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今までとはちょっと行動パターンや思考が異なっているようにも思える。友達のいない桑原(二宮曰く)はきっと二宮が大好きなんだろうという
場面が何度も出てくるが、相変わらず金にはシビアである。いつも金欠病の二宮は少しでも分け前が欲しいが、この二人の金に纏わるやり取りが
また面白い。この疫病神シリーズ、もう次回作「泥寧」が刊行されている。文庫になるのが待ちきれない(二宮みたいにせこくなってきたなあ)。
Posted by ブクログ
『疫病神』シリーズ第6弾。
この極道の世界にどっぷり浸かって、約1か月半。
現在、最新作『凶花』はまだ連載中とのことなので、読むのはもう少し先になりそう。そこで一旦このシリーズも残すところ本作と次作『泥濘』のみとなった。
ずいぶんこちらの世界の言葉にも慣れてしまい、普段なら一切使うことのない「喧嘩(すてごろ)」というタイトルにも、もはや何の違和感も覚えない(笑)。
ただ、タイトルが『喧嘩』なだけに、前作『破門』後の桑原がどんな暴れっぷりを見せてくれるのかと思っていた分、少し肩透かしもあった。
『破門』されたことで二蝶会の代紋を失った桑原。
これまで怖いもの知らずに突っ走ってきたのは、本人の度胸だけではなく、背後に「二蝶会」という看板があったからこそなのか――。
そんなことを考えると、少し寂しい気持ちにもなった。
それでも桑原の嗅覚は相変わらず鋭い。
金の匂いを嗅ぎつければ食らいつき、なんやかんや言いながら二宮も結局そこに巻き込まれていく。
シリーズを6作追いかけてきた今では、事件の行方と同じくらい、この二人の腐れ縁を見届けることが楽しみになっている。
代紋があろうがなかろうが、やっぱり桑原にはイケイケ極道でいてほしい。
そして二宮には、文句を言いながらもそんな桑原から離れられない、最高のコンビ(バディ)でいてほしい(笑)。
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