守教(上)(新潮文庫)

守教(上)(新潮文庫)

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

4.7

九州の筑後領高橋村。この小さな村の大庄屋と百姓たちは、キリスト教の信仰を守るため命を捧げた。戦国期から明治まで三百年。実りの秋も雪の日も、祈り信じ教えに涙する日々。「貧しい者に奉仕するのは、神に奉仕するのと同じ」イエズスの言葉は村人の胸に沁み通り、恩寵となり、生きる力となった。宣教師たちは諸国を歩き、信仰は広がると思われたが、信長の横死を機に逆風が吹き始める。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    守教(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    805880
  • 電子版発売日
    :
    2020年06月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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守教(新潮文庫) の一覧

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1~2件目 / 2件
  • 守教(上)(新潮文庫)
    825円 (税込)
    九州の筑後領高橋村。この小さな村の大庄屋と百姓たちは、キリスト教の信仰を守るため命を捧げた。戦国期から明治まで三百年。実りの秋も雪の日も、祈り信じ教えに涙する日々。「貧しい者に奉仕するのは、神に奉仕するのと同じ」イエズスの言葉は村人の胸に沁み通り、恩寵となり、生きる力となった。宣教師たちは諸国を歩き、信仰は広がると思われたが、信長の横死を機に逆風が吹き始める。
  • 守教(下)(新潮文庫)
    880円 (税込)
    禁教の嵐が日本を襲った。苛烈を極めた拷問、眼前で行われる磔刑。村々を束ねる大庄屋は懊悩する。棄教か殉教か。隠れることは正しいのか。「人間には命より大切なものがあるとです」一人の男が決断した殉教、あふれてやまぬ涙。信仰とは、救済とは……。江戸時代を通じて、ひっそりと潜教し続けた福岡県「今村信徒」の慟哭の歴史を、真率に描きぬいた感動の巨編。吉川英治文学賞他受賞作品。(解説・縄田一男)

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    Posted by ブクログ

    あけましておめでとうございます。

    お正月に長崎に行って大浦天主堂を見てきました。26聖人の碑は怖いから見てきませんでした。というよりこの頃のキリスト教のあり方には明確な反発があります。というわけで読まざるを得ない守教。上巻から。

    永禄12年。大友宗麟より毛利との戦で足を怪我して使い物になくなった一万田右衛門は、高橋の村の庄屋を任される。彼の息子はキリスト教の孤児院で育った子で大友宗麟の斡旋で養子に来た子だ。名を米助というが、元服名久米蔵をいただく。
    大友宗麟の一万田にかける思いは、「小さなイエズス教の王国を築いてほしい」ということだった。農民も庄屋たちも妻も子も小作人もこぞって洗礼を受け、ロザリオの祈りのやり方を習得し、信者は増え、隣の秋月には教会もできる。神父や修道士は3年に一回しか回ってこないから、たまに仏教徒に戻る人もいたけれど、ちゃんと帰依しなおしてくれたりして、このまま繁栄していく予定だった。しかしイエズス会に寛容だった織田信長が打たれる。

    天正15年(1587)秀吉の手で大友宗麟の死を待って、 6月19日期付でバテレン追放令施行。ただ領主がキリシタンだとその地のバテレン追放はあまりうまくいかず、バテレンたちは地下に潜る。一万田右衛門は禁令も知らず、「小さなイエズス国を作れた」と感慨深く死ぬ。バテレン追放令は一般市民には関係ないので通達もされず。しかしこの後は3年に一回巡ってくることも難しくなる。
    秀吉は秀吉なりに長崎と大浦が教会領になっていることをバテレン追放後に初めて知り、激怒しているがどうにもならない。

    少年遣欧使節団の4人が9年かけた欧州への旅路から帰り、秀吉に謁見。その後も問題なく布教している。
    (途中寄ってもらったため、一万田家では家宝がふえる。ルイスフロイスから託された絹布、アルメイダ神父のロザリオ、中原ジュリアンのロザリオの3つである。)

    1597年2月5日、畿内から26人の棄教しない人々が長崎に送られてきた。6人は修道士だから仕方ないとしても、17人は一般人だった。全員が驚いたことに磔の刑に。

    そこで秀吉が死ぬ。関ヶ原は終わった。禁教令としては結果的にどっちつかずだったので、みんなが希望を持つ。禁教令は一体どうなったのか?
    下巻に続く。

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    旅行で長崎に訪れた際に、かくれキリシタンに興味を持ち、この守教に出会いました。
    この本は、かくれキリシタンの概要を述べることに留まらず、「かくれ」ることになった経緯・歴史、それを取り巻く人々の習慣・知恵・苦悩、そしてそれが先祖から子孫へと受け継がれていく様が描かれています。
    非常に生々しく、重たい場面なども多いのですが、それがこの物語に出てくる、信念を持った人々の様子をよく表している気がし、実際に長崎で見た景色と相まって、深く感じ入るものがありました。

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    神道と仏教の国にやってきたキリスト教。神も仏も多数、全ての存在にそれぞれの神が在る。対するキリスト教は父である神と子であるキリストと聖霊の三位一体、神は唯一の信仰の対象。
    この違いを受け入れる下地は何だったのだろう。特に百姓の暮らしは辛いものがあり、変化を求める思いがあったかもしれない。更に、布教にやってきた人達の何かに引き付けられた気もする。信頼できると思う人の言葉は受け入れやすいだろう。
    信じることで暮らしが、物事の受け取り方が良い方に変われば、信じる心はより強固になる。

    0
    2020年04月22日

守教(上)(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    守教(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    805880
  • 電子版発売日
    :
    2020年06月19日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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