内藤了のレビュー一覧
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ミカヅチの2作目。呪、異能とくれば、呪術廻戦を想像してしまう。二つのエピソードで構成されている。
一つ目のエピソードは、麹町の古いアパートが舞台。古井戸もある。ごく普通のホラーの場面だ。
22室あるが2室しか入居していない。警視庁ミカヅチ班に採用された安田怜は、祓い師。怜のスマホにそのアパートの住民から助けを求めるメールが届く。怜は怪異を祓うためにミカヅチに協力を求めるが、なぜか誰も協力しない。三婆ズと出向くことになったが、その怪異の正体は?
世の中にはなんでも人のせいにするバカがいる。世間を恨み、そういうのが誘われてやってくる。と三婆ズ。なるほどと納得して笑った。
二つ目のエピソードは歌 -
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よろず建物因縁帳第二弾。ある集落の登山道の案内板の仕事を請け負った春菜。事前調査で現地に出向くと偶然1人のクライマーから滑落事故に合った友人の救助を求められたが、何やら様子がおかしい。
今作も怖いは怖いが前回よりも怖さがじわる要素は少なめに感じた。そう感じた理由は亡くなった人物の様子は前回同様に恐ろしいものがあるが、主人公の春菜が直接恐怖を体験する場面が少なく見せ場もなかったからだと思う。
今回は神仏分離など昔の神社仏閣がストーリーの中にある。そうするとどうしてもそこら辺に疎い人のためなのか説明文のようなシーンが入ってしまう。そこが少し退屈に感じた。ストーリーの第五章だけが、何が原因で何をどう -
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内藤了『迷塚 警視庁異能処理班ミカヅチ』講談社タイガ。
シリーズ第4弾。『陰火を喚ぶ女』『東急線武蔵新田駅 迷い塚』の2つのエピソードを収録。
怖いような怖くないような。ストーリーがなかなか進まず、単純な怖さを描くでもなく、やけに説明的な怖さが描かれるためなのか、怖さは半減。結末は尻切れトンボだし。もしかしたらミカヅチ班が怪異を解き明かし、鎮めるのではなく、怪異を隠蔽するための組織という設定がイマイチなのではないかと思ったりもする。
警視庁異能処理班の霊視の能力を持つ安田怜は夏休みを返上し、同じ班の悪魔と契約を交わした刑事の極意京介を待ち受ける過酷な運命を回避するために単独捜査を行う。