藤谷治のレビュー一覧

  • 綾峰音楽堂殺人事件

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    綾峰県綾峰市にある古い県立音楽堂と、そこを活動拠点とする綾峰フィルに俄かに湧き起こった音楽堂の取り壊しとオケの解散問題。音楽堂跡地の有効活用とオケの助成金打ち切りを煽るカリスマDJと、なんとか音楽を、文化を守ろうとする綾峰フィルの関係者の対立。
    そんななか、綾峰フィル最後の音楽堂でのコンサート中に、楽屋で男が殺された。その男こそ、音楽堂取り壊しを先導したDJだった。
    綾峰フィルの顧問としてたびたび綾峰市を訪れていた音楽評論家であり、英文学教授の討木穣太郎と共に事件を目撃した小説家・フジツボムサオ。
    どうみても作者の分身(笑)のフジツボ氏が、いたって冷静に討木氏本人を分析し、ツッコミをいれながら

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    2019年07月10日
  • 小説は君のためにある ──よくわかる文学案内

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    ◯抜粋
    小説はを読むことは人生にどんな役割を持っているか?
    ・人生が増える
    ・こっそり考える
    ・現実を見直す
    ・多様性を知る
    ・すべての人の自分
    ・陶酔

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    2018年11月17日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    一巻より若干暗め。好みでいうと一巻のほうが好き。きっと、自分の人生や考え方に近いものが多かったからかなぁ。これはこれで、たぶん共感する人もおおいと思う。

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    2018年07月21日
  • あの日、マーラーが

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    オケについて、マラ5について、フィクションとは思えないほどのリアル感のある描写。複数の登場人物たちがマラ5を通して間接的に繋がる話で、それぞれの関係は希薄なので淡々と進んでいく感じ。フィクション要素(ご都合主義)を増やして、もう少しドラマチックに持っていってもよかったのでは?

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    2017年10月25日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    お弁当屋さんの「おまち堂」がいいなー。同じ商店街なので当然ながら前作に登場したお米屋さんのおにぎりやカフェの話題も出てきて嬉しい。

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    2017年09月10日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    【収録作品】一軒目 藤谷治「古書卯月(ウガツ)」/二軒目 あさのますみ「あったか弁当・おまち堂」/三軒目 安澄加奈「水沢文具店」/四軒目 加藤千恵「台湾茶『淡月』」/五軒目 吉川トリコ「カサブランカ洋装店」/六軒目 大沼紀子「やきとり鳥吉」

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    2017年04月06日
  • 明日町こんぺいとう商店街2 招きうさぎと六軒の物語【電子限定特典付】

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    明日町こんぺいとう商店街という架空の商店街の短編が詰まったアンソロジーの二冊目。 一冊目とも繋がりつつ、新しい六軒のお店の話が紡がれている。 お気に入りの話は、「水沢文具店」「カサブランカ洋装店」。 新人教師で上手くいかない教師の心の支えになる文具店の話も、お祖母ちゃん姉妹が営む洋裁店の話もしんみりするが、心が暖かくなる。

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    2017年01月30日
  • 船に乗れ! I 合奏と協奏

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    友達が気になっている本として勧められて読む

    ピアノトリオの話がでるまでいまいち読み進むのが乗らなかった

    続きの巻に期待

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    2016年08月13日
  • 船に乗れ! III 合奏協奏曲

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    高三の秋。サトルはチェロを辞めることを決意する。
    これだけ音楽の美しさと喜びを知っている人が音楽から離れられるのかとも思うが、十八歳の主人公には0か100かの答えしかなかったのかも。
    ミニコンに南を参加させたことは理解できないけれど、妊娠発覚後から彼女がとった行動はとうてい高校二年生の女子ができるものではないので強い人だと思う。
    祖父、佐伯先生、脇を固める人が良かった。そして金窪先生との再会。タイトルは先生がくれたニーチェの言葉から。
    分かってはいたけれど、主人公がさえない中年になっていたことを少なからず残念に思う気持ちがあったのは、それが甚だしく現実的だったからに他ならない。
    ポプラ文庫版で

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    2016年06月27日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    8篇の物語が収められている。
    今回の物語に特徴的なのは、「小説とは何か」という疑問だ。

    「青と赤の物語」では、物語が禁止された世界を描いている。
    物語があるから悪いことをする人がいる、そんな考えを持ったエライヒトたちが物語を禁じてしまったのだ。
    全く因果関係はないのに、AだからBと決めつけてしまったのだ。
    物語は、文学は、何の役にも立たない。
    本当にそうだろうか。
    物語は時に残酷なものも、悲しいものも、苦しいものもあり、そんな世界を目にするのは時には恐ろしい。
    けれども、そんな世界があるから救われる人もいる。
    物語に書いてあることは、どんな物語にせよ、誰かから、読者に、あなたに、向けたメッセ

