帚木蓬生のレビュー一覧

  • エンブリオ 上

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    エンブリオ―それは受精後八週までの胎児。天才産婦人科医・岸川は、人為的に流産させたエンブリオを培養し臓器移植をするという、異常な「医療行為」に手を染めていた。優しい院長として患者に慕われる裏で、彼は法の盲点をつき、倫理を無視した試みを重ねる。彼が次に挑むのは、男性の妊娠実験…。神の領域に踏み込んだ先端医療はどこへ向かうのか。生命の尊厳を揺るがす衝撃の問題作。

    さすが帚木さん!すごく興味深く読めたしほんっとうに面白い!
    ただ岸川の人となりがあまりイメージできないような・・・

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    2010年08月06日
  • 聖灰の暗号(下)

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    上下2巻のそれも厚みのある2冊だったけど、停滞することなく最後まで読めた。途中、カタリ派の<良き人>の説教、問答に感動。実際に聖職者による問答のように思えるくらい。
    文中で紹介されるワインや郷土料理も楽しい。恋愛のシーンはは・・・なくてもいいかな。

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    2010年05月30日
  • 国銅(下)

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    これほどに魅了された作品は久しくない。
    想像をはるかに超える苦役に就きながらも、心は腐らず真っ直ぐに生きる主人公を応援し、全ての出会いに感謝しながら読んでるなんて。
    何度となく大仏さんにお参りしているが、次回は別の見方で感慨一入になるだろう。

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    2010年04月26日
  • 国銅(下)

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    読み終わる頃には涙を抑えるのに苦労しました。
    なんという臨場感!!!
    多分これから何度も読み返すことになるでしょう。。。

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    2010年04月07日
  • ヒトラーの防具(上)

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    ベルリンの描写が素晴らしい。
    ヒトラーという狂気の持ち主に翻弄されてしまったドイツ国民と
    ベルリンという悲劇の都市、そして
    誇り高く生きた日本人武官。
    歴史の波に流されつつも、自らを貫き通した人々を讃える、
    壮大な叙事詩である。
    感服しました。

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    2010年04月06日
  • 聖灰の暗号(上)

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    一気に読んだ。面白かった!
    人間の心は自由なんだなぁ。
    レイモン・マルティの手稿が素晴らしかった。

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    2010年02月16日
  • ギャンブル依存とたたかう

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    ギャンブル依存を扱った本では、これまでで一番いい。公平な視点でさまざまな治療法について触れているし、著者が小説家でもあるので文章もわかりやすい。

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    2010年04月16日
  • エンブリオ 下

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    まずミステリーとして見るならば、全体を貫くストーリーや様々な仕掛けと呼ぶに値する伏線などは秀逸だと思うし、早く先の展開を読み進めたくなる気持ちははやるばかりなんだけど、肝心なところの多くが明かされぬまま、おそらくは意図的に曖昧なまま置いて小説は閉幕しているので、何だかかゆいところに手が届かないような、指に刺さった棘がなかなか抜けないようなモヤーっとしたものが残る。
    ただ、あえてそんな不満点から述べてしまったけれど、この小説の最大にして唯一のテーマはそういった類のものではないので、謎の多くが明文化して示されていないというモヤモヤ感を打ち消して余りある満足を読後は得ることができた。
    じゃあそのテー

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    2009年12月23日
  • エンブリオ 上

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    まずミステリーとして見るならば、全体を貫くストーリーや様々な仕掛けと呼ぶに値する伏線などは秀逸だと思うし、早く先の展開を読み進めたくなる気持ちははやるばかりなんだけど、肝心なところの多くが明かされぬまま、おそらくは意図的に曖昧なまま置いて小説は閉幕しているので、何だかかゆいところに手が届かないような、指に刺さった棘がなかなか抜けないようなモヤーっとしたものが残る。
    ただ、あえてそんな不満点から述べてしまったけれど、この小説の最大にして唯一のテーマはそういった類のものではないので、謎の多くが明文化して示されていないというモヤモヤ感を打ち消して余りある満足を読後は得ることができた。
    じゃあそのテー

