立花隆のレビュー一覧

  • 臨死体験(上)

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    臨死体験上 立花隆 文藝春秋

    哲学医学化学物理芸術宗教歴史〜
    あらゆるジャンルの話が飛び交い
    飽きる暇がなく面白い
    老若男女全ての人に読んでほしい
    特に小中高校生に読んでもらいたい

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    2023年05月04日
  • サピエンスの未来

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    シャルダンの話が印象的。
    エレメント数を増やすだけではいけない。それだったら図体がデカい方が強かったはず。複雑性が増すことも進化としては重要なポイント。
    人類進化の行き着く先として、「人類全体が1つの思考回路をつくる」というのがシャルダンの考えらしい。これって、なんかガンダムでいうところのニュータイプっぽくて興味深い。

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    2023年03月23日
  • いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか

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    結局生きるためとしか言いようがないてのはその通り。結局人生は旅で、旅の本質は計算になじまないような出会いというところ救われた。がむしゃらは仲間を呼ぶにも。

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    2023年03月13日
  • 東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義

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    思い込みしていることが多いけど、実は思ってたことは違うことも多いという言葉が印象に残った。あまり考えすぎないことも大切なのかなと思った。失敗もたくさん待ってるけど、失敗から成長することも大事と改めて思った。地政学や宗教など教養も身につけないと海外では活躍することも難しいとあったのでまず地政学を勉強してみようと思った。

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    2023年02月06日
  • 新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ

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    知の巨人 立花氏の事実上の処女作とある

    その結論は、「自然をもっと恐れよ、畏怖すべきものとして」である

    気になった点は以下です。

    ・生態学の極意は、自然に従って、自然の組織を利用して料理すること。人類はその極意に従っていない。
    ・生態学的思考に反する行動は必ず失敗する

    ・工業社会とポスト工業社会(=生態学的社会)の間には埋められない溝がある。それを埋めるにはその溝を飛び越えるしかない。
    ・生態学とは、生物学の一分野であり、「生物と環境および共に生活するものとの関係を論ずる科学である」
    ・生物学も科学である。科学とは、①論理的である、②客観性を有する、③実証的である を満たせばよい。

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    2022年12月01日
  • いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか

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    分量は199ページと多くなく、読みやすい文章のため、スラスラあっという間に読め、人間誰しもが悩んだことがあるであろう「死」や「生」について、知の巨人から前向きな考えを得ることができる。

    特に、"第4章 人はどう生きるのか?"には、人生を無駄にせず、謳歌するためのヒントが熱い言葉と共にたくさん散りばめられている。

    私は大学生だが、本書を読み、これから迎える青春と「船出」に向け、今後もしっかりと準備を進めたいと再確認することができた。

    特に30代以下の若い人におすすめできる。

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    2022年11月09日
  • サピエンスの未来

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    生物はなぜ死ぬのかを読んで、あっ難しい面白いかと言われればわからない、領域だと思って少し諦めの中、手に取った本。

    おもしろかった!!



    立花隆さんの言う、「目の前のテーブルいっぱいにご
    馳走が並べてあるからといって、無理して全部食べる必要はない」を実践しながら読みました。

    メモ
    第一巻 オードブル
    第二巻 メインディッシュ

    とういうことは、第一巻でつまみ食いをしすぎてお腹いっぱいにならないように気をつけなければいけないということです。

    以下、つまみ食い内容

    74
    勉強のトラップ
    エピゴウネ・・ある人間の思想に付き合っている者のこと。亜流
    この意味を知ってから日食なつこさんのあの歌

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    2022年09月27日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    4月30日にNHKスペシャル「立花隆 最後の旅~知の巨人は何を遺したのか~」を見た。それは立花隆が死んで1年経ったドキュメントだった。最後の終い方には、立花隆らしいと思った。「本は全て古本屋へ。遺体はゴミとして捨ててくれ」ということだった。その中で、立花隆が「見当識」(自分たちは何者か。どこからきて、今どこにいて、どこへいくのか?)を持っていたという。知には限界がない。勉強が大好きで、自分のことは勉強屋さんだと思うという。宇宙と地球、人間とサル、精神と物質、生と死。常にその境界を追及していた。
    人間はなんのために生きているのか?死ぬためだ。
    死を迎えたときに。ありがとうと感謝が言えること。

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    2022年05月10日
  • 東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義

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    立花隆の本は、実はあまり読んだことがないのですが、この本を読んで、彼が知の巨人と言われた理由が少しわかった気がします。
    たとえば、単に知識があるだけでなく、様々な言語に通じており、いろんな言語を通じて知識を得てきたことや、世界の動きについても、人から見聞きしたのではなく、実際に現場で見てきていることなど、できるだけ、出どころに近い情報を得ようとし続けた姿勢が、彼の知の確かさを支えているように思いました。

    この本は、「東大生と語り尽くした6時間」とあるように、若い人たちに向けた語りであり、どのような知を、どういう心構えで身に付けていけばよいかを、著者自身の経験を踏まえて語っています。

    個人的

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    2022年04月10日
  • 東大生と語り尽くした6時間 立花隆の最終講義

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    20歳そこそこの若い時に、立花隆という不世出のジャーナリストの講義を拝聴することのできた人たちには、ただひたすら羨望の眼差しを向けるだけである。

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    2022年03月03日
  • 立花隆 最後に語り伝えたいこと 大江健三郎との対話と長崎大学の講演

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    ネタバレ

    核兵器を禁止すべき理由が書いてある。なるほど、そういうことだったのかと思った。大陸からの引揚げのことも、こういう視点があるのだということを教えられた。巻末の保阪さんの解説もよかった。

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    2022年02月16日
  • 新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ

