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新任看護婦の規子が偶然、耳にした言葉は「無脳症児」──。病院の「特別病棟」で密かに進行していた、恐るべき計画とは何か? 真相を追う規子の周囲に、忍び寄る魔の手……。医療技術の最先端「臓器移植」をテーマに、医学の狂気と人間の心に潜む“闇”を描いた、サスペンス長編。現役医師としてのヒューマンな視線、山本周五郎賞作家の脂の乗り切った筆致が冴える、感動の名作。
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Posted by ブクログ
面白かった!!! いのちとはどこに宿るのか、深く考えさせられました。 欠陥を持った藤野くんが、一番地に足を着けていて、だからこそ最後の言葉がとても印象に残りました。 的場先生の手記がとても切なく、悲しかったです。
ケーブルカー。生まれ育った長崎にふと思いを馳せる。規子と的場医師の出会いもとっても素敵だったが、ラストシーンで(うすうすわかってはいたものの)明確になる的場医師と規子の思いに胸熱くなった。あぁ。規子と的場医師が結ばれてほしかったな・・・
ミステリー好きになったきっかけの本。 夜読み始めたら止まらなくなり、そのまま最後まで読んでしまった。 内容も当時の自分には結構衝撃的だった。 そのせいか、色々と印象に残っている。 面白い本だと思う。
1993年の作品だけどiPS細胞が注目されている今こそ考えるべき先端技術と倫理の問題。特に臓器移植については移植に携わる医師、救命医、ドナーを待つ家族、そして移植される患者自身、立場が変われば是非は問えないだろうと考えさせられた。 治療の一つとしては確かに必要な臓器移植。また再生医療の発展と共に何...続きを読む処までが「人間」なのか?一生付き合う必要のある命題なのだと感じた
新人ナースの主人公が自分が務める病院の謎を暴いていく。臓器移植のための隠された施設など見つけていく過程はどきどきする。後半の急速に問題解決していくところは、それまでじっくり丁寧に描かれていたのにちょっとついていけなかったけど。作品としては面白く楽しめた。
ーー「母がよくききます。茂、赤ん坊のとき死んだほうが良かったか、それともこうやって生きているほうが良いかって」藤野茂はそこまで言って初めて表情を緩めた。「ぼくは、死んだほうがいいと思ったことは一度だってありません。頭が弱くても、毎日ケーブルカーに乗れるから、やっぱり生きていて良かった」(8)
内容(「BOOK」データベースより) 新任看護婦の規子が偶然、耳にした言葉は「無脳症児」―。病院の「特別病棟」で密かに進行していた、恐るべき計画とは何か?真相を追う規子の周囲に、忍び寄る魔の手…。医療技術の最先端「臓器移植」をテーマに、医学の狂気と人間の心に潜む“闇”を描いた、サスペンス長編。現役医...続きを読む師としてのヒューマンな視線、山本周五郎賞作家の脂の乗り切った筆致が冴える、感動の名作。
「ぼくらはそれでも肉を食う」の後に読んだので、テーマに重複する部分があり、興味深かった。現役の医師による、医療小説である。 タイトルからも想像できるように、臓器移植が主題だ。山の中腹にある新設の総合病院には秘密の部門があり、そこでは臓器移植が行われていた。ドナーはどんな人なのだろうか。 倫理的にとて...続きを読むも難しい問題である。死が確定している人と臓器移植が無ければ死ぬ運命の人の命のどちらが尊いのか?この本の中で書かれていることが、これから本当に起きるかもしれない。そういう意味では、カズオイシグロの「わたしを離さないで」を思い起こした。 本書はミステリー仕立てになっているが、ミステリーとしてよりも医療小説としての方が評価が高いのではないか。
臓器移植が持つ、希望、危険性が描かれている。 患者たちに対する看護師の対応が頼もしくあり、 秘密の部屋に忍び込むなどスリル有りで飽きない展開。 キャラもかなり立っていたと思います。 話も面白く、医療問題を考えるきっかけにもなり良い出会いだったと思う。
話が唐突に進んでいくので、ええー? って思うんだけど、先が気になって気になって一気読みしてしまった。 面白かった
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