内藤了のレビュー一覧

  • COPY 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    またもや凄い猟奇犯罪。しかもそれが国際陰謀につながっていて大変なことになってきた。中島保や永久のいるセンターにも魔の手が迫っていることが分かる。バイオテクノロジーを使ったテロなんて起こったら地球は滅んでしまうぞ。八王子西署の猟奇犯罪捜査班だけで大丈夫なのか。大風呂敷を広げてしまったが、さてどう収拾するのか。それに、脳ミソだけ保存されたあいつが蘇ってきそうだしな。

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    2021年03月04日
  • MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    猟奇犯罪ということで、ついに人魚まで出てきたか。狭山湖に投げ入れられたホルマリン漬けの人魚としか見えない死体!ここからとんでもない国際陰謀へとつながっていくのだが、えらく事が大きくなってきた。この捜査班だけで対応していけるか、今後心配ではあるが、そこは小説なので、きっと決着を着けるのだろう。特異な能力を持った犯罪者たちを収容して研究させているセンターのプロファイラー中島保や連続殺人犯の少年永久、自閉症の金子たちが重要な意味をもってくるのに違いない。

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    2021年03月02日
  • 首洗い滝 よろず建物因縁帳

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    例によって絡まりあった因縁の謎をミステリ的に解き明かすシリーズの第二弾。今回は真相となる○○の悲劇が、古文書の形で間接的に伝えられるだけなので、いまいち盛り上がりに掛けるきらいがある。お仕事小説的な部分はあいかわらす痛快だが。

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    2021年02月21日
  • 夢探偵フロイト -アイスクリーム溺死事件-

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    星3.5

    夢をヒントにその人の心の奥に閉じ込められものを探して解決していくお話

    アイスクリームで溺死って?となったけれど読めば納得、できる

    フロイトが穏やかに静かに相手を追い込んでいくのが好きです
    相手は逃げ場が無いですけど

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    2021年02月15日
  • ZERO 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    藤堂比奈子は、「猟奇犯罪者ホイホイ」と東海林刑事から呼ばれている。刑事になってから1年余りで、5件の猟奇殺人に遭遇している。普通の人間だったら病んでしまう。そもそも、殺人を扱う刑事の人たちというのはとんでもない職業だろう。そんな小説を好んで読んでいる私はどうなのだろう。人間の恐ろしい面をまざまざと見せつけられながらも、それを解決しようとする刑事魂に惹かれるのかもしれない。今回は幼児のバラバラ殺人事件だ。ページ数が少ないなと思っていたら、次巻に続くだった。

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    2021年02月09日
  • メデューサの首 微生物研究室特任教授 坂口信

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    悪魔のゾンビウイルスが紛失し、謎の爆破予告が。最後がバタバタであっけなく終わってしまった感があるので、もうちょいパニックさが欲しかったかも…。
    でも坂口特任教授をはじめ、海谷さんや、門番のケルベロス爺さんたちがいい味出してるので、またこのメンバーの続編も期待したい。

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    2021年02月09日
  • 夢探偵フロイト -アイスクリーム溺死事件-

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    内藤了『夢探偵フロイト アイスクリーム溺死事件』小学館文庫。

    シリーズ第4弾。

    前作で夢科学研究所に放火し、フロイト達を殺そうとした『夢売り』こと卯田姫香が持ち込んで来た自らの悪夢に関わる過去の事件。フロイト教授たちは過去の事件の真相に迫る。

    前作は未読だったようで、物語の核となる卯田姫香の人物像が今一つ理解出来ていなかったせいか、余り面白くなかった。

    やはり『猟奇犯罪分析官』シリーズの方が圧倒的に面白い。

    本体価格600円
    ★★★

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    2021年02月04日
  • 夢探偵フロイト -邪神が売る殺意-

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    ネタバレ

    同じ作家の本は続けて読まないというマイルールを破って読んだ1作目と2作目。その後1冊だけ挟んで3作目。今年は内藤さんばっかりになったらどうしよう。

    3作目はこれまででいちばん嫌な感じ。前作までは「純粋な」悪夢だったけれど、悪意によって作られる悪夢はただ恐ろしいだけじゃない。しかもその悪意がとても理不尽なところから生じているから。

    ちょっと笑ったのは、顔写真だけ見て「人物そのものが幼稚、地に足がついていない印象」とあかねに思われる奴。いったいどんな顔やねん(笑)。

    あまりヒロインを危険な目に遭わせないでくださいね。

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    2021年01月27日
  • CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    解剖を担当する法医学教授の石上妙子が勝手に名付けたところによると、死神とハゲと天才と天然と木偶の坊のオタクの猟奇犯罪捜査班だそうだ。今回もまたまたえぐい猟奇犯だ。肌のきれいな女性の肌をはぎ取ってドレスを作るというのだから。出先で接する人、子どもたちでさえ、すぐに仲良くなってしまう新米刑事の藤堂比奈子が、またもや獅子奮迅の大活躍する。この天然ぶりが楽しいシリーズなのかもしれない。ひょっとして意外さを狙ってこいつが犯人じゃあないかという人物はそうではなかった。作者にそう思わされたなあ。やられた。かなり意外な人物が犯人だった。ただ、思い返してみれば、ちゃんと手掛かりはあったな。

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    2021年01月23日
  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保

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    202009/スピンオフというより、シリーズ前日譚というか「ON」保視点バージョンというか。目新しさはないけど、クローズした今になっての刊行ということもあり、あの時ああだったのか…みたいなのが余計に切なく感じられた。でも今後もまたこの別視点バージョンで各作を読みたいかっていうと…なので評価星はシリーズへの愛着ゆえ甘め。

