【感想・ネタバレ】[新装版]暗礁(下)のレビュー

あらすじ

桑原が目をつけた東西急便は警察のみならず、暴力団や政界とも癒着している悪徳企業だった。その社屋に放火した事件の容疑者に仕立て上げられた二宮は刑事に追われ、極道には命をも狙われる羽目に。起死回生を狙い、裏金を管理する男を追いかけて、桑原とともに沖縄まで飛ぶのだが……。直木賞を受賞した「疫病神」シリーズのもう一つの白眉!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

下巻。
裏金を管理していた男を追って、桑原・二宮コンビ、沖縄へ。

沖縄でも現地のやくざとバチバチにやりあって桑原は結構な傷を負ったりしたが、その合間に二宮がのんびり観光している様子なんかはほのぼのとしていて旅情を感じる。このシリーズ、合間に挟まれる食事のシーンがなんか好きなんだよな。
ステゴロでわしに勝てる極道はおらんわい。と断言する桑原、かっこいい!!そんな桑原をうまいことおだててことあるごとに金をくすねようとする二宮。やっぱりいいコンビだ。お互い毛嫌いしあってるけど、この先のシリーズ君ら長い付き合いになるねんでとニヤニヤしてしまう。
あっちこっち走り回って傷だらけになった割には手元に入った金はさほど多くなく、骨折り損のくたびれ儲けになってしまった。最後はヤクザの上層部同志が出てきての話し合い(金のやりとり)で無理やり幕を引いた感じ。世の中何でも金なんだなぁ。こんな風にうやむやのまま闇に葬られてる事件っていっぱいありそう…。田端と嶋田の静かなやり取りの中に一触即発の空気を感じてピリピリした。ヤクザ怖い。それにしても嶋田さんはかっこいいな。

0
2026年01月11日

「小説」ランキング