黒川博行のレビュー一覧

  • 切断

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    犯人が半分ほど読まないと見えてこず、
    次々と殺人が起こっていく様が、よかったです。
    ただ、(´-ω-`)ンー
    近親相姦はチョット嫌悪感があります。

    府警の捜査員の活躍の場があんまりない。

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    2009年10月04日
  • 雨に殺せば

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    大阪湾にかかる港大橋の上で現金輸送車が襲われ、銀行員二人が射殺された。その翌日、事情聴取を受けた行員が自殺する。さらに、捜査線上に浮び上った容疑者の死体が発見され、事件は複雑さを増していく…。大阪府警捜査一課の二人の刑事\"黒マメコンビ\"が、軽妙な会話を交わしつつ、日本画壇の内幕に迫り、金融システムの裏側に仕組まれた奸智に満ちた連続殺人事件に挑む。

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    2010年05月24日
  • キャッツアイころがった

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    黒川氏デビュー作です。殺人事件を追う刑事と女子大生コンビの話。双方の別の角度からの捜査が、同じゴールを目指して終結に向かう形が巧く活かされてます。読む前は黒川作品なのに女子大生が主役?と少し不安だったのですが、杞憂に終わりました。

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    2009年10月04日
  • 暗闇のセレナーデ

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    「キャッツアイころがった」の続編ではないですが、刑事と女子大生が事件を追う話です。女子大生は「キャッツアイ〜」ほどの活躍はないものの、このシリーズはやはり双方の事件の追い方が良いです。解説にある「女子大生コンビが探偵だと、刑事は無能なのが定番だけど、本作にはそれが全くないのが良い」という言葉に大いに頷きました。

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    2009年10月04日
  • 切断

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    ハードボイルドと警察小説の並行。そしてちょいと本格の味付けも。
    本格のトリックについては最初にわかってしまったのでちょっと残念だけど、それでもなかなか楽しめた。

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    2009年10月04日
  • 二度のお別れ

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    四月一日午前十一時半、三協銀行新大阪支店に強盗が侵入。四百万円を奪い、客の一人をピストルで撃った後、彼を人質にして逃走した。大阪府警捜査一課は即刻捜査を開始するが、強奪金額に不服な犯人は人質の身代金として一億円を要求、かくして犯人と捜査陣の知恵比べが始まる。

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    2009年10月04日
  • 大博打

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    大阪府警搜査一課。
    「ブンと總長」シリーズでお馴染の登場人物たちがでてくる。
    ブンと總長もさりげなく登場するのでファンには嬉しい。

    身代金は金のインゴットで2トン!
    その受け渡し方法が奇拔だつた。
    物語は、搜査する警察サイドと誘拐犯サイドと2つの視點から語られる。
    身代金を請求される、誘拐された人物の家族がまた一筋繩ではいかない。
    なので、ついつい誘拐犯の立場になつてしまふ。

    誘拐された人質のキャラクターが秀逸。
    こんな爺さんになりたいものだ。


    2005年5月1日讀了

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    2009年10月04日
  • 文福茶釜

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    さらに引續いて黒川博行。

    この作品は、古美術に關はる連作短篇集。
    「なんでも鑑定團」のお蔭で、書畫骨董に興味を持つ人が増えたといふが、この本を讀めば恐ろしくなること請合ひである。
    贋作の世界の、なんと奧の深いこと!

    京都市立藝大で彫刻を學び、高校の美術教師をしてゐた作者の面目躍如といつたところか。

    2004年10月5日讀了

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    2009年10月04日
  • ドアの向こうに

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    「ブンと総長」シリーズ。

    頭は腐爛、足はミイラといふ、奇妙なバラバラ死體の謎を追ひかける。

    相變らず、大阪弁によるリズミカルな會話が秀逸。
    本格的な警察小説?でありながら、輕妙な味はこの作者ならでは。

    2004年7月24日讀了

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    2009年10月04日
  • 海の稜線

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    大阪府警搜査一課の「ブンと總長」シリーズ第一彈。

    黒川博行の警察小説には他に「黒マメコンビ」シリーズがあるが、いづれも面白い。

    この作品では、海運業の利權が問題となつてゐる。
    新しく船を造るためには、古い船を廢船しなければならない。
    廢船にした船の積み込みトン數に應じて、新しい船を建造することができるのださうな。
    したがつて、もう使へないような古い船でも、いはば造船權としての價値があることになる。

    こんなこと、この本を讀んで初めて知つた。
    ただオモロイだけの小説ではない。

    2004年5月21日讀了

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    2009年10月04日
  • 八号古墳に消えて

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    「黒マメコンビ」シリーズ第3作。
    1988年9月刊行。

    今度の舞臺は考古學界。
    遺跡發掘と大學のポストを巡る連續殺人事件である。
    第1作からいへることではあるが、この作品では、マメちやん=ホームズ、黒木=ワトソンといふ性格が一段とはつきりしてきてゐる。
    ただしホームズとは云つても、超人的な推理力を前面にだしたものではなく、むしろ漫才のボケがマメちやんでツッコミが黒木と云つたはうが適切かもしれない。
    大阪弁によるオモロイ會話が全篇を通じて樂しめる。

    2004年2月9日讀了

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    2009年10月04日
  • 雨に殺せば

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    「黒マメコンビ」第2作。
    1985年6月刊行。

