黒川博行のレビュー一覧

  • 連鎖

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    この作家の書く警察小説はいつも面白くハズレがない。
    バディものが定番で、大阪の警察署が舞台。
    なんといっても二人の関西弁の軽妙な会話が面白い。
    ここがいつも一番の楽しみ。

    風采の上がらないカッコ悪いおっさん二人が、実は刑事としてのスキルが高く、犯人達を追い込んでいく。コレが妙にカッコいい。

    警察内部事情や道路事情、展開する各地の地理的詳細描写が綿密でリアリティがあるので、ドンドン物語に引き込まれて行く

    大阪府警の管轄に京橋署は無くあるのは都島署、また都島署の管轄の中に善法寺町はなく実際は尼崎にあるなど、重要なポイントは実際とはちょっと変えている所も心にくい。

    真須美の実家が多治見という

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    2025年08月05日
  • 悪逆

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    ネタバレ

    面白かった。

    犯罪者側の計画や手口が巧妙で、唸るばかり。1件目と2件目で手口を変えるというのも、頭イイ!また、それらを可能にする能力の高さもすごい。つよい。殺傷シーンの描写が痛々しい。
    玉川と舘野のキャラクターも良かった。いきいきと魅力的であった。玉川のような役割の人間がきちんと有能であると安心する。
    Audibleで聞いたが、関西弁に違和感がなく聞きやすかった。

    箱崎は、捜査の手が迫ってきたために慌てて逃亡を試みた、ように読める。そうでなければ、あらかじめ偽造パスポートも航空券ももっと安全な方法で用意できるはず。警察の動きが遅かったら、もっと消したい人間はいたのか、それとも海棠まで倒せた

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    2025年06月08日
  • 蒼煌

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    ☆3.5
    登場人物と絵画のグループが複雑でメモしないと整理がつかない
    絵を描いて売るって大変
    絵を描く者にとって、裏工作に金と時間を費やすのは本来のしたいことではないのだろうけど、売るためには必要ってすごい世界
    金額もすごい
    バイオレンスじゃないけどダーティだった

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    2025年05月18日
  • アニーの冷たい朝

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    女性を殺害してから化粧して屍姦する異常犯罪者を追うサスペンス。描かれている世界が携帯電話以前の世界で、なんだか懐かしい。作品自体もだいぶ前のもののようだ。

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    2025年05月16日
  • 国境(上)

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    前作の疫病神に続くシリーズ第二弾。
    北の彼の地(北朝鮮)が舞台になるけど馴染みのない地名がわんさか出てくるため、想像力を存分に働かせながら読み進めた結果、なんとかストーリーを追うことができた。
    北の彼の地の政治、経済、軍事、インフラ事情がよく分かるし、閑散とした平壌の街並みの風景もイメージできる。徹底して取材された作品であることは間違いない。
    ヤクザの桑原と相棒の二宮くんの今後の行方はどうなる。。
    下巻に続く。

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    2025年04月30日
  • 後妻業

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    先日読んだ小説『後妻業』…お金に関する執着心と、あまりにも腹黒い輩たちの争いを描くセンセーショナルな内容だったので、映画も観てきました。
    いやいや、大竹しのぶは恐ろしい女優です…昔、保険金殺人の『黒い家』でも怪演でしたが、今回はそれに拍車がかかった吐き気を催す怪演でした(^_^;)尾野真千子との髪の毛摑み合い取っ組み合う喧嘩シーンは見ものです。

    娯楽作品と割りきって観れば面白いですが、ノンフィクションだとしたら最低最悪の映画でした…。(似たような事件が実際にありますが)

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    2025年03月07日
  • 八号古墳に消えて

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    シリーズ物なので買った一冊

    大阪府警シリーズの黒マメコンビ編

    遺跡発掘現場での遺体発見から始まる話

    この作者の話は登場人物が多く混乱するが何とか読み終えた。

    会話が軽快で面白い
    会話で話が進むのでスラスラ読み進めてしまう。

    地道な捜査とそれによる発想、ひらめきで事件解決に進んで行くのは読んでて楽しいしスッキリする。

    年が変わりいろいろ自分自身にいろいろあって本を読む事がなかなか出来ない中、スラスラ読めたこの本はありがたかった。

    シリーズまだ続きある。
    この黒マメコンビが次どの様な事件を解決するより会話をするのかが楽しみになった小説でした。

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    2025年02月27日
  • 熔果(新潮文庫)

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    凄い。アウトロー感満載でした。
    掘れば掘るほど出てくる悪い奴ら。
    半グレもやくざもぐうの音が出ないほどボコボコにしてしまう伊達と堀内がまた怖い笑
    欠かさず入る飯の描写も妙にリアルで良いし、実写化したら面白そう。

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    2025年02月19日
  • 悪逆

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    ネタバレ

    いらん情報多いなと思ったが捜査してる側から見るとこうなんだろうな
    数ある情報の中から関係あるものを選りすぐって繋ぐのが捜査って感じなのかな

    解決の取っ掛かりになった車の処分方法だけやけに荒いと思った
    ナンバープレートの偽装に絶対の自信があったから本名で車を売ったのか?

