黒川博行のレビュー一覧

  • 国境(下)

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    一気に読めた!前作より北朝鮮の場面とか緊迫しててぐんぐん読めた。
    やっぱり桑原・二宮のペアがいい♡

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    2015年01月31日
  • 国境(上)

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    疫病神第2弾!
    相変わらず登場人物が多くて頭が混乱するけど、前作よりかは、出来事を整理しやすかったかな。
    上巻は2/3読んだくらいから面白くなってきた。

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    2015年01月31日
  • 繚乱

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    元大阪府警の暴力団担当刑事の伊達と堀内が競売物件の調査で大暴れ。
    今回は、暴れ過ぎ。
    だけど、相変わらず、スピーディーでいいテンポ。
    最後にまた刺された堀内は大丈夫?
    ところで、黒川さんの本は何時も奥さんの雅子さんの日本画ですか?

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    2015年01月25日
  • 国境(上)

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    ヤクザの組が詐欺にあう。詐欺師は北朝鮮に逃げ込む。
    それを負う中途半端なコンサルタントとヤクザ。
    北朝鮮という未知で恐怖感のある国で追いかける所から話は始まる。その後、日本へ再び密入国で北朝鮮、そして、日本へと移る。

    驚きの展開もないし、人物が中途半端。
    北朝鮮を舞台に使った所が目新しいだけ。
    残念。

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    2015年01月03日
  • 左手首

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    子悪党の犯罪もの。すべてうまくいかないのですねえ。短編なので疫病神シリーズほどのわくわく感はなかったです。

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    2014年11月24日
  • キャッツアイころがった

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    キャッツアイという宝石があるんですね。
    知りませんでした。

    ライトミステリーな感じで
    読みやすかったなぁ

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    2014年09月22日
  • 燻り

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    非合法的な金稼ぎや悪事が
    きれいさっぱり完全燃焼などするわけないっ。

    いつまでもぶすぶすと燻り続け、
    後々、まずい痕跡が残ってしまうのだ。

    わかっていながら
    あーだこーだと関西弁で嘆く様が、
    ちょっと可笑しかった♪
    (笑うところでは無いのかもしれませんが。)

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    2014年08月18日
  • 迅雷

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    当たり屋の稲垣、鉄屑を集めて問屋に売るダライコ屋の友永、拳法家くずれのケンが企てたヤクザの誘拐をスリリングに描いたハードボイルド小説。『迅雷』の後に書かれた『疫病神』(1997年)に登場するヤクザの桑原と『迅雷』の稲垣が重なった。

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    2014年08月15日
  • 雨に殺せば

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    冒頭───

    やっと帰り着いた。ガスストーブのスイッチを入れ、次いでポットのコンセントを差し込む。コートをベッドの上に放り、縒れたネクタイを外しにかかった時、電話が鳴った。壁の時計を見ると、もう午前一時半、非常識だ。すぐに出るのも業腹で、しばらくようすをみることにした。
    汗じみたワイシャツのボタンを外しながらバスルームへ行き、水道の栓をひねった。ワイシャツと靴下を洗濯機に放り込み、つまり私の夜毎の儀式を終えて部屋に戻れば、まだ電話は鳴っている。


    大阪府警捜査一課の黒マメコンビの第二弾。
    第二回サントリーミステリー大賞佳作賞受賞作。
    黒川氏はこの作品で、第一回に続いて佳作賞を受賞した。
    氏に

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    2014年08月12日
  • 煙霞

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    私立晴峰女子高校では、理事長の酒井が学校法人を私物化していた。美術講師の熊谷と音楽教諭の菜穂子は、酒井に不正の証拠をつきつけ、退任と教員の身分保障を求める計画に同僚から誘われる。交渉は成功したかに見えたが…。。

    黒川作品らしく私の土地勘がない関西が舞台なのでのめり込めないところがあった。どこで何を食べたとか、どうでもいい描写が多く(これも黒川作品らしい)、そういうところは読み飛ばした。オチもやや期待外れだった。
    (C)

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    2014年07月19日
  • 燻り

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    9篇の短篇集。
    ヤクザ、恐喝、詐欺、殺人、あらゆる犯罪でうまくいかない中途半端、
    つまりは『くすぶり』の集まり。
    読みながら、何処かで繋がっているのか深読みさせつつ、
    全くそんなこともないくすぶり振り。
    特にオチはなし。

