黒川博行のレビュー一覧

  • 勁草

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    黒川さんの小説は、好きなので結構読んでいる。
    これはオレオレ詐欺の犯人とそれを追う警察のお話。
    お金を稼ぐだけの目的だったのに、ふとしたことから他の悪事にも手を染めてしまい、あれよあれよという間に深みにはまっていく描写がリアルだった。
    今回は極道ものではないので★を少な目に。個人的にはやっぱり疫病神シリーズの桑原と二宮のコンビのお話が好きです。

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    2023年08月11日
  • 二度のお別れ

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    関西弁での軽快なやり取りと、事件の意外な結末が面白かったです。最後に犯人自身が種明かしする所など、凝った展開でした。

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    2023年08月03日
  • 蒼煌

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    古本屋で手に取る。

    京都を舞台に日本芸術院の会員選挙を巡る話。

    室生晃人は鹿児島から身一つで京都に出て、必死に絵を書き成り上がってきた。

    今回二度目の挑戦となる芸術院会員選挙。画廊の会長を参謀につけ、金まみれの選挙戦が始まる。

    弟子の大村、大村の愛人、対抗馬などキャラが濃い人がたくさん出てきてページが進む。

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    2023年06月02日
  • ドアの向こうに

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    まだ防犯カメラもない時代の刑事もの。
    電話も携帯ではなく、自宅や公衆電話が使用され…ダイヤルという言葉まで出てくる。
    これはこれで、今と比べて読めるので面白いかも。
    今ならこんな足取りは防犯カメラで…
    これもDNAで鑑定できるのでは?とか…
    小説で時代の流れを感じられるのもまたいいな。
    内容は大阪府警の刑事が扱う事件で、大阪弁での会話やボケとツッコミといったやり取りも軽快。
    鋭い観察眼で事件を解決に導く総長と呼ばれる刑事の娘と、主人公の文田が婚約者というのも面白く、文田と母親のやり取りもまた面白かった。

    2023.4.2

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    2023年04月02日
  • 疫病神

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    ノワール小説にカテゴライズされる作品を読むのは久しぶり。産廃の話は途中でどうでも良くなりました(笑)
    地名や組織の名前が多くてメモしながらなんとか読み切りました。
    関東民なので泉南がどっちとか富田林がどの辺とかは分かりますけど、アメ村からどうのと細かい話になるとさっぱりなのでこちらも地図を片手に…。
    本筋に関係ありませんが、携帯番号が10桁の時代で懐かしくなりました。

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    2023年03月13日
  • 悪果

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    先に溶果を読んだので、シリーズを遡ってきた。そうするとちょっぴりハチャメチャ感が乏しいような寂しい気持ち。賭場から専門学校の土地買付に繋がっていくのは良かったけど、もう一波乱くらいあってもよかったかも。奥さんがマルチまがいにハマってる描写がリアルで、おっさんだけじゃなくおばさんもリアルだなーと感心しました。

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    2023年02月19日
  • 二度のお別れ

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    ネタバレ

    お話としては、大阪の銀行で銀行強盗が発生。
    その場に居合わせた男性客が犯人を取り押さえようとしたが犯人に撃たれ負傷、そのまま連れ去られ犯人からは身代金の要求が。
    大阪府警捜査一課が犯人逮捕に当たるが、最初は行き当たりばったりでの誘拐かと思われたが、犯人は意外に巧妙な交渉を持ちかけてくる。

    事件の真相自体はある程度事件が進展した時点で何となく思っていた通りでしたが、エンディングの持って行き方は新鮮でした。
    あと書かれたのが80年代前半なので携帯電話も登場せず電話ボックスが犯人からの連絡に頻繁に使用されるのが懐かしかった。

    この小説は登場人物のキャラが一人一人個性的で、こんな奴ら本当に居るんだ

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    2023年02月18日
  • 切断

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    3.15
    出だしも良かったし生々しさが伝わる作品
    言い方が合ってるかわからないが、リアルでグロい でも想いは伝わる そこまでする意味がわかる
    構成がちょっとなぁ…って思う所があったけど自分は好きなジャンルです

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    2023年02月14日
  • てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書

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    大阪府警の捜査一課の短編集。大正区とか西区とか懐かしい地名が続く。祖父母が大正区で暮らしていたので、昭和の香りが漂う町並みが目に浮かぶ。黒マメコンビの大阪弁の掛け合いも絶妙で、事件を忘れてしまうほど。あっという間に読んでしまったのが もったいない(笑)この作家さんの本は、初読み。早速、黒マメコンビの作品を探すとしますか。

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    2023年01月28日
  • 桃源

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    ネタバレ

    警察物で刑事のコンビは定番。大阪府警の刑事コンビの小説には中毒性がある。漫才と同じで、パターン化したやり取りを楽しむ覚悟がなければいやになるかもしれないが、テンポが良くて楽しめる。でも疫病神シリーズが、良すぎるからなあ。

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    2023年01月05日
  • 桃源

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    面白いです。
    だけど、途中で少し疲れてきて最後の方は流し読みしてしまった。ごめんなさい…
    最後の最後で…ん??となった所が。
    なぜ消えた??