    第1作と同樣にサントリーミステリー大賞(第2囘)で佳作となつた作品。
    またも大賞を逃した理由は「華がない」だつたさうな。
    第1作での批評を受けて、作者は主人公を獨身に設定變更して名前も黒田から黒木に變更したのだが、どうも安直すぎて、この解決策は效果を發揮しなかつたやうだ。
    ちなみに、第4囘ミステリー大賞でついに大賞を受賞したのだが、その時の主人公の探偵役は「華のある」女子美大生だつたとのこと。

    さて、この作品も面白い。
    大阪弁による輕妙な會話の面白さもさることながら、金融システムや日本畫の商品としての流通のしくみなど、普段なかなかわからないこ

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    2009年10月04日
  • 二度のお別れ

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    黒川博行の作品を讀むのは、これが初めて。

    この作品は、1983年の第1囘サントリーミステリー大賞で佳作となつたさうである。
    大賞を逃した理由として、「刑事コンビに華がない」といふことがあげられたさうだ。

    さて、この作品、讀んでみて面白かつた。
    ストーリーとしては、銀行強盜事件とそれに引續く人質誘拐事件を搜査するといふことになるが、面白さの一つには、主人公の刑事コンビの會話がある。
    主人公は大阪府警搜査一課の黒田憲造とそのコンビの龜田淳也、通稱マメちやん。
    此の二人を稱して「黒マメコンビ」といふ。
    黒田の視點で描かれてゐるので一人稱小説だが、マメちやんとの大阪弁の輕妙な會話が樂しい。
    しかも

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    2009年10月04日
  • 二度のお別れ

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    結末の付け方には多少不満が無いでもないんだけど全体的にはかなり楽しめた。語り口は極めて軽く、ユーモアに溢れてて楽しい。それでいて警察内部のこともしっかりと書き込まれている点すごいと思う。また誘拐ミステリとしてもトリッキーで捻りが効いてて驚いた。さりげない伏線が誘拐計画のキモになってるあたり巧いと思う。意外な真相もあってこれだけ楽しめたら文句なし。

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    2009年10月04日
  • 後妻業

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    読書録「後妻業」3

    著者 黒川博行
    出版 文藝春秋

    p140より引用
    “耕造の通夜と葬儀はどう考えても盛大で
    はなかった。祭壇こそ大きくて花も多かっ
    たが、親戚を除いて参列者は三十人に満た
    ず、通夜の料理も出来合いの弁当と吸い物
    だけの簡単なものだった。あれで三百八十万
    というのは、阪南祭典がよほど悪質な業者
    なのか、それとも小夜子が裏でなにか操作
    をしたのかもしれない。”

     資産家の老人の遺産を巡って繰り広げら
    れる、遺族たちと奪おうとする者共の闘争
    を描く、長編サスペンス。
    同社刊行作文庫版。
     耕造という名の老人が倒れた報告を、
    小夜子から受けた柏木。二人の電話での会話
    は、あまり

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    2026年06月08日
  • 破門

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    シリーズということを知らずに本書を手に取りました。
    ある程度前提があったのかも知れませんが、特に情報の不足で気になることはありませんでした。
    内容は、893者に振り回されるカタギのお話。ひょんなことから金を持ち逃げされ、あちこち自分の足で奔走して張り込みするような、ガッツのあるお話。主人公はカタギと言い張ってはいましたが、作中でもツッコまれるように一般人のタフさではありません。しかし実際情けなかったりよくわからんこだわりを持っていたり博打が死ぬほど下手だったり、節々に見せる哀愁はとても面白かったです。基本的に小清水を捕まえて逃げられて途中敵の組と小突き合いする、というドタバタを繰り返しているだ

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    2026年06月05日
  • 勁草

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    起承転結はさほどだがとにかく読みやすい。
    実際の事件も起承転結がしっかりあることなんてそうそうないと思えばリアルに近い小説。
    結局警察からは逃げキレない。
    2023年には映画化もされている。
    黒川さんの他の作品も観たい。

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    2026年06月01日
  • キャッツアイころがった

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    ネタバレ

    著者さんが好きなので読んでみました。
    結果……普通!!

    投げ出すほどつまらなくはないですが、印象に残るほど面白いものでもありませんでした。
    再読はなさそうです。

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    2026年05月16日
  • 破門

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    【2026年70冊目】
    小説を映画化する話が浮上し、舞台となる北朝鮮に行ったことがあった建設コンサルタントの二宮は、ヤクザの桑原と共にネタの提供を行うことに。だが、話はそれだけでは終わらず、プロデューサーが映画の制作費を持ち逃げしたことから、半ば桑原に引きずられるように二宮も金の行方を追うことになり――疫病神シリーズ第5弾。

    シリーズものですが、第4弾までを読んでいなくても問題はありません。読みやすい文体なので、するすると読めました。とにかくずーっと追いかけているお話です。どこで落とし前つけるのか、タイトルの意味はなんだろう?、と思いながら読んでいましたが、なるほどでした。

    ヤクザものが好

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    2026年05月16日
  • 勁草

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    話題沸騰の映画原作!!「BAD LANS バッド・ランズ」出演:安藤サクラ 山田涼介 監督・脚本・プロデュース:原田眞人 9月29日(金)東映系全国公開。

    橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くすクライムサスペンス問題作!

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    2026年03月10日