帚木蓬生のレビュー一覧

  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    いずみさん推薦


    ネガティブ・ケイパビリティ(negative capablity 負の能力もしくは陰性能力)とは、「どうにも好えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のこと


    ・ネガティブ・ケイパリティという概念を発見したことがすごい

    ネガティブ・ケイパリティという概念があることを知っておくとよい


    ・ネガティブ・ケイパリティはキーツによって生み出された概念。
    しかし、それは手紙の中の一節だったので、長年知られざるままだった。
    キーツ死後の170年後、同じ英国のビオンによって再発見された。

    ・脳はわかりたがる傾向にある



    ・後半は精神科医にネガティブ・ケイパリティ

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    2025年06月22日
  • 襲来 上

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    ## 書評:帚木蓬生著『襲来』―ネガティブ・ケイパビリティ)の視点から

    帚木蓬生氏といえば、精神科医としての知見を背景に人間の内面に深く迫る作品で知られ、また『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』という著書を持つことでも知られています。この「ネガティブ・ケイパビリティ」とは、「どうにも答えの出ない、対処しようのない事態に耐える能力」であり、「事実や理由を拙速に求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力」を指します。それは何かを解決する能力ではなく、むしろ「そういうことをしない能力」とも表現されます。帚木氏は、この能力を知ってからご自身の人生や創作活動が随分楽になっ

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    2025年05月18日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    ネガティブ・ケイパビリティのいろんな例が載っているので、どんな人でも理解しやすいのではないかと思う。

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    2025年05月14日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    子供にも大人にも”問題解決能力”が強く求められている中、解決策が無い困難な課題や状況に耐える力と寛容の必要性を示した本。
    医療現場や創作活動など、答えや正解が存在しない分野ならではの考え方だと感じた。

    他方、ビジネスにおいては「全ての課題は解決できるもの」と捉え、「解決できないのは組織や個人の能力の問題」と片付けてしまうことが多い。
    解決が可能かどうかの明確な線引きはできないものの、性急な答え探しを止めてみると、見える景色が変わりそうだと思われる。

    昨今、答えが存在するタイプの問題は、その多くをAIで解決できるようになってきた。
    将来、人間に求められる能力において「答えのない問題に対処する

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    2025年05月06日
  • 白い夏の墓標

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    友人が間違って同じものを買ってしまったので、と言ってくれた本。帚木蓬生さんの本は、当初私が友人に勧めた。気に入ってくれたみたいで、今度は他に目移りしていた私に勧めてきた。久しぶりに読んだらやはり面白い。最初から「ミステリー」の体をなしている訳ではなく、徐々にじわじわと謎が染み出してくる。その上著者の本職である医学用語が物語の品と言うか、知的な読み応えも満足させてくれる。昭和58年発行で、令和5年27刷目!すごいなー

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    2025年05月05日
  • ギャンブル脳(新潮新書)

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    やや過激とも言える表現や下手すれば陰謀論ともとれる内容もありますが、ギャンブル(ひいては依存症)の怖さがはっきりと分かる一冊となっています。ややお仕事の知識から外れるところもありますが、普通に読み物として面白く感じました。依存症は自分でなんとかしようとせず、すぐに病院へ繋ぐことが大事だと感じます。

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    2025年04月29日
  • ほんとうの会議 ネガティブ・ケイパビリティ実践法

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    著者の専門である依存症の自助グループのミーティングについての特徴から、オープンダイアログの共通性に、著者が広めたネガティブケイパビリティと、その源流につながる話。おそらくすべてに通じた人でないと分かりにくい部分もある。「答えは質問の不幸である」といったブランショの言でビオンが「答えは質問を殺す」と言い、ネガティブケイパビリティの重要性を語ったが、本書の後半はブランショがその発想を得た「サン・ブノア通りの仲間たち」のデュラスの話が主となる。戦時中のレジスタンスから戦後のパリの知識人を生み出した中心にデュラスはおり、そこでの対話が豊かな発想を生んだ。デュラスは映画になった「愛人」で有名であるが、本

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    2025年04月23日
  • 白い夏の墓標

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    ネタバレ

    昭和54年刊行…が古くささを全く感じさせない。
    医学用語的なことも全くわからないのに、引き込まれた。

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    2025年04月22日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    【目次】

     はじめに――ネガティブ・ケイパビリティとの出会い
    精神医学の限界/心揺さぶられた論文/ポジティブ・ケイパビリティとネガティブ・ケイパビリティ

     第一章 キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅
    キーツはどこで死んだのか/燃えるような愛の手紙/キーツの短い生涯/文学と医師への道/経済的困窮の中で「受身的能力」へ/シェイクスピアを再読しながら詩作/初恋とともに詩作/療養のためにローマへ

     第二章 精神科医ビオンの再発見
    精神分析におけるネガティブ・ケイパビリティの重要性/ビオンの生涯/第一次世界大戦の戦列へ/精神分析医になる決意/ベケットの治療から発見したこと/第二次世界大戦

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    2025年04月21日
  • ヒトラーの防具(下)

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    しばらく読むのを中断していたが、読み終わった。戦争の悲惨さが心に重くのしかかっている。
    この作品で描かれたベルリン市街戦、総統ヒトラーの最期。
    胸に残って離れない。
    ささやかなものだったかもしれないが、それぞれにあったはずの未来を無惨に引き裂く戦争。
    そしてそれを引き起こす政治家。
    歴史に学ぶところは大であろう。
    登場人物のルントシュテット夫妻とヒャルマー爺さんが、ドイツの善意の象徴として描かれているのが救いだった。