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    2021年01月03日
  • 夢探偵フロイト -てるてる坊主殺人事件-

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    夢を研究する若き教授フロイト(日本人だよ)とヲタ森、あかねの夢研究所のメンバーがまたもや連続殺人事件を解決に導く。3人のやり取りは楽しい。悪夢を見る翠の深刻な睡眠障害を治すため、悪夢の内容を探り、それを模型で再現して映像にするという手法を取るのだが、実際にこういうことをやるのだろうか。作者のアイデアとしたら非常に面白い。彼らの近くで殺人事件が起こっていて、そちらとも偶然にあかねが関わっているというのは、都合よくいきすぎかな。ちょっと無理やり感もないではないが、お話を面白くするうえで仕方がないか。

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    2021年01月03日
  • MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平

    購入済み

    これから

    藤堂比奈子シリーズがとても好きなので、内藤了さんのこちらのシリーズも購入しました。しかしながら、比奈子シリーズほど摑まれない。何故なんでしょう。恵平という女の子らしからぬ名前にもずっと違和感を持ちながら読んでいたので、気が散ったのかなあ。

    #笑える #ドキドキハラハラ

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    2022年06月19日
  • BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    読書録「BACK猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」
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    著者 内藤了
    出版 角川ホラー文庫

    p155より引用
    “ 高級な食材で作られた料理より、素朴で
    質素な食べ物のほうがおいしいと感じる時が
    ある。想像通りのいつもの味は、心をほっこ
    り満たしてくれる。”

    目次より抜粋引用
    “クリスマスの惨劇
     眼球のない死体
     人骨のペンダント
     ローン・ウォリアー
     マンソン住血吸虫症”

     記憶力が極めて高い女性刑事を主人公とし
    た、長編連作ホラーミステリ。シリーズ第七
    弾。
     野生種の猪に近い豚を育てるタヒチの養豚
    場、いつものように豚の世話をしていると、
    飼っている二匹の犬が見慣れないものを咥え

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    2020年12月21日
  • 夢探偵フロイト -マッド・モラン連続死事件-

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    夢を研究している風路亥斗(通称フロイト)教授とオタ森、助手をすることになった大学4年生のあかねが、共通の悪夢を見る人たちの衝撃の真実を解き明かすというもの。3人のやり取りはなかなか面白いが、フロイト教授にもう少し強い個性が欲しいところ。夢を手掛かりにするというミステリーのアイデアはいいと思うので、続編に期待する。

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    2020年12月05日
  • CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    どうもご無沙汰してます久々の藤堂比奈子さんです。前作の内容は完全に忘れ去っていましたが、過去を振り返りがちの比奈子さんのお陰で記憶はある程度まで修復された。ありがとう。お陰で登場人物に困惑すること無く真っ直ぐ読み進めることが出来ました。

    今回は心配していたオカルト要素は無く、論理的なサイコパスさんで安心。キャラの作り込みが素晴らしくどの人物も愛らしかった。吐いちゃ復活戦を繰り返し「へべちっ」とくしゃみをする東海林先輩 かわいい。

    このままオカルトを封印してくれる事を心から願いながらゆっくりシリーズを追っていきたいと思います。

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    2022年03月02日
  • BURN 下 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    ついにスヴェートのトップであるミシェルと対峙する時が。
    追い詰められる猟奇犯罪捜査班のメンバーたち。
    センター内にいる保や永久、金子を守れるか…
    ついに厚田班にも終わりがきてしまった。
    シリーズの終わりはいつも寂しい。

    2020.11.21

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    2020年11月21日
  • BURN 上 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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    シリーズ第10弾。いよいよクライマックスへ。
    悪の組織スヴェートは、センターにいる保や永久を狙っている。
    センターには比奈子を襲った都夜の脳があり、再び比奈子と退治する。
    大きな危険を孕んだ今回の捜査は命懸け。
    それぞれが、大事な人を守ろうとしているが、上手くいくのか…

    2020.11.21

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    2020年11月21日
  • メデューサの首 微生物研究室特任教授 坂口信

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    テンポが良くて読みやすい。
    ただ、サスペンスとしては、スリルはあるけど、雑な印象。
    主人公が高齢のせいか。
    もっと、吹っ切れた爺さんでもいいのに。

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    2020年11月03日
  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保

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    気を抜いてしまった...

    別シリーズで少しマイルドな感じだったので読んでみたら、こっちのシリーズはエグい描写が多々あった。

    内容としては「猟奇犯罪捜査官 藤堂比奈子」シリーズの前日譚の話だったので、シリーズ一作目がより深く掘り下げられるかな、と思う。

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    2020年11月01日
  • OFF 猟奇犯罪分析官・中島保

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    ひなちゃんロスからやっと抜け出てケッペーに愛情を傾けてきたのに、今になって野比先生のスピンオフだなんて、小粋というのか小憎らしいというのか(笑)、内藤さん。

    シリーズを読破した人なら誰もが知ることですが、野比先生やっぱりいい人。根っからの善人であるがゆえに、殺人者となるまでの葛藤が伝わってきます。

    比奈子と出会い、思いがけず夜を共にする段を本編で読んだときは「なんか、ガラじゃねぇよ」と思っていたけれど、本作では自然に感じました。

    しかし今頃こんなスピンオフを出すことをいつからお考えになっていたのか。策士だわ~。

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    2020年10月15日