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    2022年11月26日
  • 雨に殺せば

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    黒川さんの小説が古本屋さんで売っていたので買ってみた一冊。

    黒マメといわれる刑事コンビの話

    現金輸送車襲撃事件から始まる殺人事件の真相をさぐる内容だった

    疫病神シリーズや堀内・伊達コンビのシリーズの主人公コンビに比べると黒マメコンビはちょっと面白味がない

    でも軽快な会話のやりとりは読んでて読みやすく面白い。

    事件の真相はちょっと複雑で、どんでん返しみたいな感じだった。

    シリーズ物なので黒マメコンビの活躍をもっと期待したい小説でした。

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    2022年11月25日
  • 二度のお別れ

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    古本屋さんで見かけ買った一冊。

    強盗と誘拐の話だった。

    完全犯罪をやった犯人が事件の真相を最後にバラす

    なんか不思議な感じで終わった内容だった。

    今まで読んできた事件物の小説はだいたいがどんな形であれ解決している。

    でもこの小説は主人公達が事件の真相に辿り着いていない。
    欲しい所までいっているのに

    完全犯罪を成功させても幸せにはならなかった犯人

    そりゃそうだなと感じた小説でした。

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    2022年11月22日
  • 煙霞

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    学校ブローカーなる存在がいることをご存知でしょうか。

    少子化が進み、全入学時代に突入しました。
    私立学校も、あの手この手で生徒集めに必死です。

    私学の理事長、北新地のホステスが私学助成金の不正受給を働く。
    不正を働く理事を一掃するべく教室たちが立ち上がるが、学校ブローカーなる存在が裏社会の住人を召喚。

    不正受給金はそのまま貰えないので、一度、金の延べ棒に換金してから受け取る算段へ。

    しかし、その行手には...

    序盤はかなり緩やかで穏やかな運びだが、物語中盤から急加速。

    元教師が描く学園?ミステリでした。

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    2022年09月29日
  • 八号古墳に消えて

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    オモロいが登場人物が多すぎる。警官なら刑事のなんちゃらと書いてくれ。一気読み出来へんワシにはちとめんどくさかったで。

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    2022年08月28日
  • 迅雷

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    古本屋で見つけなんとなく買った一冊。

    ヤクザを誘拐してお金を稼ぐ話だった。

    上手く行くわけないと思ったが、そう何度もうまくいくわけがなかった。 

    スピード感がありな話がどんどん進んで行くので、読むスピードもだんだん早くなっていく感じすぐに読み終わった感じがする。

    黒川さんの小説はいくつか読んだが、この小説も主人公が悪だった。

    ラストがちょっと気になった。
    三人組がそれからどうなったか?
    続きがあれば読んでみたいなと思った小説でした。

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    2022年08月11日
  • 文福茶釜

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    美術の真贋とそれを取り巻く様々な人々の話。人脈が真贋の見極めにつながり、それぞれの人がとてもキャラが濃い。97年から98年に発表された短編を集めたものなので、2022年に読むと連絡方法や雑な個人情報の扱いはかえって新鮮に思える。
    ※評価はすべて3にしています

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    2022年07月25日
  • 八号古墳に消えて

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    登場人物が立っていて関西弁でのやりとりが面白い。大阪の人なら地理がわかってもって面白いのだろうけど。

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    2022年07月19日
  • 八号古墳に消えて

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    「疫病神シリーズ」が大好きで、「黒豆コンビ」にも期待したけれど、豆ちゃんが8:2でキレッキレ過ぎて、「コンビの意味あるかしらん?」と少々残念。

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    2022年06月22日
  • てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書

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    【内容】
    ・短編集。それぞれの事件そのものは一見よくあるタイプですが暴かれる真相にはかなり意外性あります。

    【感想】
    ・それぞれの事件に関わってくる刑事を中心に登場人物たち(とくに会話)が魅力的なミステリ。
    ・ちょっと前の大阪が舞台で、地元なんで知ってる地名がよく出てきて場所のイメージしやすいです。世の中には東京が舞台の話が比較的多いんで東京の人は有利なんやなあ。
    ・関西弁がとても自然で読みやすいです。達者やなあと思いました。といいつつぼくも純粋な関西人とはちゃいますけど。

    ▼簡単なメモ
    【一行目】「ほんま、何でこんなえらいめにあわなあかんねやろ」

    【黒さん】黒木憲造(くろき・けんぞう)

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    2022年06月13日