黒川博行のレビュー一覧

  • 勁草

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    起承転結はさほどだがとにかく読みやすい。
    実際の事件も起承転結がしっかりあることなんてそうそうないと思えばリアルに近い小説。
    結局警察からは逃げキレない。
    2023年には映画化もされている。
    黒川さんの他の作品も観たい。

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    2026年06月01日
  • キャッツアイころがった

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    ネタバレ

    著者さんが好きなので読んでみました。
    結果……普通!!

    投げ出すほどつまらなくはないですが、印象に残るほど面白いものでもありませんでした。
    再読はなさそうです。

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    2026年05月16日
  • 破門

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    【2026年70冊目】
    小説を映画化する話が浮上し、舞台となる北朝鮮に行ったことがあった建設コンサルタントの二宮は、ヤクザの桑原と共にネタの提供を行うことに。だが、話はそれだけでは終わらず、プロデューサーが映画の制作費を持ち逃げしたことから、半ば桑原に引きずられるように二宮も金の行方を追うことになり――疫病神シリーズ第5弾。

    シリーズものですが、第4弾までを読んでいなくても問題はありません。読みやすい文体なので、するすると読めました。とにかくずーっと追いかけているお話です。どこで落とし前つけるのか、タイトルの意味はなんだろう?、と思いながら読んでいましたが、なるほどでした。

    ヤクザものが好

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    2026年05月16日
  • 勁草

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    話題沸騰の映画原作!!「BAD LANS バッド・ランズ」出演:安藤サクラ 山田涼介 監督・脚本・プロデュース:原田眞人 9月29日(金)東映系全国公開。

    橋岡は「名簿屋」の高城に雇われていた。名簿屋とはオレ詐欺の標的リストを作る裏稼業だ。橋岡は被害者から金を受け取る「受け子」の手配も任されていた。騙し取った金の大半は高城に入る仕組みで、銀行口座には金がうなっているのだ。賭場で借金をつくった橋岡と矢代は高城に金の融通を迫るが…。一方で府警特殊詐欺班の刑事たちも捜査に動き出していた。最新犯罪の手口を描き尽くすクライムサスペンス問題作!

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    2026年03月10日
  • ドアの向こうに

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    大阪府警ブンと総長シリーズ。
    今作も地道な捜査で事件の真相に近づく総長とブンの様子が描かれてました。
    コテコテ大阪人ブンと、京都に誇りを持つ五十嵐とのしょーもないバトルも面白かったです。

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    2026年02月21日
  • 破門

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    軽快な関西弁のやりとりがまるで漫才のよう。 関西弁のやりとりと極道の組み合わせはやはりぴったり。 締めくくりはすこし弱いと思った。

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    2026年02月04日
  • 後妻業

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    面白い。ただゲスいだけでなく、先が読めないサスペンス展開が面白い。こういうのも法律知識がもっとあれば面白く読めるんだろうな。

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    2026年01月21日
  • 破門

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    疫病神シリーズ5作目。これで直木賞を受賞したらしい。疫病神シリーズなので前に一度読んでいると思うが、全然覚えてないなぁ…。

    女性陣が全然魅力的じゃないのが残念だけど、まあ、そもそもがお飾りとしてちょろっと作品に花を添えるために出てくる程度の存在なので、こんな感じになるのは仕方ないんかな。10年ほど前の作品だけど、今やったら女性の描き方の点で受賞はちょっと難しいのではないかという気がする。というか、なんで『国境』でとらなかったのか…。

    話自体はいつものごとく、二宮が桑原の儲け話にのって(ほぼ巻き込まれて)詐欺にあい、その金を取り戻すためにみんなでドンパチする。

    カジノのシーンがやけに詳しく

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    2026年01月19日
  • [新装版]暗礁(下)

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    下巻。
    裏金を管理していた男を追って、桑原・二宮コンビ、沖縄へ。