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    2014年06月19日
  • 二度のお別れ

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    大阪府警捜査一課のシリーズ。
    まずは第一弾。
    黒マメコンビ、
    大阪弁の掛け合いも軽妙で面白かった。

    最終章は事件の種明かしになるのだが、
    あと味苦いものとなってしまい、少し残念。

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    2014年04月29日
  • 大博打

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    著者の作品を読んだのははじめて。
    きっかけは何だったのだろう?
    淡々とした文体は自分好み。無理せず最後まで読めたのだから、つまらなくはないはずなのだけれども、ただ何かが足りない。
    次は疫病神を読んでみるつもり。

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    2014年03月21日
  • 左手首

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    著者得意の悪漢物の短編集。悪漢といっても極道そのものではなく、いわゆる小悪党が主人公であり、やることも中途半端。まあ、素人が欲をかいてプロの真似をしてもうまくいかないという内容だか、もう少しパンチの利いた話のほうが面白いと思うのだか。

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    2014年01月05日
  • 繚乱

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    大阪府警今里署のマル暴担当としてコンビを組んでいた二人はいずれも不祥事で警察を追われてしまう。久々に再会した二人は大阪でもう一花咲かせるべく…。競売専門の不動産調査員という設定は新鮮で面白かったものの、この中途半端な結末はいかがなものかと。

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    2013年03月12日
  • 螻蛄―シリーズ疫病神―

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    小気味いい関西弁の応酬が好きなこのシリーズですが、それにも増して大好きなのが二宮のズタボロ感。
    今回もだいぶやられてて、気の毒に思うやら可笑しいやら。
    読み終わるのが惜しい気持ちもいつも通りです。

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    2013年03月01日
  • 繚乱

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    前作は完全に忘れてしまったが、それでも十分楽しめた。言葉悪く言えばワンパターンだが、スピード感ある展開は安心して読み進める。警察官でなくなったコンビがどうやって報酬にありつくのかがテーマだったが、昔のコネだったり、暴力だったりといろいろなネタを駆使してストーリーは進んでいく。最後がバッドエンドなのはシリーズのお約束なのだろう。それにしてもこの人の本を読むと大阪弁を喋りたくなるのは何故だろう。

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    2013年01月13日
  • 迅雷

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    物語の発想が ユニークである。
    極道を誘拐して身代金をとろうというのだ。

    友永 という オトコの 不思議な味わい。
    とにかく、ドラマの中に 
    自分を入れているところがなんともいえない。
    そのうえ、感覚が 普通の だめオトコ。

    稲垣 が 人生の中に ストーリーがある。
    発想力 ほら吹き加減 言うことないね。
    参謀的な能力がある。

    ケンは ものを多く言わないが 存在感がある。

    それに対しての 誘拐される組長。
    組長としての矜持があって、たくましい。
    ちょっと、ヘナチョコぶりもいい。
    それを 稲垣が 徹底していじめる。

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    2012年10月25日
  • 二度のお別れ

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    なるほど・・・のタイトル。

    このエピローグは想像できない、全く思いつかないモノだった。

    書き手のアイデアと、読者の想像力のせめぎ合い?

    なんだか違った形での読書の面白さを感じた作品。

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    2012年10月22日
  • 暗闇のセレナーデ

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    とある自殺未遂事件(他殺の可能性あり)に遭遇した京都の美大に通う2人の女子大生が。警察を出し抜こうと独自にデコボコ捜査をする、というミステリー。

    1985年に出版された小説ということで、以前読んだ「キャッツアイころがった」よりも前に書かれたものみたい。京都、美術大学、女子大生2人が探偵役、と、共通点の多い物語。解説を読んだら「キャッツアイ〜の原型とも言える…」という記述も。

    設定は似ているけれども、ミステリーとしては全然別もの。
    時刻表トリックあり、ミスリードあり、密室トリックあり、と、トリックも盛りだくさん。活躍する2人の女子大生のキャラクタも面白いし、刑事たちのキャラもしっかり作り込ま

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    2012年05月16日