黒川博行のレビュー一覧

  • アニーの冷たい朝

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    大好きな黒川さんの小説。大阪の刑事さんが連続殺人鬼を追うお話。
    結末もちょっと意外性もあり、大阪弁も相変わらず楽しめた。

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    2020年04月26日
  • 国境(下)

    購入済み

    北朝鮮からの脱出

    相変わらずのテンポの良い展開で、ベタベタやくざの桑原と二宮の大阪弁のお約束通りのやりとりが面白い。
    この本の最大の読みどころは、豆満江の脱出場面だ。息もつかせぬ迫力に時間の経つのも忘れ読みふけった。
    あと、北朝鮮の庶民のくらしの陰鬱さなどに著者の体験取材のご苦労がうかがえる力作である。


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    2020年03月26日
  • 海の稜線

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    黒川作品としては、初期という事もあるのか、疫病神シリーズと比べると、少し面白さに欠ける印象。

    でも、大阪弁の掛け合いといい、東京もんへの話口調は絶品です。

    やはり面白いとしかいいようがない。

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    2020年03月18日
  • 海の稜線

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    黒川作品にしては可もなく不可もなくってところか。ブンとブンのオカンとの掛け合いはオモロイなぁ。この掛け合いで状況整理してるとの解説者の話しだがそう言う面も確かに有った。
    これって映画化されたらどんな俳優がええんやろ?ブンはヤッパ釣りバカの伝助がええかな。総長は誰や?ボンは?

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    2020年02月25日
  • 勁草

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    500ページ超のわりにさくっと読めました
    展開早く関西弁の読みにくさもなく
    犯罪者視点、刑事視点が交互に展開し
    逃げる、追う、逃げる、追う
    楽しめました

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    2020年02月15日
  • 疫病神

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    疫病神シリーズ第1作

    スピード感がすごい作品。

    ちょっと登場人物が多く理解できないところもありましたが
    面白かった。

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    2020年01月30日
  • 迅雷

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    緊迫感がある場面が連続しているはずなのに、飄々としたキャラクターや大阪弁全開の会話のおかげでシリアスになりすぎずに終始エンタメしててすごく面白かった。
    何も考えずに読める作品は貴重だ。初めての黒川博行だったけれど他の作品も読みたい。

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    2020年01月17日
  • 喧嘩

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    ネタバレ

    今回は議員と秘書らの裏を描くだけで今一つスケールが小さかったので☆4こ。二宮と桑原の漫才を楽しんだって感じですかね。桑原の破門が解けるのか、次回作にも期待です。福祉だって。

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    2020年01月17日
  • 勁草

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    圧倒的スピード感。軽妙なテンポ。完璧な黒川節で、これ、以前に読んだか?と思う程(褒めてる)。まあとにかく面白いよ。オレオレ詐欺を詳しく調査しててよかった。しかし黒川博行から大阪弁取り上げたらどうなるんだろうな。

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    2020年01月17日
  • 落英(下)

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    刑事のコンビ、桐尾と上坂が和歌山県警の満井とつるんで暴力団顔負けのシノギで金をせしめようとするお話。大阪に住んでいたことがあるので、関西弁のセリフが面白かった。桐尾も上坂も、風采の上がらない刑事なのだが、そういうだめだめな主人公の物語の方が読んでいて楽しいと思った。

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    2020年01月09日
  • 破門

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    裏社会の攻防とシノギあいを活写。スピード感をもって最後まで読ませる。いつの間にかページをめくっている。関西の極道に染まりたい人におすすめ。

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    2019年11月22日
  • 果鋭

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    元警察の二人、堀内、伊達のコンビがパチンコ業界でシノギをみつけて金もうけのために奔走するお話。元警察だがふたりとも悪事がばれて退職している。
    堀内が「伊達しか友達がおらず、嫁にも逃げられ孤独な毎日」を嘆く場面があったが、私も付き合いが悪い方なので、年を取ったらそんな孤独な毎日になるのかなあ、とちょっと共感した。
    全然本筋とは関係ないが、伊達のいる会社「ヒラヤマ総業」を、途中まで「ヒマラヤ総業」だと思い込んで読み進んでしまった(笑)

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    2019年10月27日
  • 果鋭

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    今回のシノギは個人的にはちょっと古い時代の設定に感じた。今はさすがにそんなことできないと思うのだが・・・

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    2019年10月19日
  • 破門

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    疫病神シリーズ。

    直木賞受賞ということで
    内容知らずに読んだが
    面白かった。

    今後、初期の作品から
    読んでみようと思います。

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    2019年08月15日
  • 国境(上)

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    ググッと読んでしまいました。
    ヤクザと建設コンサルタントが北朝鮮に行く。。
    んなことあるかいと思いつつもついつい引き込まれてしまいました。主人公コンビの掛け合いにつられて一気に読んでしまいます。

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    2019年07月16日
  • 切断

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    シンプルなタイトルとあらすじに惹かれて読んでみた。冒頭からあっという間に行われる凄惨な事案に、一気に心を掴まれた。途中から、トリックまでは分からなくとも、何となくの結末は分かってしまって、思い返せばごく普通の物語だったと分かるけれど、冒頭の衝撃は、何度か途中で読むことをやめても残ったまま、読み終わるまで続いていた。
    190711

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    2019年07月12日
  • 喧嘩

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    待ちに待った疫病神シリーズ最新刊(だと思う)
    大好きな桑原さんも健在。組を破門になり、ちょっぴり気弱になっているとこも、ちょっぴりかわいい。おすすめ。

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    2019年05月05日
  • 落英(下)

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    面白かった。すごくイメージしやすい描写で一気読みだった。3人だけの捜査だがとても緻密で詰将棋みたいだった。満井の曲者っぷりが印象的。

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    2019年04月09日
  • 二度のお別れ

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    デビュー作ということで、小説の時代背景も携帯などがない時代だったりする。
    まめちゃんがなかなか切れていて面白かった。

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    2019年04月07日
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    疫病神シリーズ。何冊が読んでいるのですっかり桑原さんのファンになってしまった。とぼけた二宮さんも面白い。おすすめ

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    2019年03月31日