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    2016年02月22日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    タイトルの通り、小説にまつわるアンソロジー。
    ラノベっぽい軽さのものが多くて中高生向けかな。
    それでも小説の存在意義を説くような話が読めてなんだか嬉しかったです。
    本を読んで驚いたり、感動したり、幸せな気持ちになったり、そういう純粋に読書を楽しんでいた頃の初々しさを思い出しました。

    「青と赤の物語」 加藤千恵
    「あかがね色の本」 千早 茜
    「新刊小説の滅亡」 藤谷 治
    この3つが好きです。

    私の人生、何度小説に救われてきたんだろう。
    探さなくてもいつだって必要なときは必ず寄り添ってくれてた。
    その経験はその本とともに、何年経っても何が変容しても移ろわなくて、私にとって本当にかけがえのないも

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    2016年01月26日
  • 全員少年探偵団

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    少年探偵団ぽい文体でスマホだのインターネットだの出てくるおかしみ。
    挿絵もこのテイストでパソコン覗き込んでる場面とか(笑)
    あと奥付にちゃんと検印が!

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    2016年01月04日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    『本』が出てくるアンソロジー。

    神永さんと島本さんだけ? な状態。
    彼女の正体があれ、という時点ででてくるのは彼? と
    思ったら、その通りでした。
    水戸黄門状態で、安定です。

    しかし一番印象的だったというか、困るのは最後の話。
    好きな文章の新作がもう読めない、というのは
    ものすごく寂しいです。
    この後どうなったのか、どうなるのか。
    想像のは楽しいですが、そうなったのか違うのか。
    それすらも分からない現実は嫌です。

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    2016年01月03日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    いじめられっ子は本を読むの? 小説よ、永遠にって感じではなかった。
    好きなの、加藤千恵、千早茜。まあまあ佐藤友哉(はじめての人。)

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    2015年12月23日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    本をめぐる物語シリーズも第三弾ですね。
    やっぱりわたしは島本理生さんのつむぐ物語がすきだなと思いました。
    どの物語も読みやすいので空き時間にさくさくと読めるのも、アンソロジーのたのしいところかも。

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    2015年12月21日
  • あの日、マーラーが

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    2011年3月11日の大震災の当日,すみだトリフォニーホールでダニエル・ハーディングの指揮でマーラーの交響曲5番のコンサートが開かれた.その事実を下敷きにした小説.
    いろいろな背景を持つ男女が,その日にコンサートホールにきて,音楽を聴きながら,あるいは演奏しながら,それぞれ,いろいろなことを考えるという話.
    みんな悩んでいるのはわかるが,ちょっと思索的すぎるのではないか.地震の後だから仕方ないのかな.

    読みながら,あの日のことをいろいろ思い出した.ときどきこういう風に思い出すのは大事だな.ほんとうに様々な感情にとらわれた日であった.

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    2015年12月08日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    千早茜さん目当ててで購入。
    読んだことのない作家さんも多く楽しめたけど中高生向きかなー。
    島田さんの作品はもっと読んできたかったな。

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    2015年11月27日
  • 我が異邦

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    ネタバレ

    仕事でアメリカに赴任した短い数年の出来事。
    日本では地下鉄サリン事件が起きた年で、ワシントンD・Cは大雪が降ったなかで
    友人もいない異国での、たった一人での静かな生活。

    国籍も様々なそっけない国で誰もが差別に敏感で
    風俗店で知り合ったエミイは店を逃げ出して
    日本の知り合いはオウム真理教に皆が傍観者だった。

    その他短編。
    新宿から金沢まで逃亡劇。
    メタボ解消のためのサイクリングと、その途中で出会った世田谷の壁を見つめる老人。

    最後のじいさんの神託はちょっと不可思議で不気味だった。

    村上春樹の影響受けすぎかな~。
    カッコつけている感じが鼻持ちならないけど
    嫌いじゃあないよ)^o^(

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    2015年10月26日
  • あの日、マーラーが

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    あの日、とは1911年3月11日、あの震災の日のこと。
    新日フィル、ダニエル・ハーディングによるマーラー5番の演奏会が予定通り開催された。その事実に基にした小説。
    芸術とは、音楽とは、そしてあの日、忘れられないこと、人間のはかなさを、考えさせられた。

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    2015年09月22日
  • あの日、マーラーが

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    題名につられて買いました。チェロを演奏されるということで、クラッシックに関する描写が精緻なのも頷けます。ただ、それ以外の恋愛・人生に関する描写がやや淡白なのが惜しいところです。もっと枚数が多ければいろいろ深堀りできたのでしょうか。ラストに向けて盛り上がるための描写も、人の心の動きの方でグイグイと引き込んで欲しかった。

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    2015年09月07日