立花隆のレビュー一覧
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本書の巻頭の前書きは、菊入直代(立花隆の実妹)が書いている。
本書で一番読みたかったのは、実は保阪正康の解説だった。
時代に生き、万象の深部を見る と題されている。
文字通りの追悼文だ。
立花隆の追悼番組にこの人が出演していて、的確な話をしていたので関心を持っていた。
左翼の論客的なイメージ...続きを読むPosted by ブクログ -
宇宙でのこぼれ話に興味津々。
数々の危機的状況に即座に対応できる彼らの能力には感嘆しました。どれほどの努力と経験を積み重ねてきたんだろう。
宇宙を体験して内面に変化はあったか?
宗教的・思想的なインタビューに対して語った内容は、12人の宇宙飛行士の間でも共通性を感じた。
・地球は奇跡のように美しい...続きを読むPosted by ブクログ -
著者は、1000冊の本を読んで初めて読むに堪える本が1冊書けると述べています。
僕も自分が読みたいと思った本を読みつづけ1000冊を必ず読破したいと思います。
その集大成として何か一冊を書き上げたいです。Posted by ブクログ -
序盤は、若者向けのメッセージとかあって、タメになったけど、後半はもういろんな分野をあっちこっち言ってて、結局何言いたいのかわからなかった。
ただ、興味のあるものには手を出す、っていうスタンスは学びたい。
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科学の部分はちんぷんかんやったけど、地理・歴史の部分は「なるほど」と納得できたので、20代の頃に立花隆さんのおっしゃることが理解できてたら、今頃こんな世界にはいないやろなとしみじみ…Posted by ブクログ
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立花隆の、東大での最終講義をもとにしたもの。いつもながら、立花氏の守備範囲の広さには驚かされる。
立花氏が最終講義で学生に訴えたかったことは、先行き不透明な時代において、常に真実を追うことと、真実を追う目を養って欲しいということだと思う。そのために、常に勉強しなければならないということももちろん含...続きを読むPosted by ブクログ -
2カ月ぶりの読書。この勉強期間に立花さんのムックなどが発売になり、どうしても立花隆を復習したくなった。この本はそういう意味では最適。立花さんが生涯どういうテーマを追いかけて、何を書いてきたのかがある程度復習できる一冊。臨死体験や脳死、サル学、分子生物学など立花さんの本で学んだことは多かったけど、田中...続きを読むPosted by ブクログ
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立花隆さんの、印象は
教科書の人というイメージだった。
曲がりなりにもマスコミで働きたいと思っていた私は
昔学ぶために読んだ記憶があるが中身の記憶はない…
宇宙からの帰還
40年近く前の書籍に驚き
取材で見聞きした、を超えて
想像力と自分の視野で感じたかのように記述しており、
当時の宇宙へ...続きを読むPosted by ブクログ -
立花隆氏の著作は初めて手に取ったが、知の巨人と呼ばれるだけあって話題の幅の広さはさすがだと感じた。
講義をまとめた形式のためまとまりのなさは感じられるが、ゼミ生による注釈も充実しており、最後まで興味深く読むことができた。Posted by ブクログ -
立花隆氏の本って初めて読んだけど何て言うかすごい読みやすいな。お茶漬けでサラサラご飯をかき込むような感覚。いくらでも読める。超難解で取っ付き難いイメージがあっただけにかなり意外。Posted by ブクログ
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今年亡くなった立花隆、若い頃から田中角栄研究で、センセーショナルを起こしたジャーナリストの作品、かなり刺激されて読んだ。
一族も知性的で、思考が深い人々だと読んでわかった。
読みごたえのある作品を次々と上梓し、精力的に生きた人。意志的に生きる、かなり難しいことを
問われた内容だった。Posted by ブクログ -
2021.4.30に永眠された立花隆さん。彼の戦争の記憶を後世に引き継ぐという思い、大江健三郎さんとの対談での、環境問題、核拡散など地球規模での危機についての警笛が主に著されている。(保阪正康さんによりまとめられている。
「赤い屍体、黒い屍体」という話が印象的だった。赤い屍体は、満州引き上げの際、満...続きを読むPosted by ブクログ -
人体は一見固体ように見えるが、実は、膜に包まれた液体と言ったほうが近い存在なのである
宇宙体験をすると、前と同じ人間ではありえない
アメリカには、あらゆる国から移民が流れ込んできたため、キリスト教のあらゆる教派がある
神は無言だ。直接的には何も答えない。すぐには何も答えない。それが普通だ。神と人間の...続きを読むPosted by ブクログ -
立花さんがお亡くなりになってから、それまで知らなかった彼の本を読みたいと思い、手にしました。
宇宙飛行士の体験後に起こる生活の変化、意識や精神の変化が丁寧に取材され文章化されています。
哲学的なことが好きな私には面白い本でした。Posted by ブクログ -
大学の教養課程でも、暗黒社会論、悪の現象学的なコースを設けるべき。悪徳政治家、悪徳企業のウソを見破る技法、メディアに騙されない情報を教えることが現代の教養には欠かせません
ガンにも個性があって、どれ1つ同じガンはないということが次第にわかってきました
日本共産党と言う組織は、マルクス主義の特約にやら...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビで追悼番組を見て読んでみたいと思って、読んでみた。自伝のような本で、子供の頃からの読書量にとてもびっくりした。名作はだいたい読んでて、自分ももっと読まないとと思った。文学を読んで人の心を察する力をつけたり、世界観を広げるのにやっぱり本は大事と書いてあった。ヨーロッパの人のデモの背景にある文化や...続きを読むPosted by ブクログ
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日々のニュースや取材などを通して、立花隆さんが思ったこと、感じたことが綴られた本。
本書は、月刊「文藝春秋」の巻頭随筆と特集記事をまとめたもの。
医療や歴史、科学などのニュースや取材を入口に、現代日本が抱える問題の本質や社会のあり方などについて立花隆さんはどう考えているかが書かれています。Posted by ブクログ