帚木蓬生のレビュー一覧

  • 風花病棟

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    ネタバレ

    帚木蓬生、いい作品が多いと改めて思う。
    これを読むの、3回目。
    どの先生も、穏やかでいいドクターです。こんなドクターにかかりたいと、みんな思うことでしょう。

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    2018年03月11日
  • 臓器農場

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    ミステリー好きになったきっかけの本。
    夜読み始めたら止まらなくなり、そのまま最後まで読んでしまった。
    内容も当時の自分には結構衝撃的だった。
    そのせいか、色々と印象に残っている。
    面白い本だと思う。

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    2017年12月17日
  • 逃亡(下)

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    戦犯という立場、自らの罪意識は持ちつつも、それでもやりばのない国家から見放された理不尽さ、今まで考えたこともなかった戦争の側面を考えさせられた。そしてもうひとつ、下巻を通じて太く貫かれていたのが、嫁の気丈さ。はんぱない。嫁からの手紙は本当に泣けました。

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    2017年11月22日
  • 三たびの海峡

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    良い本を読んだ。久しぶりに電車の中で熱中の余り、降り損ねかけた。
    帚木さんのミステリーっぽくない本を探していて見つけたのがこの本。あらすじを見て、テーマが戦時中の朝鮮人強制労働という政治・民族的なものなのでちょっと悩んだが、帚木さんなら冷静に扱うだろうと考え購入した。
    前半は戦時下を中心に現代をフラッシュバックで扱いながら進行する。あまりに屈辱的な日本の朝鮮統治、その中で強制労働に徴集される17歳の主人公。連れて来られた日本の炭鉱での過酷な労働。そして搾取・拷問・・・。帚木さんの端正な文章で綴られるその悲惨さは、扇情的でないために却って胸に響いてくる。
    一方で日本人炭鉱労働者が差し出す強

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    2017年11月16日
  • 逃亡(上)

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    憲兵視点での読み物は個人的には初めてなのでとても新鮮。戦争にはこういう側面もあるのかと。下巻に向けて逃亡も本格化しそうできたいたかまる。

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    2017年11月11日
  • 天に星 地に花 下

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    最高です。全編にわたり優しさに満ち溢れています。まさに慈愛です。
    庄十郎少年を優しく見守る父と母、鎮水先生とつる婆さん。そして立派な医師に成長した凌水先生の患者や子供達へのまなざし。九州訛りがより優しく感じられます。本当によかです。
    電車の中で読むと、涙で目が霞んで困ります。蓬生先生、素晴らしい小説をありがとうございました。凌山先生を主人公にした続編をぜひお願いします。

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    2017年06月29日
  • 水神(上)

    購入済み

    水神(上)

    江戸時代の百姓の生活環境が良く書かれていると感じました。

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    2017年06月17日
  • ヒトラーの防具(下)

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    ヒトラーの防具
    第二次大戦前に、ドイツを訪れた日本の剣道団体がヒトラー総統に剣道防具を贈呈するとこらから物語は始まる。側近に渡すことができればよいと考えていた贈呈団は、ヒトラー本人が表れて感激する。
    ドイツ駐在武官補佐である主人公の香田は日本陸軍中尉だが、折に触れヒトラーの関心を引く。一方で、香田自身はナチスドイツに対し、違和感を抱き続ける。それというのも、香田の周りには、両親、兄をはじめ、魅力的な人間が集まっており、やはりナチスドイツに違和感、あるいは反感を持っているからだ。通常の生活では明らかにすることができない各人の本心が、香田に対しては明らかにされていくところに、香田自身の魅力が表現さ

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    2017年06月11日
  • 天に星 地に花 下

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    享保十九(1734)年~天明三(1783)年
    医師としての技術とそれ以上の心持ち、思想を学び続ける庄十郎。独立を許され開業する。
    そして新たな増税。8歳以上一人につき払えという。裕福な者には大したことは無い。子だくさんの貧しい百姓には‥‥
    起こるべくして一揆は起きる。増税を言い出した藩は首謀者と庄屋、大庄屋を罰して事を治める。
    凌水と名乗りを変え医師として働く庄十郎は、家族の軋轢や百姓の窮状の中で自分の出来ることを少しずつでもしていく。
    彼の言葉で気に入ったのが「人生に大事なものは、はとははとははは」
    歯、母、はははと笑うこと。ホントだ、父が無いのが侘しいけどね (笑)

