川村隆のレビュー一覧
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日本の巨大企業「戦艦大和」のような時代遅れになりかけたのを、解体・再生した実行力は見事。日本の経営者で希有と言える。(同じ道産子として誇り)
日立は立ち直り、世界へ挑戦している。
他方、東芝は実質的に消滅してしまった。
この二社の運命は「日本の行方」を厳しく迫っている。
いずれにしても「トップのリー...続きを読むPosted by ブクログ -
7000億円の赤字
日立時間
大抵の改革はスピードでどうにかなる
社会イノベーション事業
カメラの目を持つ
稼ぐ力を身につける
社長にカリスマ性は必要ない
情報を集めて未来を予測する
51点でいい
ピークを少し過ぎたら撤退する
最良のときはこれからくる
以前から読もう、読みたいとは思っていた一方、...続きを読むPosted by ブクログ -
ラストマンの思想は普段の業務にも活かせるもの
自分の日々の行いが河村さんの言うラストマンと合致する点があり、自分の心持ちや行動に少し誇りを持てるようになった。責任感を強い方なので、自分がこの仕事をサボったらプロジェクトの成果に影響する、という思いのもと、たとえ一メンバーに過ぎないとしても従事してき...続きを読むPosted by ブクログ -
日立製作所が7,873億円の赤字を出した直後の09年に執行役会長兼社長に就任し、V字回復を成し遂げた川村氏の著作。大企業のトップに立つ人物の思考、視座を垣間見ることができます。
【メモ(改革について書かれた第一章から抜粋)】
・一人ひとりが、会社から給料をもらうだけではなく、「自分がみんなの給料を...続きを読むPosted by ブクログ -
飛行機が墜落しかけている緊急事態であっても、マニュアル通りに行動しようという意識が働くものであることを知った
人から投げかけられた言葉の端っこが心に留まり、人は教育されていくのかもしれません。
改革に時間をかけることによるデメリットは、さまざまなものがある。次々と反対勢力が出てきてしまうのもその一つ...続きを読むPosted by ブクログ -
日立グループの変遷、特に業績悪化からの立て直しを行なっていた時期について知りたいと思い購入。淡々とした口調で語られながらも、日立が置かれていた状況やそれに対しての考えや当時の思い、行動が取り繕われることなく書かれていてストーリーとしても面白かったし、一ビジネスパーソンとしても心改められるようか場面が...続きを読むPosted by ブクログ
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真面目で優秀な経営者が、企業がなすべきことを見極め、徹底的にやり抜けば会社の業績はよくなるということが書かれている。川村氏は、富士フイルムの古森氏やコマツの坂根氏に比べて個性の強い経営者には思えなかったが、会社に変革をもたらす経営者にカリスマ性は必要ではないという例としてみると面白い。
別の電機メー...続きを読むPosted by ブクログ -
日立川村氏の話もずいぶん出てきたよなあ…と思うものの買ってしまう。新しい話はやはりあまりなし。経団連会長になりたくて東芝を危うくした人もいる中で、俗世嫌いそうな感じなのにきちっと日立を立て直す川村さんのキャラクターは結構好き。Posted by ブクログ
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転職の都合上、読んでみたものの、そこまで気付きはなかったです。目新しさがないという感じ。V字回復をやったその時の温度感とか感情をもう少し濃く描いてくれるとより良かったなと。
結局自分がやるしかないなーそんな感覚でしかし楽観的に実行することが重要
行き先や、航海ルートは船長が決めるが、船内のメンテ...続きを読むPosted by ブクログ -
少し先の最適解を追求して提案
データを元に分析し勝てる道筋を示す
現状を分析する
未来を予測する
戦略を描く
説明責任を果たす
断固実行する
逃げたくなる未来と向き合うコツ。逃亡の先に未来はない
失敗したときにどうなるか考える
51点で満足する
こてんぱんに打ちのめされてもラストマンとして...続きを読むPosted by ブクログ