芸術院会員選挙をめぐる日本画壇の話。
芸術院会員になることは、最高の権力と名誉を手にすることであり、次は文化功労者、文化勲章に繋がっていく。
芸術院会員は、欠員が生じると現会員の選挙によって決ま。そこでは莫大な金が動くという。
芸術院会員を座を切望する日本画家の室生は、選挙参謀に老舗の画商をつけて、億の金を使い、あらゆる手段を講じて選挙戦に挑む。
画商、百貨店の美術部長、政治家などが絡み合い、選挙はヒートアップしていく。
面白かった!!
なりふり構わぬ室生の姿がいじましく、勝ってほしいと思いながら読んだ。