立花隆のレビュー一覧

  • 天皇と東大(3) 特攻と玉砕

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    3,4巻の合同レビュー。
    基本的に、とても難しい本だった。。でも、面白いと感じたのは、何時の時代も、どんなに頭のいい人でも、人間の行動と云うのは大して変わらないモノなんだという風に思えたから。
    あとは、僕はマルクスは読んだことが無いけど、ちょっと読んでみたくなった。

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    2013年10月21日
  • 体験から歴史へ─〈昭和〉の教訓を未来への指針に

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    立花氏の講演内容をチェックしたくて購入した。
    今の日本は、戦後の日本とおなじくらいやばい状況であることに日本人は無頓着でのんびりしているという指摘があった。
    借金が日本は他先進国に比べべらぼうにあり、このような国は歴史的にみて淘汰されるという内容にはドキッとした。

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    2013年09月22日
  • 天皇と東大(2) 激突する右翼と左翼

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    河合栄治郎、矢内原忠雄、大内兵衛、土方成美ら東大経済の俊英たちが、昭和10年代に次々に東大を去り、東大経済が崩壊の危機にあった時代! 東大に対するイメージが随分目が開かれたように思います。京大の滝川事件に相当する大学自治を巡る政府との衝突はむしろ東大の方が多そうです。法学部においても美濃部達吉、蝋山政道、田中耕太郎、南原繁らの系譜は凄いです。田中耕太郎が平賀譲軍艦総長の右腕として河合栄治郎処分の黒幕として活躍したという話しは意外でややがっかりでしたが。そして戦後、南原総長がフィヒテの「ドイツ国民に告ぐ」に匹敵する東大での演説が国民全てにとって明るい希望になった!一方、文学部の皇国史観の権威・平

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    2013年08月21日
  • 天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生

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    題名とは内容が少し乖離しているようです。明治に東大が誕生した経緯、私学の雄として発足した兄貴分・慶応、そして東大の分家とも言うべき経緯の早稲田との関係。一橋だけでけではなく、全国の高商に頭が上がらなかった東大経済学部。大学が法学部を中心として発達してきた歴史も面白いです。東大の場合には経済は法⇒文⇒法と移った後、独立したというのは面白いです。そして、日露戦争のときの7博士の征露強硬論、特に戸水寛人教授の荒唐無稽ともいうべきバイカル進撃論など、それが政府の干渉により教授休職に追い込まれたときが最初の学問の自治の経緯であったというのも、今にして思えば皮肉を感じます。強硬論へ日本を煽るのは昨今の情勢

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    2013年08月21日
  • ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

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    立花隆さんはテレビでしか見たことがなく、書かれた本を読んだのは本書が初めてだった。

    本書の前半部では、自身の青年期の読書遍歴を坦懐に語った、そのままを本にしてあり、非常に好奇心が刺激された。

    立花さんの哲学観(哲学の歴史のとらえ方)はすっきりしていて良いと思った。

    後半部は興味のある項目だけを拾い読みした。

    この一冊から、読みたい本の量がどっと膨らんだ。どれから読めばいいのか。贅沢な悩み。。

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    2013年07月26日
  • 東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論

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    深い話だけど、面白かった。教育論とか、東大の実情とか、あんまり自分には関係無いけど、そんなこと関係なしに、読み応えバッチリで、するする読めた。下手な啓発本より、教養を身につけなければと思わせるし、本を読みたくなった。時間をおいてもう一度読みたい。

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    2013年05月24日
  • 天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生

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    明治以降の歴史で果たした天皇と東大の役割と変化を描いている。歴史の裏側とまでは言わないが、天皇観の変化が興味深い。

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    2013年05月05日
  • 天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生

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    最初の東大の黎明期の話は、面白く興味深く読めた。
    しかし、だんだんと左右両翼の話っぽくなってくると、気持ちが滅入ってくる。。
    まぁ、その時代を経て今があるのだから、否定したくはないが思想というのは何が正しいのか?中道がいいのか?後からでないと判断できないものなんだなぁ・・・と感じた。

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    2013年04月10日
  • ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

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    立花隆の駆け出し時代の読書と最近の書評集。それにしても『僕はこんな本をよんできた』ではまだ余裕があったネコビルがもう本で満杯になってしまったとは。

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    2013年02月14日
  • 天皇と東大(1) 大日本帝国の誕生

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    やっと読み終えた。日本の近代化は東大が大きく関わっていることが勉強になる。これからの日本を発展していくためには、人材育成の重要さをもう一度見直すことが大切だ。

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    2013年01月19日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    ドレイクの方程式。
    フランク・ドレイク博士が提唱した、銀河系の中に、地球外知的生命体による文明がどれだけあるかを概算する公式。

