伊藤亜紗のレビュー一覧

  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

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    やっぱり池上さん好き!(何度もライブ講演会で生トーク堪能)
    【わきまえるな】【丸く削るな】良い言葉◎

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    2021年10月01日
  • ひび割れた日常――人類学・文学・美学から考える

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    人類学者・小説家・美学者によるリレーエッセイ。コロナウィルスをきっかけとして、人間と自然の関係を考える。オンライン授業の広がりで、仕事を持った社会人学生が、必須科目を受講しやすくなったという話を聞いたことがある。視点が違うとマイナスもプラスに転じる。振り返ってみると、コロナウィルス感染の蔓延に脅威は感じても、ウィルスそのものに怒りはない。結局、苛立つ原因は人間側の言動に対してだなと改めて思う。

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    2021年09月23日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

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    リベラルアーツを取り上げた初めての大学が理系の雄、東工大。私の時代にこの3人の教養を分けてほしかった。

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    2021年09月09日
  • ひび割れた日常――人類学・文学・美学から考える

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    人類学、文学、美学それぞの観点が交錯するリレーエッセイ。
    「三人寄れば文殊の~」というが、同じ災厄を経験した世界中の人々から、コロナと共存する智恵はきっと出てくるはず。

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    2021年08月31日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

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    教養って何なんだろう?自分の根っこを太くするって言ってもどうしたらいいのだろう?このような疑問に対して、ある程度はこの本を読んでイメージできたが、やはり難しい。
    すべてを疑う、クリティカルシンキング、とがるなど、理解はできても実行するとなると難しいと思う。それを少しでも意識しながら生活することが大切なのだろうか。本書にも述べられているように、特に今のコロナ禍においては、多くの情報が錯綜し、メディアの報道すら一部分しか見えていないかもしれない。自らも正確な情報をとりにいき、かつそれをも疑い、それらの知識をまとめて考え運用し、ベストな選択、行動をする。今の状況は、平時に比べると本書に述べられている

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    2021年08月27日
  • とがったリーダーを育てる 東工大「リベラルアーツ教育」10年の軌跡

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    東工大の「リベラルアーツ教育」を構想した面々、池上彰ら実施にあたった人々の問題意識の高邁さや努力は素晴らしいと感じる。東工大については、今野浩のエッセイにもたびたび触れられていたが、理系学生に人文知の薫陶を与えようという意識が非常に高く、般教の教授連も大物が就くらしい。とはいえ、そもそも「リベラルアーツ」は高等教育の場で身につくというものであろうか?。
    本書の中でも何度か出てくるように、試験、試験で能率を追求する知的訓練で鍛えられた「優秀な学生」は、「教養」の涵養にも効率を重視する。人文知の世界の「基本書」は、どれも数をこなせるようなものではない。しかし多くの学生は、いわばよくできた「知のカタ

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    2021年08月16日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    新たな視点に気づかされます

    2020年中学入試では栄光学園、中大附、東京都市大附で出題、高校入試では東京学大附で出題された。
    先日、目の見えない人に道を聞かれて、説明にとても苦慮したことがあって読んでみた。
    実は足の裏から多くの情報を得ているとか、美術館で絵画鑑賞するとか、驚きの世界であった。
    大切なのは、見えている人が強い、見えない人は弱いという無意識の上下関係を作らないこと。
    「見えないことが障害ではなく、見えないことで何かができなくなる、そのことが障害である」という言葉が胸に突き刺さる。
    障害者が引け目を感じない世の中であってほしい。

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    2020年12月14日
  • 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

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    スポーツは、目の見えない人にとっては、安全な場所。という感覚に驚いた。

    ルールがあるからこそ、自由に出来る。それは、フィールドやコートといった仕切られた空間も同様。

    ルールがあるから自由、安全という感覚は、一般的な社会においても、示唆を与える。

    とにかく、特殊な状況を理解することは、物事を理解する上で、様々な気付きを与えてくれる。

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    2020年06月11日
  • 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

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    前著「目の見えない人は世界をどう見ているのか」の一流アスリート編。興味深い世界が開かれていく。視覚障害に対して、かわいそうではない、平等な地平がスポーツを通して見えてくる。

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    2017年12月07日
  • 目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか

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    リオデジャネイロでのパラリンピックが盛り上がりは2020年に向けて障がい者スポーツへの関心のギアを一段階上げると思います。NHKの放送もソチの時は教育テレビの福祉番組が中心にあったように覚えていますが今回は総合テレビでスポーツとしての中継が存在感を増していました。本書も社会福祉的な論点ではなく身体論としての切り口が新鮮でした。手に取ったのは以前にたまたまお話を伺った5人制サッカーの日本代表の落合啓士選手がインタビューに答えているのを見つけたからなのですが、その際、見えている時代にサッカーを見てからその後ブラインドサッカーに入る選手より、初めからの選手の方が可能性が高いかもしれない、と言われてい

