内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
解剖を担当する法医学教授の石上妙子が勝手に名付けたところによると、死神とハゲと天才と天然と木偶の坊のオタクの猟奇犯罪捜査班だそうだ。今回もまたまたえぐい猟奇犯だ。肌のきれいな女性の肌をはぎ取ってドレスを作るというのだから。出先で接する人、子どもたちでさえ、すぐに仲良くなってしまう新米刑事の藤堂比奈子が、またもや獅子奮迅の大活躍する。この天然ぶりが楽しいシリーズなのかもしれない。ひょっとして意外さを狙ってこいつが犯人じゃあないかという人物はそうではなかった。作者にそう思わされたなあ。やられた。かなり意外な人物が犯人だった。ただ、思い返してみれば、ちゃんと手掛かりはあったな。
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Posted by ブクログ
読書録「BACK猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」
3
著者 内藤了
出版 角川ホラー文庫
p155より引用
“ 高級な食材で作られた料理より、素朴で
質素な食べ物のほうがおいしいと感じる時が
ある。想像通りのいつもの味は、心をほっこ
り満たしてくれる。”
目次より抜粋引用
“クリスマスの惨劇
眼球のない死体
人骨のペンダント
ローン・ウォリアー
マンソン住血吸虫症”
記憶力が極めて高い女性刑事を主人公とし
た、長編連作ホラーミステリ。シリーズ第七
弾。
野生種の猪に近い豚を育てるタヒチの養豚
場、いつものように豚の世話をしていると、
飼っている二匹の犬が見慣れないものを咥え
て