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    1971年に立花隆氏が最初に出した本の復刊。田中角栄研究のイメージが強かったので、それより前にこういう仕事をしているのが、まず意外だった。

    内容は、生態学(エコロジー)の紹介とその発想の応用であり、人類の活動の増大が地球に与える影響に警鐘を鳴らしている。世界的に有名なローマクラブ「成長の限界」が1972年であることを考えると、かなり先駆的な本なのではないだろうか。「これから文明のたどるべき方向は、より複雑で、より多様なシステムを、効率とスピードを落としても安全を重視して作っていく方向にあるのではないだろうか」という立花の提言は、残念ながら50年後の今なお古びていないと思う。

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    2022年01月31日
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと

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    立花隆の自伝的エッセイ。 生い立ちから作家としての活動著作まで人生を振り返る。 生まれは長崎だがすぐに中国に渡り、帰国後は茨城、学生時代からは東京を活動拠点としていた。 東大生の10代の頃に行った欧州旅行、作家になってからの中近東旅行は、彼にとって大きな出来事だったらしい。 田中角栄研究で金脈の政治を暴いてから、一流ジャーナリストとして世間に認知され、その後も文化、歴史、科学、習俗など多くのノンフィクションを書いて一流の作家となる。晩年は、生化学や医学を書くようになるが、これは自分自身が生活習慣病の塊というぐらい無茶な生活を認識しての事だったようだ。 最後は癌、生死の話に尽きるが、どんな作家で

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    2022年01月28日
  • 宇宙からの帰還 新版

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    12人の宇宙飛行士へのインタビュー。「宇宙体験をすると、前と同じ人間ではありえない」。彼らの率直な言葉で、宇宙をとてもリアルに感じることができた。著者がすごいのは、選ばれしヒーローたちの内面に迫ったところだ。輝かしい面だけでなく、恐ろしいまでのプレッシャー、その結果としての精神異常などの陰の部分。多くの宇宙飛行士が、あまりにも美しい地球の姿を見て神の存在を感じたことも興味深い。

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    2021年12月29日
  • 臨死体験(下)

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    臨死体験について、さまざま実験や仮説に基づき、科学的に解明を試みていることを、立花隆氏は徹底的に追求。
    脳内現象説なのか、現実体験説なのか、立花隆氏は、自分の死と出会うまで分からないとしている。果たして、氏は、死に際して、どのように感じたのか。おそらく、死に際してまで、その知識欲をたかめていたに違いない。
    僕が思うに、いずれ、立花隆氏の生まれ変わりの人が登場し、僕達のためになる何かを成し遂げるに違いない。

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    2021年11月15日
  • 田中角栄研究全記録(下)

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    本巻の中心はロッキード事件であり、上巻と同様、当時の雑誌記事やその後に書かれたものなどで編制されている。

    必ずしもストーリーが一本でつながっているわけではないが、立花の取材力と洞察は見事である。

    本巻で印象に残ったのが、自民党という私的機関の、総裁選という私的選挙が、実質的にこの国の首相を決める選挙になっているという指摘である。私的選挙であるためカネで票を買っても公選法違反とはならないため、このことが田中の金権政治を生み出したという。

    現在はどうか分からないが、ちょうど本書を再読している時に、自民党の総裁選が行われようとしている。そして、その当選者がそのまま次の首相になる。

    こうしてみ

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    2021年09月15日
  • 田中角栄研究全記録(上)

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    立花隆の代表作。田中角栄の金権政治と、金脈について徹底的に調査・取材し、田中政治のからくりについて暴いている。

    週刊誌等で掲載された記事を盛り込んでいてオムニバス調になっているため、必ずもストーリーがスムーズではない。しかし他書と同様、立花の取材力には驚かされる。

    この上巻でも結構なボリュームであるが、まだロッキード事件の話は出てきていない。“カネ”を巡るスキャンダルでこれだけ厚い本になるのだから、ある意味、田中角栄はすごい政治家だと思う(もちろん皮肉を込めてだが…)。

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    2021年09月07日
  • 死はこわくない

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    誰にでも公平に必ず訪れるもの死。死後どうなるのか。
    生とは何であり、死とは何であるのか、人が生涯追いかけざるを得ない難問である。立花隆氏の書籍という事で、ある意味安心して、かつ論理的に、さまざまな実証を交え考える事ができる。
    誰しもが読むべき必読書かも知れない。

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    2021年08月29日
  • 宇宙からの帰還 新版

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    タイトルからして宇宙飛行士の体験談やテクニカルな話が多いのかと思っていたら、全然違っていた。

    もちろん、それらの話も出てくるが、本書は宇宙飛行士たちの人間模様、さらには宗教観までかなり深く掘り下げた内容になっている。描写も生々しい。特に、オルドリンについての記述には怖ささえ感じた。

    こうした記述が可能なのは、立花によるインタビュー、ならびに取材へ向けた綿密な準備があるのだろう。

    ジャーナリストとしての力量を改めて感じた力作である。

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    2021年08月22日
  • 宇宙からの帰還 新版

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    とても面白い本だった。
    文筆が、とても滑らかで、難しいことも書いてあるのに、すらっと入ってくる。
    やはり、地の巨人だと感じた。

    月時間  一日は27.3日間

    デモクラシーが、健全なのは、有権者が自分たちの投票行動っち出すことができると言うことを発見するまでの間だ。

    人為的環境汚染より、自然による環境汚染の方が量的には凄まじい。例えば、火山の爆発による大気汚染
    大雨が土砂を流すことによって生まれる水汚染
    環境問題とはこの地球と言う惑星の存在条件と人間の生産生活活動の間の妥協点を科学的に発見することだと思う。

    アメリカ 設計はすごいが品質管理が上手くない。

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    2021年08月09日