帚木蓬生のレビュー一覧

  • 香子(一) 紫式部物語

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    大河ドラマの描かれ方との違いを比較しながら読め、楽しかった。

    源氏物語の下地には、紫式部の漢籍の素養があり、本当に偉大な文学なのだなぁ。

    漢詩が多く出てきていて、一度で理解するのは難しかったので、再読して味わえるようになりたい。

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    2024年07月22日
  • 三たびの海峡

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    広島や長崎の原爆での被害のことばかりが耳に入るが、日本も同じように侵略や強制労働を強いてきた歴史をなかったかのように振る舞う
    もちろん主人公も人としての道は外れているが、そういう時代であったとはいえ、こんな酷いことができるのかと言うくらい出てくる日本人は鬼畜だった。

    読み応えのある1冊。

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    2024年06月14日
  • 水神(上)

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    目の前を悠然と流れる筑後川。だが台地に住む百姓にその恵みは届かず、人力で愚直に汲み続けるしかない。助左衛門は歳月をかけて地形を足で確かめながら、この大河を堰止め、稲田の渇水に苦しむ村に水を分配する大工事を構想した。その案に、類似した事情を抱える四ヵ村の庄屋たちも同心する。彼ら五庄屋の悲願は、久留米藩と周囲の村々に容れられるのか。

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    2024年06月03日
  • 白い夏の墓標

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    この作家さんの話は専門的だけど好きなんです。今回もまるでコロナが以前から知っていたような感じをさせる物語であるともいえる。まぁ所々専門すぎて読み飛ばしたものはありますが(笑)

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    2024年06月03日
  • 三たびの海峡

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    耐えられない苦労の一言では表せない人生。
    時代に翻弄されながら、生き残って生きていくことの重さを感じさせられた。
    もう一度じっくりと読みたい。

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    2024年04月24日
  • 国銅(下)

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    広国 国人 『国銅』 
    主人公と本の題名が読み進むにつれて どうしてそういう名を付けたのかが繋がりました。

    漢詩において、おそらくこうだろうなと拡がる風景心情など、余韻に浸る素晴らしさを実感しました。漢詩 本当に良いですね。 

    色んな場面で考えてさせられる優れた本です。

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    2024年04月17日
  • 国銅(上)

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    長門の国から石を切り出し銅を造り都に運ぶ。
    大仏様をどうやって造りあげていったのか。
    詳しく描かれた工程を読みながらもっと知りたい事は検索しながら読みました。
    奈良の大仏様をこの本を読み終えてから、又この都を造りあげた関わった人々に対して参拝したいですね。感慨深い本です。

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    2024年04月16日
  • 閉鎖病棟

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    自分も精神疾患を持っていて、精神科のデイケアとか閉鎖病棟とか実際に訪れたことがあって、その時のことをさまざまと思い出した。何度も読みたい作品

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    2024年04月08日
  • 臓器農場

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    面白かった!!!
    いのちとはどこに宿るのか、深く考えさせられました。
    欠陥を持った藤野くんが、一番地に足を着けていて、だからこそ最後の言葉がとても印象に残りました。
    的場先生の手記がとても切なく、悲しかったです。

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    2024年03月09日
  • 三たびの海峡

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    騙されて強制連行された炭坑で辛く苦しい仕事をさせられていた。殴る蹴るは当たり前、亡くなっても何とも思わない日本人。そんな時代があったのかと苦々しい思いだ。
    やっと逃げ出し戦後愛する妻と韓国へ行くも敵対している両国。妻は父に連れて行かれ別れなければならなかった。
    辛かったねの一言では言い表せない大きな歴史があった。
    ドキュメンタリーのようでした。

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    2024年02月13日
  • 白い夏の墓標

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    「この本、本当に凄いぞ!!」の帯に衝動買い。45年前とは思えない現代的内容の医学ミステリー。

    アメリカで客死した学友の痕跡をおって行くうちに辿り着く細菌研究所。細菌兵器の研究に従事する医学者たち。逆立ちした科学。人体実験やウイルスなど、COVID19の出自を預言しているかのような内容。

