黒川博行のレビュー一覧
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黒川さんお得意の美術に係る犯罪小説です。相変わらずの面白さですが、構造の煩雑さも相変わらず。加えて美術特有の難しい言葉が被さり構造把握はほぼ諦めました。ですが、濃いキャラ達の軽妙な関西トークとストーリー運びは楽しめるので、黒川小説を楽しめたと思います。Posted by ブクログ
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登場人物がほぼ全員色んな種類の悪人である意味気持ち良かった。テンポの良いやりとりと早い展開で読みやすかった。あっけなく物語が終わってしまう所も私は話の雰囲気と合ってたと思ったPosted by ブクログ
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シリーズ4作目。展開としては地味だけど主役コンビの2人のキャラ設定がしっかりしてるので飽きることはない。考古学自体には興味はあるけどやっぱり大学の裏側は日大と同じようにドロドロしてるんだろうね。Posted by ブクログ
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「鵜飼いの鵜」になってしまった疫病神コンビ。命懸けの越境までしたのに散々でした。
堅気の二宮氏がだいぶ図太くなってきましたね。
「おまえはなんや、金の亡者か。地獄に堕ちるぞ」
またもや死人出ず。不思議や。
Posted by ブクログ -
シリーズものとしてあの疫病神コンビとの再会です。
どえらいとこが舞台ですな。黒川氏、国交がないこの国に実際に行ったことがあるとしか思えない。
二人が直接しくじった案件でもないのに相変わらずムチャしてます。どれだけボコボコになるのか、そもそも脱出できるのか、下巻も楽しみましょう。
Posted by ブクログ -
専門用語がわからなかったり、産廃処理場開発に絡む輩の相関が紐解けなかったりしたけど、あまり深く考えず、疫病神同士の関西弁の掛け合いがなかなか面白かった。
あまり、いや、絶対かかわりたくない世界だったけど、死人が不思議と出なかった?のが逆にリアル感あり。Posted by ブクログ