    沖縄でも現地のやくざとバチバチにやりあって桑原は結構な傷を負ったりしたが、その合間に二宮がのんびり観光している様子なんかはほのぼのとしていて旅情を感じる。このシリーズ、合間に挟まれる食事のシーンがなんか好きなんだよな。
    ステゴロでわしに勝てる極道はおらんわい。と断言する桑原、かっこいい!!そんな桑原をうまいことおだててことあるごとに金をくすねようとする二宮。やっぱりいいコンビだ。お互い毛嫌いしあってるけど、この先のシリーズ君ら長い付き合いになるねんでとニヤニヤしてしまう。
    あっちこっち走り回って傷だらけになった割には手元に入っ

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    2026年01月11日
  • [新装版]暗礁(上)

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    シリーズ疫病神3作目。このシリーズは順不同で読んでいるけど、これで1~5作目までは読んだことになる。
    桑原から接待麻雀の代打ちを頼まれた二宮。ちょっとした小遣い稼ぎのつもりが、それをきっかけに警察と東西急便という大手運送会社をめぐる贈収賄事件に巻き込まれていく。

    二宮は放火の犯人にでっち上げられるわ攫われるわボコられるわで今回も散々目にあっていました。かわいそ。金のにおいを嗅ぎつけた桑原と、腐れ警官の中川も裏金争奪戦に参戦してきて、間に挟まれる二宮。かわいそ。桑原と中川は犬猿の仲だけど、最強のタッグなのでは…?と思った。
    最近簿記を勉強しているのですが、裏金の流れの説明などが今までよりよくわ

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    2025年12月31日
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    ネタバレ

    母の遺品の疫病神シリーズ。本作品は第四弾だが何故か『国境』は無く、私的には3作目。

    建設コンサルタント・二宮の菩提寺で起きたトラブルに、ヤクザの桑原が喰いついた。
    鎌倉時代から続く伝統宗教の宝物「懐海聖人絵伝」。
    その絵柄を染め抜いたスカーフを作るために住職が振り出した約束手形を使い、ふたりは本山に返却されていない三巻一組の絵巻物を狙う。極道、美人画商、悪徳刑事が入り乱れ、渾沌とする争奪戦の行方は―。

    読むのが3作目ともなると関西弁やヤクザの世界の言葉にもすっかり慣れ、このシリーズが持つテンポの良さや掛け合いの面白さ・悪人たちの性根の悪さなどを素直に楽しめる。
    …が、一方で連続して3作読む

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    2025年12月27日
  • 雨に殺せば

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    ネタバレ

    黒マメコンビの大阪府警シリーズ。
    なんとなく、最初に挙がった犯人ではない人が真犯人なんだろうとは思ってましたが、朝野だったとは。
    当時の警察はこんな風に地道に足を使って事件の真相に迫っていたんですね。
    軽快な関西弁が好きです。

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    2025年12月10日
  • 勁草

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    あいも変わらずねっとりとした関西弁が独特の雰囲気を作ります。
    追い詰められていく子悪党のいやらしい雰囲気がとてもよく出ています。
    けどなぁ。。
    厄病神を超えねぇんだ。

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    2025年12月06日
  • 疫病神

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    ネタバレ

    黒川博行氏が送る『疫病神』シリーズの第一弾。

    建設コンサルタントの二宮は産業廃棄物処理場をめぐるトラブルに巻き込まれる。巨額の利権が絡んだ局面で共闘することになったのは、桑原というヤクザだった。金に群がる悪党たちとの駆け引きの行方は――。

    『二度のお別れ』に続いて黒川作品を読んでみた。
    例によって大阪が舞台であり、大阪弁が飛び交う世界。そしてこのシリーズは裏社会(主にヤクザ)がじゃんじゃん出てくるのでそっちの用語も普通に使われる。
    となると大阪弁にも裏社会用語にも馴染みのない自分としては、まず読み進めるのにやや苦労を要した。
    海外の翻訳物を読んでいるような感覚とでも言おうか。
    そして裏社会

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    2025年11月09日
  • 蒼煌

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    人やら何とか会やら言葉がいっぱい出てきて全然覚えられなかったので何となくで読み進めたけど、それでも面白かった。
    派手な展開はないけど絵描きたちの駆け引きがリアルに書かれてて、気がついたら読み終わってたって感じで、別にスッキリする終わり方じゃなかったけど、なんか好きだったな。

