる。

    0
    2024年03月14日
  • 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

    Posted by ブクログ

    ★★★
    今月1冊目
    科学的な本。ピアニストにエクソスケルトンをつけて物理的に動かすとできないからできるイメージがわいてジストニアがなくなる。
    このマシーンいくらするんだ?

    0
    2023年11月11日
  • 手の倫理

    Posted by ブクログ

    特に触覚に興味があったとあるタイミングで、後半を読み終えた。
    不道徳な触覚が持つ倫理性。私はどのようにして社会的成熟度を操ることができるだろう。

    0
    2023年08月22日
  • 手の倫理

    Posted by ブクログ

    さわるとふれるの違いは奥が深い。
    多様性のところの
    多様性を象徴する言葉としてよく引き合いに出される「みんなちがって、みんないい」という金子みすゞの詩は一歩間違えば「みんなやり方が違うのだから、それぞれの領分を守って、お互い干渉しないようにしよう」というメッセージになりかねません。
    つまり、多様性と不干渉は表裏一体であり、そこから分断まではほんの一歩なのです。

    0
    2023年07月09日
  • 手の倫理

    Posted by ブクログ

    書評を見て気になっていた。
    手で触れるとさわるとの違い。
    手を介したコミュニケーションと、人との距離の取り方。
    触感や皮膚感覚が人の感覚に働きかける割合。
    いろいろ考えさせられる。
    特に最終章の表現は見事だなぁと感心した。

    0
    2023年06月23日
  • 感性でよむ西洋美術

    Posted by ブクログ

    展覧会では、展示作品の横に解説文が付いており、それを読みながら作品を見ているけど、それでは作品鑑賞というものは結局、解説に書いてあることの確認作業になってしまうのでもったいないと。図星でした。

    「感性でよむ」というと「センスを磨く」ことだと思うかもしれませんが、感性でよむとは必ずしも直感を鍛えることではなく、むしろ言葉をしっかり使うことで、感じ方も深まるし、言葉も磨かれる とのことで、類似した作品ではあるが、異なる時代背景や作風を並べて、それぞれの特徴を解説してくれる。

    中世絵画は宗教(キリスト教)画が中心だが、その終わり頃には宗教的な重しを取り払い、古代的(人間的)価値観の復活を意識した

    0
    2023年04月16日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

    Posted by ブクログ

    文章がとても読みやすい。
    リベラルアーツが注目されて久しいけれど、
    そもそもなぜ学ぶ必要があるのか、
    変化の激しい世の中でどういった視点が求められているのか、
    そして自分で考えて行動するために、どんな学びが必要か。

    今の最先端技術は5年後陳腐化している。
    そうした技術ではなく、学び続け研究し続ける力を身につける、というのがとてもしっくり来た。

    0
    2023年01月15日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    他社への関りはとても難しい。傍目に困っているように見えてもその人にとっては日常で、助けてもらう必要が無いと思っている必要もあります。
    せっかく助けてあげようと思ったのにと、どうしても善意を踏みにじられたような、恥ずかしい思いをさせられたような気になる事もあります。
    そんな他社への介在をどうやって考えていくか考えさせられる本です。

    0
    2022年11月30日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    利他という言葉を最近になってラジオで耳にし興味を持つようになりました。なんとなく自分よりも相手や周りのために尽くす意味合いかと思っていましたが、利他にも色々あるらしいです。
    本の内容は全体的に難しく感じましたが、利他について考える行為自体がとても大切な事なのだと感じた。何のための利他なのか、誰のための利他なのか。
    一章 伊藤亜紗さんの
    ・利他は自分のためになる?
    ・数値化によって消える利他の感情
    ・他者のコントロール
    ・信頼と安心
    が良かったです。
    利他的な行為を行う上で自身が気をつけること、利他的な行為を相手から押し付けられた時の考え方等自分と相手の関わりの中で客観視するヒントを貰えたように

    0
    2022年11月22日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    利他について、さまざまな専門家がさまざまな視点で。
    利他とは自分の中にあり、本能的なものというのが私の受け取り方。

    全体の内容とは関係がないが。
    ブルシットジョブという仕事があることには気づいていて、それが単語化されていることに驚いた。

    0
    2022年10月30日
  • ヴァレリー 芸術と身体の哲学

    Posted by ブクログ

    68 読者を行為させる 装置

    74 ヴァレリーにとって詩とは「詩として表現された…生理学的生」

    「創造的誤読=読みの複数性」は「不可避の副産物」にすぎない

    109 反復や同化
    「他者と同じ状態になる」という私たちの衝動が、コミュニケーションの可能性を作っているとヴァレリーは考えている。

    130 詩をつくることは詩

    169
    ヴァレリーにとって注意の本質とは、注意の対象と注意のシステムの分離不可能性に、より単純に言い換えれば、注意の対象と注意する主体の分離不可能性にある。初期の『カイエ』で、ヴァレリーはこの分離不可能を「対象の受肉incarnation」と呼んでいる。

    184
    リズムと

    0
    2022年10月29日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

    Posted by ブクログ

    本来、自由人であるためのリベラルアーツだが、現代社会には自由市民など少なくなり、社畜と揶揄されるような(あるいは自嘲するような)都合良く洗脳された労働の奴隷が、別の奴隷のためにリベラルアーツを学ぶ時代。現代社会の悲劇として語る上田紀行氏、東工大のリベラルアーツ研究教育院長の発言は非常に考えさせられる。

    教育の名の下に奴隷を育ててはならない。しかし、そうは言うが、社会にとって有用な人材だから用いられるのであり、それが所謂労働ニーズになるなら、我々は奴隷たることから逃れられず、自由市民にはなり得ない。我々自身も社会からの期待を将来像に設定するから、とがった夢を見ることも叶わない。つまり、社会的動

    0
    2022年09月15日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    伊藤亜紗の「利他」についての概論が一番よかった。
    なぜ今、「利他」なのか、ということが、まず知りたかったので、ジャック・アタリの合理的利他主義や効果的利他主義についての説明がありがたかった。

    中島岳志のいう「利他」は合理的利他主義とは違い、湧き起こるものであること、親鸞のいう若松英輔の「利他」は民藝の文脈からの「ウツワ」にその本質を見出すものであった。特に中島岳志に関しては、意外。ここだけではわかりにくいので、中島岳志の「思いがけず利他」もこの後読んでみようと思う。

    國分功一郎の言う中動態がなぜ「利他」と繋がるのか興味があったが、なるほど「義」がそうであったか。つまりはやむに止まれぬ、湧き

    0
    2022年08月26日
  • ひび割れた日常――人類学・文学・美学から考える

    Posted by ブクログ

    人類学者、作家、障害についての研究者三人によるコロナ後の日常についての刺激的なリレーエッセイ。
    同じテーマを語っていても、各々の感じ方や表現の個性がとても興味深い。類似性と違いが同時に目に入ってくるのが楽しい。

    0
    2022年07月03日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

    Posted by ブクログ

    日本のトップにこんなアツい教員がいる大学があって安心する。

    学び直す、考え直すとか肯定できたらなーと思ってたところにこの本来は刺さった感がある。

    1
    2022年05月24日