【感想・ネタバレ】大阪ばかぼんど 夫婦萬歳のレビュー

あらすじ

「この本売れるかな」「ひとつだけいい方法がある」「なんやて…」「名前変えるねん。赤川一郎とか西村京次郎と」。時に蔑み、罵り合いながらも妙味が詰まった夫婦の会話。食べ残しカレーからラーメン、汁粉、ケーキ、果物と何でも口に入れ、緑茶とコーヒーをがぶ飲みするという食生活―。ハードボイルド作家が日々を赤裸々に明かすエッセイ集。

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Posted by ブクログ

夫婦の話を主体にしたエッセイ短編集。

1.ムササビのよめはん
2.原風景
3.ベンガイの記
4.食中日記
5.この国のカタチ
あとがき

かかあ天下のコミカルなやりとりが、そのまま疫病神シリーズの桑原と二宮を彷彿とさせる。

作品ではグルメな一面もみせる作者だが、こだわりの店はなく、でも料理はできるという変わった一面も垣間見える。

黒川作品の源流のよう。

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2018年12月30日

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