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    2025年02月16日
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    疫病神シリーズを読んでみようと思って選んだ。すぐに「国境」のコンビだと気がついた。「国境」は北朝鮮が舞台でそれなりに面白かったが他のもと思っていなくて読み進めた。しかし、テンポよく、展開も面白かった。

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    2025年02月11日
  • 悪逆

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    王道の警察小説。
    著者の疫病神シリーズがとても好きだったけど、あちらと比べると玉さんとたーやんのコンビは癖がなくあっさりしてる感じがした。

    地道に捜査して行く中盤は同じことの繰り返しのようになるので(捜査ってそういうものだと思うけど)、多少飽きがきたりしたものの、後半の犯人を追い詰めていく場面はハラハラして最後まで楽しく一気に読めた。

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    2025年02月09日
  • 海の稜線

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    大阪府警捜査一課シリーズみたいなので買った一冊。

    その中のブンと総長シリーズらしい

    海難事故の話

    登場人物が多く複雑な話だった

    でも会話で話が進んでいくからスイスイ話が進みよみやすかった。

    東京と大阪でチョイチョイ揉めるのも楽しかった。

    いろいろ自分に用事がありなかなか読み進めなかったが、ちょっと読み始めたらスラスラ読めれたのは良かった。なんとか月最低1冊読めた。

    シリーズ物だけど次は黒マメコンビの話
    でも次が楽しみにな小説でした。

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    2025年01月29日
  • 悪逆

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    一度食いついたら離さないいぶし銀の刑事と、関西弁との掛け合わせ。捜査はジリジリとしか進まないのに絶妙なテンポを持っていると感じました。
    悪が悪を裁くストーリーですが、社会派というよりはクライム寄り。逃亡ルートまで細かく書き込まれていたらもっと楽しめたかなと思います。

    昼飯が毎回漢気じゃんけんなのが笑いを誘いました。

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    2025年01月22日
  • そらそうや

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    エッセイ

    Ⅰデビューまで
    博打と船と
    美大受験
    四年きりのスーパーマン生活
    大阪からの修学旅行生
    先生を辞めたくなかった

    Ⅱ作家的日常
    勝手に人生訓
    一日の始まりは麻雀から
    よめはんの口福
    ガザミの思い出
    愛車遍歴
    家の履歴書
    引っ越しビオトープ
    お裾分けのオタマジャクシ
    幸せは小鳥や金魚とともに
    手間ちがい
    ねこマキ
    セグとの日々
    文句が多くて、すんません
    持たない三点セット
    装幀について
    仕事と音楽
    胃カメラ
    震災の朝
    わがまち大阪・浪速区ー金は無くともぶらりぶらりとジャンジャン横丁
    個性派ぞろい、大阪アート

    Ⅲ麻雀・将棋・カジノ・そして運
    悪銭身につかず
    親父の将棋
    カジノギャンブ

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    2025年01月17日
  • 悪果

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    黒川作品で最も悪い?コンビが活躍するのが、この堀内・伊達シリーズだろう。本作は1作目。先日読んだ今野作品とはまた違った意味でマル暴の恐ろしさを著者ならではの関西弁で魅せる。気持ちのいいくらいに悪い奴しか出てこず、ある意味で清々しさも漂ってくる。今作では賭博の現場に居合わせたある人物をゆすりにかかったことからトラブルに巻き込まれていく。読ませる力は抜群で面白く、絡み合った相関図がラストで見事にほどけていくのはミステリー的感覚も備わっている。

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    2025年01月04日
  • てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書

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    大阪府警の捜査一課の刑事たちを主人公に据えた短編集。
    刑事同士のコッテコテの大阪弁による漫才みたいな掛け合いが面白く、話もサクサク進むので読みやすかった。

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    2024年12月29日
  • 騙る

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    芸術や骨董、ファッションとそれにまつわる詐欺師の短編集。結局、われわれが「美」や「良さ」に見いだしているものは確固たる実際があるわけではなく感覚的なあやふやなものである。では、そのあやふやなものが詐術でもたらされたとき、その価値の実際はなんなのだろうか。派手なカタルシスはないが聞いた話としては面白いみたいな短編が多い。

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    2024年12月22日
  • そらそうや

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    黒川氏の特殊な?経歴はとても興味深かったが、
    何度も同じ内容が出てきてすっかり覚えてしまいましたw
    が・・・黒川氏の人となりをなんとなくわかった感じがしました。
    学生結婚された奥様とも仲良くされている様子がよくわかります。
    奥様の書かれる表紙の挿絵がいつも素敵でそれも黒川作品の楽しみの一つです。

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    2024年11月12日
  • 国境(下)

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    近くて遠い未知の国、北朝鮮に逃げた詐欺師を追いかけ、その不思議な国の内情がリアルに描写されていて面白かった。

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    2024年11月08日
  • そらそうや

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    黒川作品を読み始めて間もないけど、なんと今回エッセイがまとまりました。
    遡ること30年以上も昔のものも含まれていて、あとがきにも述べてあるように編集者にはたいへん感謝されております。
    内容は作家になるまでのエピソードが面白おかしく描かれていて、日常生活、奥さんとの関係性もなかなかユニーク。
    ファンでなくとも最後まで読み切れる一冊かと思います。

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    2024年10月25日