    N = R × fp × ne × fl × fi × fc × L

    Nは銀河系内にあると推定される、電波による通信技術を持つ文明の数

    R :銀河系内において恒星が誕生する速さ(1年間に恒星が誕生する数)
    fp:恒星が惑星系を持つ確率
    ne:一つの恒星が持つ生命に適した惑星の数
    fl:生命に適した惑星から実際に生命が発生する確率
    fi:発生した生命が知的生命に進化する確率
    fc:知的生命が電波通信が可能な文明を持つ確率
    L :高度な文明が存続する時間の長さ

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    2012年09月15日
  • 地球外生命 9の論点 存在可能性を最新研究から考える

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    9つの論点(観点)から地球外生命はいるのか、そもそも生命が誕生するとはどういうことか、地球上での不思議な生物や進化について書かれた本。個人的に、宇宙人はあまり信用ならないが、微生物や、原生生物のようなものなら宇宙に広くいるような気がする。
    自分の専門の生物系の話以外では、星間分子の話が一番好きやった。
    「酢酸」が見つかっているってなかなかすごい。スペクトル見ながら、「お!酢酸やん」ってなってる様子がわくわくする。
    この本で唯一気になったのは、地下生命圏に微生物はいるが、動植物は0という表現。植物は0かもしれんが、センチュウは動物やし、地下深くにもいるはず。

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    2012年08月09日
  • 文明の逆説 危機の時代の人間研究

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    30年前の本だけど、今でもちゃんと“生きてる”!歴史を俯瞰する文系思考と、人類の知識量を定量化しちゃう科学思考。その両立が立花隆の強み、ゾクゾクした。ところで本書を読んだのは大好きな高野和明が、この本にインスパイアされてジェノサイドを書いたと聞いたから。なるほど。これで、あれ。知のリレーの一例がここにまた。笑。面白かったし、良書でした。

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    2012年07月21日
  • 青春漂流

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    自分なりの道を模索し歩んでいる若者たちのドキュメント。
    ちょっと昔の本だけど現代に通じるものがあるし、すごい刺激になる。

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    2012年12月07日
  • 臨死体験(下)

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    面白い。必ずしも科学的に取り扱えないこのテーマを、ここまで公平性と客観性を保ちながら緻密に論じられる立花氏の力量はさすが。豊富な資料と自身によるインタビューによって「臨死体験」を考察している。臨死体験を、実際に「あの世」があってそれを垣間見ているのか(現実体験説)、それとも単なる脳の中で起こっている非日常的な現象なのか(脳内現象説)。立花氏もこの間で揺れている。

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    2012年01月09日
  • 臨死体験(上)

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    科学では容易に説明できない現象を、科学的なアプローチと考察で、冷静に、論理的に分析していく。とても面白い。

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    2011年12月17日
  • 東大生はバカになったか 知的亡国論+現代教養論

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    リベラル・アーツ。

    人間教育が目的。リベラルアーツ教育を通して、人間を鍛える。

    専門的なバカはいらない。

    いろんな専門領域のことまで、ある程度わかるレベルの

    ゼネラリストを作る。



    この本で、気にいったところ。

    自分の目的とする本を求める時、目的の書棚にいくまでに

    すみからすみまで歩いて、すべての本のタイトルを声にだして歩く。
    自分と知識の総量のGAPを感じることができる。



    大きな書店に行くと、いつも、あー自分は足りない

    すごい人の話を聞くと、いつも、あー自分は足りない

    そう思うと、燃えるんですよね。。。

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    2011年10月08日
  • 臨死体験(上)

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    前から読みたいとは思いつつ、分厚いし上下2冊もある故、ためらっていた。
    しかし、読み始めると「なんでもっと早く読まなかったんだ~~~!!!」と、後悔するほど面白い。特に医師キルデさんの証言は、あまりにぶっ飛びすぎて、逆に本当かも!!と思わず納得してしまった。(^◇^)

    臨死体験というからには、体外離脱も外せない。それならロバート・モンローさんも、当然出てくるはずだ。それはどうやら下巻に登場するようだ。

    ぐふふ・・・・。た、楽しみなのであ~~~~る。♪

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    2011年09月16日
  • 臨死体験(上)

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    臨死体験をした人の現象(体外離脱など)を書いた内容、色々とショッキング。

    脳内現象かそうでないか分かりませんが、不思議な現象が好きな人は是非。

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    2011年01月17日
  • ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊

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    前半の「メイキング・オブ立花隆」は、氏の経歴や読書歴が十二分に伝わってくる充実した内容だった。
    後半の読書日記は読みごたえのある本ばかりが紹介されており、本の内容もわかりやすく役に立つ。

    * いいものを書くためには、IO比を100対1くらいに保つ必要がある
    * 人は誰でも世に知られるようになる前に、その間どのような人生を送っていたか全く知られない「謎の空白時代」がある(青春漂流)
    * 「諸君!」に書いた「石油のすべて」で用いた、調べたことを図表化して情報をつめこみ、文章以上のことを語らせる手法は「角栄研究」でも活かされた

    <関心をもった本>
    ホモ・ルーデンス(ホイ

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    2018年10月31日