立花隆のレビュー一覧

  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    大学の教養課程でも、暗黒社会論、悪の現象学的なコースを設けるべき。悪徳政治家、悪徳企業のウソを見破る技法、メディアに騙されない情報を教えることが現代の教養には欠かせません
    ガンにも個性があって、どれ1つ同じガンはないということが次第にわかってきました
    日本共産党と言う組織は、マルクス主義の特約にやられた、宗教団体なんですよ
    人間の認識と言うのは、すべてが経験・感覚入力の基盤の上に成立するものであって、もし、感覚入力を全て取り去ったら、認識能力そのものが崩壊してしまうと言うことを、たくさんの感覚遮断実験が証明しています
    現代語訳般若心経 玄侑宗久

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    2021年07月26日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    テレビで追悼番組を見て読んでみたいと思って、読んでみた。自伝のような本で、子供の頃からの読書量にとてもびっくりした。名作はだいたい読んでて、自分ももっと読まないとと思った。文学を読んで人の心を察する力をつけたり、世界観を広げるのにやっぱり本は大事と書いてあった。ヨーロッパの人のデモの背景にある文化や歴史も、今の環境デモにつながるように感じて面白かった。世界に飛び込むことは、本を読むよりも大事で、行かないとやっぱり感じられないことはあるとも書いていて、留学がいまは行けないけど、いつか行ける時に行きたいと思った。そのためにも本読んだり英語を勉強しよう。

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    2021年07月11日
  • 知的ヒントの見つけ方

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    日々のニュースや取材などを通して、立花隆さんが思ったこと、感じたことが綴られた本。

    本書は、月刊「文藝春秋」の巻頭随筆と特集記事をまとめたもの。

    医療や歴史、科学などのニュースや取材を入口に、現代日本が抱える問題の本質や社会のあり方などについて立花隆さんはどう考えているかが書かれています。

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    2021年07月02日
  • 死はこわくない

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    立花隆氏の訃報にふれて、久しぶりに立花氏の本を何か読もうか、と手に取った。老境に入って死が怖くないというのは、逆説的にかえって意識してしまうようになったのだろうか、なんて感じなくもない。でも本書を読んでみると、納得するところもあった。俺自身が、はじめて死の恐怖を感じたのは幼稚園くらいの頃だったと思う。まっくらで、何もきこえず、何も感じない、なにも考えられないという世界を想像して、ものすごく怖くなったのだ。母に「人間はなんで死ぬの?」なんて聞いたものだっけ。読みながら、そんなことを思い出したな。

    読みつつあれこれ考えたり、刺激的な本だったと思う。これに合わせて、キュブラー・ロスも読んでみようか

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    2021年06月26日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    その知性もさることながら、行動力と物事への追求がすごい。発言にはデータによる裏付けがきちんとある。
    自信を持った言い切りの文章なので、逆に反論も生まれるのかもしれない。
    自伝的に語っている内容なので読みやすい。

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    2021年04月30日
  • 日本共産党の研究(三)

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    本巻における主張は前2巻と変わっていない。

    本巻で読むべきは、本編の後に収録されている資料だろう。裁判記録や鑑定記録まで収録されている。

    さらに参考文献・資料も注目すべきである。本書の執筆にあたり、膨大な文献・資料に当たっているだけでなく、多くの関係者に対して取材を行っている。おそらく当時、共産党の中枢にいた人物までは取材できなかったのであろうが、可能な限りの人物にあたったと思われる。

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    2021年04月16日
  • サピエンスの未来

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    オモロかった!
    90年代の講義ですが、機械と人間、画像認識、人類の発展、人工知能、神など、いまも考えるべきテーマが詰まっています。
    進化は、時々起こるダイバージェンスとコンバージェンスの方向性。
    べき乗のスケールの話。

    読みながら、シンギュラリティやSCALEを思い浮かべました。

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    2021年04月04日
  • 日本共産党の研究(二)

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    本巻の中心は共産党と当局との攻防だが、スパイMをはじめとするスパイの活動に紙幅が割かれている。

    日本共産党の歴史を語る上でスパイの果たす役割は大きいと立花は考えているのだろう。

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    2021年04月03日
  • 中核VS革マル(上)

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    新左翼のなかで、たがいに激しく対立して凄惨な内ゲバをくり返した「中核派」と「革マル派」についてのレポートです。

    両派とも自分たちに都合のいい情報のみを機関誌を通じて喧伝し、相手を罵っていますが、著者はそれらの資料をていねいに検証して事実にせまるとともに、両派の抗争スタイルのちがいについても考察を展開しています。中核派は、米軍基地反対闘争や在日コリアン、被爆者の権利回復運動、ウーマンリブといったさまざまな大衆運動と連帯するのに対し、革マル派はそれを「大衆運動埋没主義」と非難し、自治会や労働組合でのヘゲモニーを獲得することに力を入れてきたという整理がなされており、革命についての異なる考えかたをも

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    2021年03月31日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    口述筆記なんだろうな。その分読みやすい。

    小学校の時に「現代科学物語」を読んで、物質が原始からできていることを知って強烈な印象を受けた。また、1949年に湯川秀樹がノーベル物理学賞を受賞したことの影響が大きく、理系に進んで素粒子物理学をやりたかったが、高校の進路指導の先生に「色弱だから理科には行けない」と言われたため、文科II類(文学)を選んだ。