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    2009年12月23日
  • アフリカの瞳

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    アフリカの蹄の続編ともいえる。

    アパルトヘイトに撤廃を成し遂げるが、貧富の差がなかなか埋まらない。貧しさに黒人たちがまだ喘いでいる。

    やがてエイズ感染が広がる。

    世界のエイズ感染者の60%の地域。
    感染からどのように救い出すのか。

    HIV感染者からエイズへ。
    小説を読んで、日本ではどうなのだろうかと思ってしまう。

    HIVとは、エイズとは、小説を通して正確な知識を持って欲しい。

    著者の弱者に対する暖かな眼差しを感じる。
    著者には一貫してこうした弱者に対する視線があり、ホッとする。

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    2009年12月05日
  • 受精

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    日本、韓国、フランスの女性。
    それぞれ事故で恋人を失う。
    その恋人の精子が冷凍保存されていた。
    恋人の子どもが欲しい。
    三人はブラジルのセンタに寮を提供する病院に受精のために行く。

    三人と恋人との逢瀬が実によく描かれている。

    そしてブラジルの風景、情景などが細かく描写されている。

    著者の眼差しを感じる。
    こういう感じはなかなか味わえない。

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    2010年09月07日
  • アフリカの蹄

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    小説の中での「この国」とは南アフリカのことでしょう。あえて国名は明記していない。

    この国に心臓移植の外科医として留学した若き医師がアパルトヘイトに衝撃を受け、黒人たちと共に撤廃の活動をしていく様子を描いています。

    アパルトヘイトとはどんなものなのか、知識だけの理解が恥ずかしい。その知識も現実感がない。若いときに、十代にこのような世界を見ておく必要性がありますね。

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    2009年11月30日
  • 国銅(下)

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    華やかな奈良の都で、大仏造営に携わった国人が主人公の物語。

    銅の産出から、大仏造営と奈良時代の社会、風俗良く描かれていて大変興味深く読めた。

    大仏造営を底辺で支えた人々の営みが興味深かった。

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    2009年10月24日
  • ヒトラーの防具(上)

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    ドイツ物だからなぁ・・・私の採点は甘い!だなんて思わないでくださいまし~。本当に感動しました! 上・下巻に分かれているものの、あっという間に読むことができますよん。
    戦争中のドイツの残虐な行為についても書かれていますし、それに対抗しようとしていたアンダーグラウンド組織のこともでてきます。もう涙・涙ですよん。戦争の悲劇は人間を狂わせてしまうところですよね。日本国家を背負って駐在している主人公のヒューマニズムはだまってはいませんでした。しつこいですけど、満点をうなずいていただける作品だと思います。
    著者である帚木(ははきぎ)氏は元精神科のお医者様。初期の作品はお仕事柄か、精神医学ミステリが多かった

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    2009年10月23日
  • アフリカの瞳

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    これもウガンダで一気に読んだ一冊。
    アフリカをディープに読みたいなら、これ!!
    クライマックスも感動しますよ!

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    2009年10月23日
  • 国銅(上)

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    ならの大仏建立の物語です。
    銅を作り上げるまで。
    銅を流し込んで大仏にするまで。
    その過程を体験する一人の若者が苦役に耐えて成長する姿を描いています。
    人生でほんとうに大事なものは何か。

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    2009年10月07日
  • 国銅(上)

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    借本。
    著者の本はこれが初めて。
    仏像の造り方に携わる人の話が読みたくて。
    久々にいい本にめぐりあえた。

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    2012年12月29日
  • 千日紅の恋人

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    『閉鎖病棟』がすごく良かったから、
    帚木蓬生2冊目いってみました。



    こっちも… とっても良かった!
    シンプルな日常の物語なんだけれど、
    登場人物1人1人がすごく魅力的。

    父親の遺したアパート“扇荘”を管理している時子と、
    扇荘に暮らすちょっと変わった住民たち。
    ほんわりする恋の話。


    それは『閉鎖病棟』でもそうなんだけど、
    帚木蓬生さんは人をいきいきと描くのがうまいと思う。

    扇荘に暮らす人たちの描写はもちろん、
    時子と母親が通うカラオケ教室の生徒たち
    時子が働く特養ホームの同僚や高齢者たち
    みんなすごく温かい目で描かれていると思う。

    柏木のおじいちゃんのお葬式の場面がお気に入り。

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    2009年10月04日
  • アフリカの瞳

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    人間の傲慢は、知らない内に黒く広がっていくものなんだと思います。
    けど、それに立ち向かっている人もいる。
    見習えるとは思わないけど、尊敬します。

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    2009年10月04日
  • 安楽病棟

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    ハハキギって読むんだー
    「閉鎖病棟」でドはまりして、次に選んだ一冊です。今の自分にとても興味がある内容。

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    2009年10月04日