内藤了のレビュー一覧
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内藤了『EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』角川ホラー文庫。
シリーズ第6弾。
次々と過去と現代で凄惨な事件が発生し、新たな謎ばかりが描かれる割にはストーリーがなかなか進まずに次巻へ続くでお茶を濁された感じ。
プロローグに描かれる『うら交番』の時代のかなりグロい猟奇事件。本編に入ると『おもて交番』に正式配属された堀北恵平のほんわかした日常が描かれ、ホッとするのも束の間……
白昼に堀北恵平が配属された交番の目の前で通り魔による殺傷事件が起きる。恵平たちの活躍で何とか犯人を取り押さえるが、事件現場で桐の箱に入った人間の心臓が見付かり……
本体価格640円
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Posted by ブクログ
ネタバレよろず建物因縁帖シリーズ第4作。
同シリーズを最初に手にしたのは本来であれば本作の後に読むべきシリーズ第5作となる「魍魎桜」。
そこからどハマりし、ようやく順序としては追いつきましたが、6月にシリーズ第9作となる「蠱峯神」が発売されており、本日急ぎ第8作となる「畏修羅」を購入してきました。
本作もお馴染みのメンバーが登場しますが、読み終えた5作の中では最も大人しかった気がします。
もっと産毛が逆立つような恐怖を味わいたかった...
本作で仙龍が鎮めるのは「犬神」、その為に曳くのは建物ではなく「山」。
後半にかけてどんどん静かな展開となった要因の一つには雷助和尚の出番がほぼなかったこ -
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女性警察官見習の堀北恵平は、生活安全課にまわり、東京駅周辺のパトロールで、生理痛に苦しむグループの中の中学生を見つけ援助する。ところが、その後、この中学生は急死する。不審を感じた恵平は、先輩の平野と桃田の助けで密かに調査を進めると、「なかったことにする」といううたい文句の「函」という闇サイトにたどり着く。ここに東京駅うら交番も絡んできて、過去のおぞましい事件も知ることになる。
恵平ちゃんは、こっちが恥ずかしくなるほど真っすぐだなあ。こんな人、いるんかしら。というつつ、このシリーズを読んでいるんだけれどねえ。うら交番とのかかわりは面白いかもしれない。シリーズ第4弾。 -
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比奈子ちゃんのシリーズ終わって、次は、このシリーズ。
堀北恵平ちゃん。何で、この名前かは、今のところは、不明。そのうち分かるのかなぁ〜。相方も腎臓やし^^;
(何気に東海林さんに似てる)
東京駅おもて交番とうら交番。これが、ずっと東京駅を守ってきたんかな?
少し不思議要素あり。何でこの交番出現するのか…願えば出て来る?で何かアドバイス。
東京駅にずっとおるペイさん、メリーさんも色々とアドバイス。個性ある人ら。
比奈子さんシリーズと同じ感じで、おとぼけペア+猟奇殺人やな。
今回は、箱入り少年の話。
そんな生易しいもんでは、ないけど、コインロッカーから、木箱に入った少年の遺体が!しかも儀式みたいな