黒川博行のレビュー一覧

  • キャッツアイころがった

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    黒川博行の初期作品。
    『離れ折紙』が良かったので読み返したが、古き良き国内ミステリだと感じた。
    三府県にまたがる謎を、組織だってつめていく警察と、行動力だけで切り開いていく女子大生との二面から追いかける構図が面白い。
    また、軽妙な関西人の描きっぷりは、初期の頃からの魅力だと再認識した。
    3+

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    2016年01月03日
  • 蒼煌

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    日本画の勉強にもなるかと思い読み始めた。
    が、どろどろとした汚い世界の連続。
    伏魔殿をあえて書くにはなんらかの理由があるのだろが、なんだか事実のように思えてきてやるせなくなる。

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    2015年12月23日
  • 煙霞

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    写生 船着場 潮汁 グチ=イシモチ 熊谷34 近景と遠景 腰かけ 正教員 常勤講師 タタミ=小山田は体育教員 ブラックアウト 岸和田市 地下鉄御堂筋線なんば駅 愛媛県今治沖の小島の民宿 北新地 ミナミ 吹田市佐竹台 城東区今福 杜撰な計画 酒井理事長=丹頂 正木菜穂子=キーボードミュージシャン 尻馬に乗る 声楽は身体が楽器 フューエルメーターはエンプティーの手前 泉佐野市 関空 伊丹空港 大阪の南北格差を是正 エクスプローラー(アメ車)はガソリンを撒き散らして走る 男は精神年齢が低い 桜ノ宮橋 京橋 蒲生 守野朱実=ホステス 今福 視察旅行 ヘミングウェイというクラブ GUCCIかエルメス リベート(キックバック)支払い代金の一部を謝礼金・報奨金など として支払人に戻すこと。また、その金。道頓堀川 狸の泥舟 誓約書 自嘲 解雇権の濫用 校長の裁量 JR環状線鶴橋駅近くで冷麺 オンドル 済州島 ニョクマム魚醤 バジル コリアンダー レモングラス フォー 生春巻き タージマハル コルカタ昔はカルカッタ カトマンズ ハシシ=大麻樹脂を固めたもの 頭が身体から離れて、感覚だけが浮遊してる感じ。 抽出しひきだし これが人類の棲家? 鳥羽 賢島かしこじま リッツ・カールトンかウェスティン 中尾 着たきりすずめ 箕輪45 ビリー・ホリデイ 声帯が違うんやと思うわ インゴット=金の延べ棒8本 レクサス アルファロメオ ムンバイ昔はボンベイ 鮑と雲丹と伊勢海老 大大崎(通称波切)の灯台 天満 低次元の喧嘩 飼い犬に手を噛まれるとはこのことだ 島ノ内の倉庫 スプリンクラー 井沢 ナイフ スパナ 梅田 難波 手切れ金 退職金 1969学生運動 少子化問題

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    2015年10月29日
  • 文福茶釜

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    わぁー、これは面白い。
    文福茶釜のタイトルに納得。

    紹介文に古美術ミステリーと書いてありますが、そんな堅苦しい感じではなく
    いい具合にトンチのきいた落語みたい。

    骨董品の事をほぼ知らない私でもとても楽しんで読むことが出来ました。
    作者はとても賢い人なのだろうなぁ。

    他の作品も読んでみよう。

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    2015年09月10日
  • 繚乱

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    最近黒川さんに縁があって、家にあったこちらも。この人の作品もTV向きのテンポの良いストーリー。ラストに⁉︎っで最後まで楽しめた♡

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    2015年09月01日
  • てとろどときしん 大阪府警・捜査一課事件報告書

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    黒まめコンビ等、大阪府警捜査一課果が関わる事件を扱う短編集。
    この文庫は2014年に発行されたものだが、読んでいると、古さが感じられ……
    あとがきを読んでみたら、表題作の「てとろどときしん」は1987年に書かれたものだった。

    大阪人の私は普段、当然ながら大阪弁を話す。
    が、いつも思うのだが、大阪弁は活字にするとひらがなばかりでとっても読みにくい。
    大阪人の私はそう思うのだが…
    大阪弁に馴染のない方はどうなんだろう…

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    2015年08月28日
  • 煙霞

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    なかなかスピード感のがある展開であれよあれよと事件に巻き込まれていってしまうどたばた感は面白い。

    主人公の臨時職員教師が、校長に直談判するだけだったのに、億単位の金をめぐる犯罪に巻き込まれてしまう。ヒロインの女性教師の大胆さも面白い。

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    2015年08月18日
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    疫病神シリーズ第四弾は宗教。二宮と桑原は、伝法宗慧教寺派の宗宝『懐海聖人絵伝』をめぐるスキャンダルを嗅ぎつける。絵伝を金にしようと画策する二人を待ち受けるのは、巨大宗派の蜜に群がる悪党たち。おもろい。

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    2016年09月23日
  • 繚乱

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    警察官崩れの二人組が主人公の痛快小説です。
    競売物件の調査員となって調査段階で鍛え上げた体力と、暴力団担当だった経験を生かして、仕事を小気味よく進めるのが痛快です。
    ここに書かれているほど警察は腐敗しているのでしょうか。相当誇張して描かれているとは思いますが、パチンコ屋や不動産会社との癒着は、ひどいものです。そしてまさか葬儀屋とも関係があるとは思いませんでした。