    書店員のオススメのとおり大当たりでした。

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    2024年02月11日
  • インターセックス

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    サンビーチ病院に勤務することになった翔子。そこでは性同一性障害やインターセックスの患者達への治療が行われていた。翔子は絶望の淵にいた患者達のために奔走するが、岸川院長の周辺に不可解な変死が続いていると気づき…。

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    2023年11月12日
  • ヒトラーの防具(上)

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    居合いの剣でヒトラーを魅了し、護衛に選ばれた日独混血の駐在武官補佐官。だが、祖国・日本は、そしてもう一つの祖国・ドイツは彼の思いとは別の道を歩んでいた。第二次大戦下のドイツを舞台に描く、ヒューマン・サスペンス。

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    2023年11月12日
  • ヒトラーの防具(下)

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    居合いの剣でヒトラーを魅了し、護衛に選ばれた日独混血の駐在武官補佐官。だが、祖国・日本は、そしてもう一つの祖国・ドイツは彼の思いとは別の道を歩んでいた。第二次大戦下のドイツを舞台に描く、ヒューマン・サスペンス。

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    2023年11月12日
  • 三たびの海峡

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    一度目は戦時下の強制連行、二度目は愛する日本女性との祖国への旅。そして、戦後半世紀を経た今、私は三度目の海峡を越えねばならなかった…。“海峡”を渡り、強く成長する男の姿と、日韓史の深部を誠実に重ねて描く。

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    2023年11月12日
  • 国銅(下)

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    蟻の如く働くこと十年。繰り返しの過酷な毎日でも、国人は仏の教えとわずかな言葉を頼りに必死に生きた。そして遂に大仏は完成したが…。無名の者たちの深き歓びと痛切なる哀しみを描く大平ロマン、万感のラストシーン。

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    2023年11月12日
  • 国銅(上)

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    極上の銅を命懸けで掘り出し、精錬して鋳込む。若き国人も仲間と共に都に向かった…。奈良の大仏造りに身を捧げ、報われずに散った男達の深き歓びと哀しみを描く大平ロマン。

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    2023年11月12日
  • 水神(下)

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    ついに工事が始まった。大石を沈めては堰を作り、水路を切りひらいてゆく。百姓たちは汗水を拭う暇もなく働いた。「水が来たぞ」。苦難の果てに叫び声は上がった。子々孫々にまで筑後川の恵みがもたらされた瞬間だ。そして、この大事業は、領民の幸せをひたすらに願った老武士の、命を懸けたある行為なくしては、決して成されなかった。故郷の大地に捧げられた、熱涙溢れる歴史長篇。

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    2023年11月12日
  • やめられない ギャンブル地獄からの生還

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    身内にギャンブルをやっている方がいたらまずは本書の診断だけでもやってもらうべき。
    一回借金の精算をしてくれた息子の結婚資金を再度パチンコに注ぎ込むくらいのレベルの症例が多く文字通り鬼かロボットと化している。ここまでやって離婚離縁されていないケースもあるのには驚く。
    借金については絶対に肩替わりしないという事を学べる良書。

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    2023年08月23日
  • 閉鎖病棟

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    映画の原作だと知り購入。
    ただ思っていた時代背景などが違う上に、精神疾患に対して理解がない時代でもあり、言葉に戸惑って、読むのを辞めようかと思ってしまった。
    でも山本周五郎賞を受賞しているとあったので、最後まで読み進めてみた。

    精神疾患に理解が得られない時代。
    常識から外れると、おかしい、とされる時代。
    個性だと認めてもらうことはもちろんなく、家族からさえ疎まれる人たち。
    だけど、純粋に人を想いやれるのは、常識内にいるとされる人ではなく、この病棟にいる人たちではないのかな?と思ってしまう。

    現代で心を病む人は増えていると聞く。
    生きる意味を探している人も多い。
    弱くても、存在が薄くても、常

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    2023年07月27日