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    2025年04月19日
  • ギャンブル脳(新潮新書)

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    徹底したギャンブル批判が綴られているのは、当事者やその家族、治療者や自助グループ、対策組織など関係者の考えとして至極当然とも言えるが、その論調が続いたあとでの、回復に向けた取り組みへの距離感と視線という点ではこの書籍ならではという味があった。

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    2025年04月12日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    ネタバレ

    読み終わりました
    ネガティブ・ケイパビリティという考え方は共感したしいいと思ったけど、作者の感覚が古いな〜とは思いました。

    キーツのアパートを訪れた際の受付の方の描写や、キーツの死因が自分本位に遊んでいたことによるのにかなり悲劇的に描かれているのが気になった。
    わざわざ「褐色の肌をした若い女性」なんて書かなくていい。
    本編とはズレるけど、作者の人間性が見えた気がして手放しで本を賞賛できない。

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    2025年04月04日
  • ほんとうの会議 ネガティブ・ケイパビリティ実践法

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    仕事柄、会議が多く、実のある議論、効率的な議論とするにはどうすべきかと悩んでいるところで、店頭で見かけて手にしてみました。
    序盤は、依存症の方から話を引き出す事例から入っており、ビジネス観点ではなかなか頭に入らない内容でした。
    本書では、会議の目的は答えを出すことをよりも、話を引き出すことであり、そのためには答えがでないことも許容する(ネガティブ・ケイパビリティ)ことの重要性を説いていました。
    テキパキと会議を進めることだけではなく、話を引き出す重要性を改めて感じました。心理的安全性にもつながる内容だとも感じました。


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    2025年03月26日
  • ギャンブル脳(新潮新書)

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    このところオンラインカジノが大きな話題となり、その利用者は国内337万人に推計されると報道されました。
    私自身、一番くじや宝くじは時々楽しみますが、オンラインカジノの広告なんて目にしたことはありません。損するとわかっているのに、なぜ手を出してしまうのか?
    そんなことを考えていた矢先に書店で本書を見つけ、興味深く読みました。

    幸いといっていいでしょうが、私の周りに「ギャンブル脳」はいません。
    ですので、本書で赤裸々に語られる患者とその家族の地獄の様相には言葉も出ませんでした。
    特に、ギャンブルをやめられない息子に悩む母親から「『ギャンブルをやめて』と遺書を書いて私が首を吊ったらやめてくれますか

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    2025年03月15日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    はっきりしないものを、簡素化して解決した気になっている。そっち方が楽だからだ。
    普段の自分の行いについて、思い当たるところはある。
    この本を読んだことをきっかけに、今後は自分に問いかけてみようと思う。それは逃げるためのラベリングやフレーミングではないか?と。

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    2025年03月02日
  • ヒトラーの防具(上)

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    久しぶりに再読してみた。
    第二次世界大戦直前から突入に至る期間。ドイツがナチスにより方向を間違え突き進んだ期間である。
    同じ轍を日本が辿っていくと言うのが悲しい。
    個を大事にするドイツ人ですらこんなに流されていくのだ。
    我が身に置き換えればなす術もないのか。
    匿ったユダヤ人女性はこれからどうなるのであろかかよ

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    2025年02月17日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    「どうにも答えが出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」
    「性急に証明や理由を求めずに、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいることができる能力」

    本文の中で書かれているネガティブ・ケイパビリティの定義は前述の通り。

    詩人・キーツが兄弟への手紙に書いた「ネガティブ・ケイパビリティ」という概念を、精神分析医・ビオンが取り上げ、「記憶も欲望も理解も捨てて、初めて行き着ける」と言ったそうだ。
    キーツが述べた「ネガティブ・ケイパビリティ」は、シェイクスピアの作品の根底にあるものとして捉えられた。
    シェイクスピアの作新は、この世界にある複雑なものを、複雑なまま取り上げて組み立てている。
    ものごと

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    2025年02月10日
  • ギャンブル脳(新潮新書)

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    僕がスマホゲームの株を買わない理由がコレ。子供の脳に過度な射幸心を刻む犯罪だと思っているから。病的なギャンブルの仕組みはこの一冊でよく分かる。お金、女、ギャンブル、この3つに問題のある人とは関わらないようにしてるけど、帚木先生はこれをフィールドワークにしていると知りホントに凄い人だなとおもう。

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    2025年02月06日
  • ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

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    このネガティヴ・ケイパビリティと言うものは、元々和を以て尊しとなすという精神を受け継いできた日本人が持っていたものではないかなと感じた。
    その良くない面も勿論あるのだけれど。
    でも近年の効率よく安易にに対立軸を作り、簡単に白黒つけようとする傾向は、日本人という国民性の良くも悪くも変化を感じさせる。
    芸術の分野でも、間や余白に美や意味を感じる日本的な感覚が、変わってきているのも同じ。
    曖昧な状態を受け止める余裕が、今を生きる我々にはないのだと、考えさせられた。

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    2025年01月30日
  • ギャンブル脳(新潮新書)

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    アルコールもギャンブルも、この国では身近ですよね。

    一度はまると、なかなか抜け出せない怖さ…
    人生が破壊されてもはまる威力があるものがいつでも出来ることを考えると頭が痛くなります。

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    2025年01月29日