帚木蓬生のレビュー一覧
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江戸時代の筑後川治水工事の話の後編。難工事ではなく、一冬の間に堰渠は完成。順調に話が進むと思われたが、試験通水で戻り水が起こり、死者を出してしまう。しかし、菊竹源左衛門によって、五人の庄屋は救われた。いい話でした。Posted by ブクログ
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大河・筑後川の流域でありながら、台地のために川の水の恩恵を受けられない貧しい村々。その中の五人の庄屋が、水路(堰と堰渠)を作るため立ち上がった。前編はここまで。Posted by ブクログ
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奈良の大仏を作るために全国から集められる人々。その中で長門から竿銅を作っていた国人がやがて奈良で大仏を作り懸命に生きる姿を描写する。
習字や薬草についてなど探究しながらも長門に帰る日を夢見て。
昔の建造物には奴隷のように働いた一人一人がいたんだ、東大寺の大仏見に行くぞ。古代の旅の風景も興味深い。Posted by ブクログ -
もう2年半、なのに都内だけでも2000人近い感染者。それでも、また“G o T o”参院選目当てで。いい加減な政府のコロナ対策は、すでに忘却の彼方。「ワクチン無しは鉄砲も持たず戦場を歩かされたことに似とるよ」町医者四代のつぶやきは重いが、この国では届かない、マスクは律儀に未だに付けているが…。Posted by ブクログ
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秀丸さんのチュウさんに宛てた手紙に感動!!!
そしてチュウさんの返信の手紙にまた感動!!!
そしてそしてチュウさんが秀丸さんの裁判で堂々と臆する事なく、力強く証言する場面に感動!!!
どうか、秀丸さん・チュウさん・昭八ちゃん・敬吾さん・島崎さんが幸せになっていますように……
感涙です。Posted by ブクログ -
今とは違う昔の精神科の雰囲気、精神病患者と家族のやり取り連鎖する患者たちの関係や心の傷がいかに癒えないかが辛い。最後もハッピーエンドのようでわたしはそう感じなかった。彼の30年は消えてしまったPosted by ブクログ
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帚木さんの作品はやはりとても読みやすい。
短編なので、気楽に読むことができた。
長編のようなずっしりとした読み応えはもちろんないが、読後感のさわやかさがあった。Posted by ブクログ -
ギャンブルが日常にあることが異常だと気がついた。パチンコ最近してないから気楽に読んでみたら、もはやパチンコなどが存在することこそ悪ではないか。Posted by ブクログ