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    2015年07月26日
  • キャッツアイころがった

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    著者の初期の作品です。サントリーミステリー大賞受賞作でした。以前読んだはずなのに読み返してみると、初めてのような気がします。
    琵琶湖の北にある余呉湖で死体があがる。しかも身元が分からないように、顔はほとんど原形をとどめていないようにされ、指紋も取れないように指先は切断されていた。そして解剖すると胃から2カラットのキャッツアイが出てくるというショッキングな出だしです。最後まで飽きさせずに読み通せました。でも顔を潰すほどの残忍な殺人を犯すような動機とは思えず、少し違和感を覚えました。

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    2015年07月26日
  • 迅雷

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    ヤクザの組長を誘拐するという面白い設定。
    昔の映画で、ジョニー大倉と柴田恭平の『チンピラ』(だったかな?)を思い出した。
    人質の交換やカーチェイスなど、スリリングな場面が多いのだが、大阪の地理がわからない自分には、面白さが半減してしまうところが残念。(泣)

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    2015年06月10日
  • 二度のお別れ

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    黒田刑事に、ついて 概要が浮かばず
    真面目すぎるような ナニワ刑事なら裏の仕事やっていさそうなのに…

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    2015年04月18日
  • 左手首

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    小悪党の悪知恵者の小銭稼ぎみたいな犯罪の短編集みたいなもの。軽く読めていい。緊張感やサスペンス的盛り上がりが少ない感じはするが、小説そのものが短いのでこんな物だろう。

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    2015年03月01日
  • 国境(下)

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    一気に読めた!前作より北朝鮮の場面とか緊迫しててぐんぐん読めた。
    やっぱり桑原・二宮のペアがいい♡

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    2015年01月31日
  • 繚乱

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    元大阪府警の暴力団担当刑事の伊達と堀内が競売物件の調査で大暴れ。
    今回は、暴れ過ぎ。
    だけど、相変わらず、スピーディーでいいテンポ。
    最後にまた刺された堀内は大丈夫?
    ところで、黒川さんの本は何時も奥さんの雅子さんの日本画ですか?

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    2015年01月25日
  • 左手首

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    子悪党の犯罪もの。すべてうまくいかないのですねえ。短編なので疫病神シリーズほどのわくわく感はなかったです。

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    2014年11月24日
  • キャッツアイころがった

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    キャッツアイという宝石があるんですね。
    知りませんでした。

    ライトミステリーな感じで
    読みやすかったなぁ

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    2014年09月22日
  • 燻り

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    非合法的な金稼ぎや悪事が
    きれいさっぱり完全燃焼などするわけないっ。

    いつまでもぶすぶすと燻り続け、
    後々、まずい痕跡が残ってしまうのだ。

    わかっていながら
    あーだこーだと関西弁で嘆く様が、
    ちょっと可笑しかった♪
    (笑うところでは無いのかもしれませんが。)

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    2014年08月18日
  • 迅雷

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    当たり屋の稲垣、鉄屑を集めて問屋に売るダライコ屋の友永、拳法家くずれのケンが企てたヤクザの誘拐をスリリングに描いたハードボイルド小説。『迅雷』の後に書かれた『疫病神』(1997年)に登場するヤクザの桑原と『迅雷』の稲垣が重なった。

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    2014年08月15日
  • 雨に殺せば

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    冒頭───

    やっと帰り着いた。ガスストーブのスイッチを入れ、次いでポットのコンセントを差し込む。コートをベッドの上に放り、縒れたネクタイを外しにかかった時、電話が鳴った。壁の時計を見ると、もう午前一時半、非常識だ。すぐに出るのも業腹で、しばらくようすをみることにした。
    汗じみたワイシャツのボタンを外しながらバスルームへ行き、水道の栓をひねった。ワイシャツと靴下を洗濯機に放り込み、つまり私の夜毎の儀式を終えて部屋に戻れば、まだ電話は鳴っている。


    大阪府警捜査一課の黒マメコンビの第二弾。
    第二回サントリーミステリー大賞佳作賞受賞作。
    黒川氏はこの作品で、第一回に続いて佳作賞を受賞した。
    氏にとっては、おそらく二番目の作品なのだろうが、相変わらず二人の上方漫才風の会話にテンポがあって心地よい。

    現金を輸送していた銀行員二人が、阪神高速道路の上で何者かに拳銃で殺害、強奪されるという事件から物語は始まる。
    その後、容疑者と疑わしき人物の自殺などが相次ぎ、捜査は困難を極めるが、愛すべきマメちゃんのポワロ並みの名推理が冴えわたり、事件の真相と犯人の正体に一歩一歩近づいていくという展開。
    ただし、事件の謎の解明と動機や理由などについては、第一作のほうが面白かった気がする。
    今回の事件解明にたどり着くまでの動機やアリバイ、話の進め方には強引さと粗が見え、作品の完成度としては、やや物足りない。
    舟券を100万も買ったら目立つんじゃないのか?

    それでも、まずまず面白いエンタメミステリーだったので、これからも黒川作品を読み続けるぞと誓う私なのであった。

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    2014年08月12日