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    2017年05月31日
  • ヒトラーの防具(上)

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    理性の眠りが怪物を育てる、第二次世界大戦のドイツを舞台に期待を裏切らない一冊。歴史と事実は違うからこそ、魅せられる。

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    2017年05月07日
  • ギャンブル依存国家・日本~パチンコからはじまる精神疾患~

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    カジノ法案が成立してしまった状況で、この本を読んだので、日本の未来が心配だ。それにしても役人の天下りと癒着には呆れてしまう。タイトルとおりの本でとても参考になった。

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    2017年04月25日
  • 蠅の帝国―軍医たちの黙示録―

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    こんなに信頼できない『小説』があるとは。
    どう見ても『事実』、
    どう見ても『歴史』、
    どう見ても『人生』。

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    2017年03月16日
  • 安楽病棟

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    刊行されてから20年近く時間を経ているが、
    内容は色褪せないどころか、むしろ、切実になっている。

    いずれもモノローグで記述されており、読み始めは戸惑ったが、
    読み進むにつれ、全体像が掴めるようになり、
    その結末たるや、読者に大きな問いを投げかけるものである。

    高齢化してゆくのが自明である現代日本において、
    誰しもが考えるべきテーマだと思った。

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    2017年02月24日
  • 国銅(下)

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    久々にヒット!
    地味な主人公だけど、奈良時代の話が克明に描かれていてその時代が目に浮かんでくるようだ。
    箒木篷生って知らなかったけど、他の本も是非読んでみたい。

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    2016年11月27日
  • 国銅(上)

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    久々にヒット!
    地味な主人公だけど、奈良時代の話が克明に描かれていてその時代が目に浮かんでくるようだ。
    箒木篷生って知らなかったけど、他の本も是非読んでみたい。

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    2016年11月27日
  • 逃亡(下)

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    1945年8月15日、日本敗戦。国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていた―。香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった…。「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。

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    2016年10月06日
  • 逃亡(上)

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    1945年8月15日、日本敗戦。国内外の日本人全ての運命が大きく変わろうとしていた―。香港で諜報活動に従事していた憲兵隊の守田軍曹は、戦後次第に反日感情を増す香港に身の危険を感じ、離隊を決意する。本名も身分も隠し、憲兵狩りに怯えつつ、命からがらの帰国。しかし彼を待っていたのは「戦犯」の烙印だった…。「国家と個人」を問う日本人必読の2000枚。柴田錬三郎賞受賞。

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    2016年10月06日
  • 国銅(下)

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    東大寺盧舎那仏坐像造立に関わった仕丁の人生物語。「感動した!」・・・。行き切るとは如何なることか、自らの自堕落な生活が情けない。合掌?

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    2016年06月11日
  • 水神(上)

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    再読です。
    ややドロドロした本が続いたので、真っ直ぐな物語が読みたくなって。
    江戸時代、両側を川に挟まれながら台地ゆえに水が回らず、困窮する村々。そこの五人の庄屋が立ち上がり、私財をなげうって筑後川に堰を設けて村に水を引くまでの物語です。
    彼らの無私な熱意は藩を動かし、最初は反対をした他の庄屋や町の商人をも巻き込み突き進んでいきます。
    悪人が一人も出てこない、真っ直ぐな話です。真直ぐゆえに、ストーリーの曲折は少ないのですが、それを十分にカバーする力があります。
    でも、地図くらい付けて欲しかったなぁ。どうも水路の構造が理解できずに、話が見えなくなるところがありました。

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    2016年06月05日
  • 水神(下)

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    筑後川の流域にありながら高地なため水に恵まれない土地.久留米藩の財政も苦しい中.5庄屋が全財産と命までも投げ売って筑後川大石堰の工事に乗り出す.武士,農民.商人たちの協力のもと大事業は成し遂げられる.3度は泣ける.この物語に悪人は一人も出てこないのが読後感を良いものにしている.

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    2015年11月27日