    学生時代の後半にアルバイトで技術文献の翻訳をやったことで、その後の取材の下準備として英語の学術論文や文献を山のように読む下地ができた。

    大学までは小説ばかり読んでいて、大江健三郎に憧れて物書きになろうとしていたが、文芸春秋に入社し、筑摩書房の世

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    2021年04月01日
  • 日本共産党の研究(一)

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    『田中角栄研究』と並び、おそらく立花隆氏の代表的著作の一つだろう。

    本書の中心は、戦前における日本共産党の歴史である。また本書が書かれた1970年代の日本共産党が戦前と比較してどうであるかについて、筆者が論考を行っている。

    一見すると、立花氏は共産党に対して批判的な立場に立っているように見える。だが読んでいくと、立花氏は共産党に対して必ずしも批判的な立場にあるわけではなく、中立的な立場から論考を加えている。

    まだ第1巻しか読んでいないのでなんとも言えないが、字面をそのまま受け入れるのではなく、自分の頭で考えながら批判的に読むべきであるという、読書と思考の基本が本書を読むとよく理解できる。

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    2021年03月25日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    今読んでる途中。
    腰巻きの写真やカバーの裏表紙側の折り返しの写真を見ると、立花さんも老けたなと言う感じはする。

    少しお腹も出てるし、大丈夫かな。

    養老孟司さんの方が、最近の映像を見ても、若く感じる。
    まるロスを克服するのは大変だろうと思うけど・・・。

    閑話休題

    本書は、立花隆版の私の履歴書だと思う。

    多分、日本経済新聞の看板記事の一つである
    「私の履歴書」
    にはまだ書かれていなかっと思う。
    よって本書は、そのスタンスで読むべきで、
    一気に読むのもいいが、一章単位で読んでいっても良いだろう。

    立花さんといえば、猫ビルを連想する。
    色々な媒体でと紹介された。
    臨死体験などはNHKなどで

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    2021年03月23日
  • 東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論

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    暗記教育で育ってきたので、一般教養不足と指摘されると、確かに納得。現代では、欲しい情報は簡単に手に入るが、巷に溢れる多くの情報から、必要な情報を探し出す能力が重要ですね。

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    2021年03月12日
  • サピエンスの未来

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     この話は全く古びていない。反対にこの話の続きが誰からも語られていないのが残念だ。ハラリのサピエンス全史とホモ・デウスがこの議論に近いが、スケールはこの本の方が大きい。
     現代人必読の書だと言える。

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    2021年03月09日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    自伝でした。
    しばらく経つと著書者の本を読みたくなるのですが、今回は自伝だったので、過去に自分が読んで面白かった(基本的にサイエンス系)のエピソードが読めて、そうそう確かにねーとか、逆に、ほーそうなのかとか思ったりできた。
    徹底した取材と勉強で一つの作品に仕上げるところは、著者の主張に納得してもしなくても評価できる点だと思います。

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    2021年01月23日
  • 宇宙からの帰還 新版

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    初の立花隆作品。
    宇宙飛行士の「それまで、その後の人生」を濃密に語るので、知識欲が満たされた。なるほど、これが立花隆が知の巨人と呼ばれる所以か、と。
    「月に降り立った人が地球を見て感じる事」を客観的アプローチと主観的アプローチで語るので、説得力があり、特に印象的だった。
    各宇宙飛行士のインタビューに基づいた章は、手元に「宇宙探索プロジェクトガイド」の様なものがあれば、より楽しめそう。

    ただ、現在の僕の興味としては、もっと技術的な点にあるようだな!

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    2021年01月21日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    立花隆が自身の人生を振り返った自伝。私の人生にも大きな影響を与えてくれた著者が、どのような人生を歩んできたのかは非常に興味があった。
    最初に著者の作品と出会ったのは高校時代に病気で入院して落ち込んでいた時に、仲の良かった先生から借りた「宇宙からの帰還」であった。天文学を志望していたこともあり、本書によってさらにその気持ちが高まり、病気に負けずに受験に立ち向かうことができ、このタイミングで入院となってしまった自分の人生を恨んでいたが、人生観をも考え直すきっかけを与えてくれた。
    その後も著者の作品をいくつか手に取ってきたが、正直なぜ多岐に渡るジャンルの本を書いているのか疑問に思ったこともあった。

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    2020年12月12日
  • 死はこわくない

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    本当にタイトルどおり死が怖くなくなります。希死念慮がある状態で読むとうっかり実行したくなるくらいに。

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    2020年10月14日
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊

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    ぼくらの頭脳の鍛え方 (文春新書 719)
    (和書)2010年02月07日 23:22
    立花 隆・佐藤 優 文藝春秋 2009年10月17日


    参考になったよ。

    メモしていきたい本が何冊かあった。

    「外国語上達法」千野栄一著

    「デュシャンは語る」マルセル・デュシャン著

    いろいろあって400冊は多い。僕の読書能力ではまともに読んだら5年はかかるだろう。

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    2020年09月25日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    立花さんの自伝的な一冊。私にとって立花さんの本と言えば、『脳死』が一番ショッキングであり、最もじっくり読んだ一冊であった。その『脳死』に至る背景や経緯について書かれていて、興味深かった。立花さんが浩瀚な書物からの知識だけではなく、世界中を巡った旅行から得られた貴重な経験も、多くの著作のバックボーンになっていたはあまりよく知らなかった。立花さんが最後に書きたい本として、形而上学と立原道造を挙げていたが、後者は意外であった。立原道造を愛する私からは、ぜひとも、立花さんが書く立原道造を読んでみたいとそう思った。

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    2020年07月23日