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    2025年10月22日
  • 二度のお別れ

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    黒川博行デビュー作。
    銀行強盗が客の一人を拳銃で撃ち、人質として連れ去る。その後身代金要求の脅迫状が届き、大阪府警捜査一課と犯人との駆け引きが展開していく。

    作中どこでもたばこをスパスパやってるのが時代を感じて良いです。テンポのいいコッテコテの大阪弁のやり取りが魅力的。犯人に翻弄され、最後はしてやられた。悲しい物語だった。
    身代金の受け渡しについて、行く場所行く場所にメモが貼られていて…みたいな実際の事件あったよなぁと思ってたら、グリコ森永事件だ!と途中で気付いた。この本はそれをモデルに書かれたのかなぁと思ってたら、後書きでその事件より前に書かれていたと知って驚いた。作者の方はそれで犯人との

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    2025年10月21日
  • 破門

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    疫病神シリーズ第5弾。

    「疫病神」→「国境」→「暗礁」→「螻蛄」と計6冊を連続して読み、そして本作。本作で直木賞受賞。なので、タイトルだけは以前から知っていた。

    今度は映画プロデューサーを追いかけて、香港、マカオへ。

    桑原と二宮のコンビのやり取りは相変わらず楽しい。
    シリーズ7作を連続して読んでいるので、若干のマンネリ感は拭えないが、それでも楽しい。ずっと2人のやり取りを読んでいられる。

    いつものように移動、カチコミ、病院、移動という展開だが、面白いのだから構わない。

    タイトルにもあるように桑原が二蝶会を破門になってしまったが、次作どうなるのか。しかし、本シリーズは残り「喧嘩」と「泥

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    2025年09月28日
  • 国境(下)

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    疫病神シリーズ第2弾。上下巻の下巻。

    桑原と二宮のコンビが詐欺師を追って北朝鮮へ行き、日本に帰って来てからの追いかけっこ。とりあえず手掛かりを見つけては、移動して次の手掛かりを掴む展開。

    相変わらず、会話のテンポが良くサクサク読める。
    桑原の突っ込んでいく勢い、二宮の瞬時に見せる桑原とのコンビネーション。

    結局、ヤクザで解決。まぁ、そうですよね。

    本作も登場人物が多く、相関図が欲しいくらいだが、前作程のややこしさはない。
    北朝鮮の状況も詳しく描かれており、日本に帰って来てからも楽しめた。

    星は3つ。3.6とするが、星に意味はない。

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    2025年09月14日
  • 国境(上)

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    疫病神シリーズ第2弾。上下巻だとは。

    桑原と二宮のコンビが詐欺師を追って北朝鮮へ。
    相変わらず、会話のテンポが良くサクサク読める。

    追いかける趙の姿は全く見えないが、上巻だからこんなもんか。
    勿論、下巻も読むのだが、組筋やパチンコ屋から借りた多額の金を返すという展開は考えずらく、かと言って趙が消されてめでたしめでたしもつまらない。

    オチがどうつくのか楽しみな下巻へカチコミじゃ!

    星は3つ。3.5とするが、星に意味はない。

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    2025年09月11日
  • 国境(上)

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    建設コンサルタントの二宮と二蝶会幹部の桑原。
    二宮は重機の輸出で、桑原は組の若頭がカジノ建設の投資話で
    それぞれ詐欺に遭い、企んだ男・趙成根を追って
    趙の逃亡先である北朝鮮へと向かう。
    平壌に降り立った二人だが、そこには想像以上に厳しい現実と監視が待っていた。

    そんなあらすじ。
    まずあまりにも詳細でリアルな北朝鮮の描写に息を呑む。
    現実でも何の情報も入ってこない北朝鮮という謎に満ちた国。
    恐怖というイメージがかなり先行してるが、
    小説の中で描かれる描写は想像以上に厳しく過酷である。
    よくここまで詳細に描写できるものだと驚かされる。
    ニュースなどで知る現実の倍をいく過酷な北朝鮮の国民の現状。

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    2025年09月10日