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    2016年09月22日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    目の見えない人、つまり視覚に頼らない生活を送っている方々の生活実態を通して、いかに人間があるひとつの見方に縛られているかを示した一冊。
    議論の射程は幅広く、身体論を深めようとヴィトゲンシュタインまで絡めた論説が続くと思いきや、フロイトのユーモア論を持ち出して、
    現代社会の障害者の方々への見方に対する問題提起が始まる。
    今までにない視点をたくさんもらって学びになったという感想に加え、伊藤さんのいろんな立場の方々への強い愛を感じた、読んでて気持ちよい本。

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    2026年06月25日
  • 身体の美学入門 感性から捉えなおす人間の本質

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    美しさや醜さを感じる働きを感性と呼ぶ。この感性について考察するのが美学という学問だ。本書は、私たちが人間の身体を美しいと感じたり見にくいと感じたりする事態について、何が起こっているのかを哲学的あるいは歴史的に検討する。
    著者が強調するのは、感性は個人的なものではなく、社会的・規範的なものだという点だ。すなわち、私たちが何かを美しいと思う時、私たちは社会で美しいとされる基準の影響を受けているということだ。このことを論じるために、本書は「太っていること」の日的評価が時代によって変遷したことが示される。時代=社会の変化によって、個々人の美醜の判断も左右されるのだ。
    現在醜いとされるものあるいは美しい

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    2026年08月28日
  • 体の居場所をつくる

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    自分の体と心のずれ。それは症状であるとともに対処なのかもしれない。誰しも孤独で、思うように共感されうることはない。どう折合いをつけて居場所を見つけていくか、11人それぞれの向き合い方が自分へのヒントになるかも。

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    2026年08月23日
  • 「利他」とは何か

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    利他とは何か、という題名だったので利他の本質について追求していく本なのだと思っていたが、「利他」という事柄をそれぞれの専門家がそれぞれ定義づけし、考察するような内容となっており、「利他についての諸考察」等の題名の方がしっくりとくる気がしている。

    様々な角度から利他を語り、全体を俯瞰して見るとぼんやりと全体像が見えてくるような。
    まるで、ピカソの多視点画をみながら全体像を探っているような本だと思った。

    しかし、この本を読んで最終的に絵の全体像が見えてこない気がするのは、各専門家が利他について相互に刺激を受け、お互いの観点を踏まえた一段上の視点を提示するのが少ないからだろう。

    せっかくこれだ

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    2026年08月13日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    見える人は視点があるため、裏面を無視し平面的に把握しがち。一方、見えない人は視点を持たないため、物体の全面を等価に触知し、立体的・俯瞰的に把握する。

    知覚は道具を介した物理的拡張から、美術館でのソーシャルビューのように他者の言葉から自分なりの像を組み立てる言語的拡張まで広がる。

    見えないことは障害というテーマとも重なるが、かといって機能的差異の話だけで終わらせず、重くなりすぎない「なるほど」と思わされる視点が多い一冊。audible。

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    2026年07月19日
  • 「利他」とは何か

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    筆者ごとに専門性が違うためか、書き味が章ごとにかなり違う。最後の二章は軽く読み飛ばしてしまったが、最初の方はなかなか良かった

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    2026年06月21日
  • 体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉

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    テクノロジーを使って、できなかったことができるようになる。医療現場でバリアフリーとして使われるのはいいけど、スポーツや芸術の分野で使われるのは、ちょっと興ざめだなぁと感じてしまった。

    人間って、いつの間にこんな異様な進化を遂げていたんだ。

    余談だが、第一章のダクティリオンを見て、『スパイキッズ2』に出てきたスパイツールを思い出した。高い場所を登るために主人公が両手の指につける道具で、子どものころ欲しくてたまらなかった。(なんなら自作していた)

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    2026年05月17日
  • 目の見えない人は世界をどう見ているのか

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    見えない人がどのように世界を見ているのか、を色んな視点(空間、感覚、運動、言葉、ユーモア)で語られており、個人的にはなるほど、確かにと、驚きや発見のある面白い本だった。

    特に空間、感覚の章はこれまで当たり前に思っていたことがちょっと違うのかも、と思えた新しい発見があり、少し視野が広かった(これも見える人の視点かも、、?)。

    この本を読んでみて、ちょっと美術作品に触れたいな、とも思った。

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    2026年05月05日
  • 「利他」とは何か

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    読む前
    利他はほとんど存在しないでしょう
    見返りを求めたり、「利他」的な行為をする自分に酔ったりしてるだけなのでは→結局は利己
    でも、親が小さな子を守るみたいな行動は利他だといってもいい?
    ↓
    いずれの章にも共通するものとして、「余白」「うつわ」、つまり自分の意志以外のものの介入を許しているということがあった。逆に、その介入を許さない場合、それは利他ではない
    利他が「生まれる」(「する」ではない)時は、自然に、すなわち「オートマチックに」生まれるものであり、それは自分の意志ではなく何か大きな力がはたらいてこそのものである

    3章〜5章で論じられていることが利他に結びついているのかあまりわからな

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    2026年04月19日
  • 体の居場所をつくる

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    心を病んだことがある人は読むの注意。筆者の言語化がうますぎて、辛かった過去がある人は当時の記憶が呼び起こされて、一気に引き戻される可能性があると感じた。

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    2026年04月04日