立花隆のレビュー一覧

  • 臨死体験(上)
    面白かった。
    死後の世界がここまでであるのか無いのか、分からなかった点が釈然としない。
    死をよく考察している。
    下を期待する。
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと
    食・知・感が人となりを作っていく

    3万冊もの本を読むと、人はどういう考え方をするようになるのか知りたくて読み始めました。ヒトが好きなんだろうなぁ〜と感じずにはいられません。本を読み、本を書いていく中で、様々な人と対話をし繋がっていく過程は羨ましい限りです。
    読書好きの方であれば、深く感銘を受けると...続きを読む
  • 知的ヒントの見つけ方
    立花隆氏の本はとっつきにくいものが多いのだが、これは比較的すんなりと読み流せる。

    文藝春秋の巻頭随筆等において記したものを、生と死、歴史、科学、戦争、政治の5つの括りにまとめたもの。氏の思考回路、筋道をどの様に展開していくかを肩肘張らずに理解する事ができる。

    毎度のことだが、氏に触発され本格的題...続きを読む
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
    もっと早く、大学一年生くらいの時期にこの本に出会っていれば良かった…読書を楽しむためではなく、あくまで社会に対しての態度を養うための教養を身につけるための最高のブックガイド。今からでも一冊でも多くキャッチアップしようというモチベーションになる。
  • 武満徹・音楽創造への旅
    1996年の逝去から24年、四半世紀が過ぎようとしているが、日本人作曲家として未だに武満徹を凌ぐ名声を獲得した者はいないように思える。残念ながら、クラシック音楽の社会的地位が当時よりも低下していることを考えれば、これはつまり、彼を超える日本人作曲家が今後登場する可能性も低い、ということを示している。...続きを読む
  • 知の旅は終わらない 僕が3万冊を読み100冊を書いて考えてきたこと
    立花隆の本を読むのは、本当に久しぶり。
    最初に読んだ立花隆の本は、「日本共産党の研究」とか「中核vs革マル」だったと思う。大学生になっていたかどうかくらいの頃だと思うが、これらの本によってノンフィクションの面白さを教えてもらった。
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
    「教養とは何か?」がよくわかる本である。たしかにネットで情報収集しようとしても、基礎的知識がなければ検索ワードさえ思い浮かばない。本書は「知の世界」に入るためにはどのようにすればよいのかのパスポートのように思えた。
    小生は立花隆氏の「中核vs革マル」と「天皇と東大」を数十年の時をへだてて読んだが、読...続きを読む
  • 武満徹・音楽創造への旅
    第一人者の筆による渾身のルポ。二段組770頁はさすがの読み応え。筆者が現代音楽好きで武満の音楽を初期から聴いてきて、相当、熱を入れて書いている。これだけのボリュームで抽象的な材料を扱っていて、いろいろな人物が登場するのに、一箇所も不明な文章がない!流石。
    武満が亡くなって出版する機を失ってから18年...続きを読む
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
    非常にレベルの高い対談をベースに展開していきます。
    紹介された本が読みたくなります。
    で、自分の教養のなさにショックを受けます
  • 青春漂流

    非常に読み応えのある一冊で、一人一人のストーリーが面白かった。

    空海の謎の空白期間。
    それを立花隆は、『青春の謎の期間』と位置付ける。青春とは、立花隆にとって社会で活躍する前の準備期間としている。

    ガムシャラに働き、ガムシャラに悩み、それでも自分の信じる方向性を追い求める。

    空海は、無名の私...続きを読む
  • 四次元時計は狂わない 21世紀 文明の逆説
    "好奇心の赴くまま、国内外を問わず駆けつけて取材も行う。
    政治、科学、歴史、などなど幅広い知識で探る探求の旅。
    この本から、我々も旅立つことができる。"
  • がん 生と死の謎に挑む
    がんについての深い考察が、実に参考となった。
    本には二つある。がんをどう治すのか?とがんとは何か?が、そしてこの本は後者に傾注している。
    がんとは、そもそも何か?
    がんは、なぜ起こるのか?
    がんは、なぜ生じるのか?何が生み出すのか?
    がんの発生メカニズムとは何か?
    がんを、何が進行&成長させるのか?...続きを読む
  • 青春漂流
    就活中の大学4年生の時にこの本に出会いました。
    特に何かやりたい事がない人、やることが明確にある人
    それぞれ読んだ時に心の内側に熱いモノを感じ、何か行動をしたくなるそんな素晴らしい本だと思います。
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
    "立花隆さんと佐藤優さんの「必読の教養書」、ブックガイドです。文藝春秋でも掲載されていたものを新書化したもの。この二人のインプット量が半端ではない。世の中をいろいろな視点から見つめて自ら考え続けるためには、こんな本を読んできたという体験談ともいえる。付録として立花隆さんの実践で役立つ14条というもの...続きを読む
  • 知的ヒントの見つけ方
    雑誌掲載のエッセイをテーマ別にまとめたもの。全体を通して、日本の科学技術への信頼感と、安倍政権への不信感が印象に残った。後段については、今日の迷走を示唆するものとして意義深い。
  • 武満徹・音楽創造への旅
    上下2段組、あとがきを含めると781頁もの大著であるが、いささかもそのボリュームを感じさせないのは、偏に立花隆のインタビュアーとしての卓越した手腕と、それを少しでも多くの読者に知ってもらおうとする彼の筆力に負うこと大である。
    武満徹自身が著した著作も含めて、武満徹という人間と、その作曲・創造の原点に...続きを読む
  • 日本共産党の研究(一)
    [下部構造の暴露]主に戦前の日本共産党の歴史を、一次資料や関係者への証言を基に記した作品。その圧倒的な情報量と共産党の組織体制への批判から、特に70年代の中盤から後半にかけ、論壇をはじめとして右派・左派両方からの大反響をもたらし、第1回講談社ノンフィクション賞を受賞した作品です。著者は、『田中角栄記...続きを読む
  • 武満徹・音楽創造への旅
    久し振りに、あまりの内容の濃さに感動を覚えた本。やっぱり立花隆さんってすごい。こう濃厚なことを、音楽専門の研究者ではない人が書けるってすごい。アクティブな脳細胞の個数の桁が凡人とは違うのか? 4000円もする分厚い本(781ページ)だけど、1ページ当たりの情報の濃度もかなりのものだと思う。

    武満徹...続きを読む
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
    自分が何を知らないかが解る本。

    専門分野について門外漢であると、まず何が解らないかが解らない、何を読めばいいかも解らなくなってしまう。
    本書では、分野ごとに本が選ばれ解説も載っているので、自分が興味を惹かれた本・必要だと思う本をピックアップしやすいのがいいと思った。

    また、佐藤氏と立花氏のレビュ...続きを読む
  • ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊
    かなり難しい内容でしたσ^_^;
    ただ小説も読まなあかんねんなあと思いました。
    自分としては濫読を続けてるので知識としては一本スジが通ってきたように思います。
    最近は佐藤優さんを中心に紹介されてる本を読んでるような感じです。
    前は大前研一さんが中心やったんですがσ^_^;