蒼月海里のレビュー一覧

  • 東京地下レトロ雑貨店へようこそ

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    東京の地下深く、悩みのある者が迷い込む迷宮。
    下に行くほど暗く、そこに住まう者は光から遠ざかっていく。
    それでも、迷いある者をぎりぎりのところで救おうとする魔女蓮華は一筋の希望。彼女が扱う不思議な力を持つ商品。吉と出るか凶と出るかは使う人次第だから、彼らがそれを正しく使えるか、ハラハラする。
    蓮華と店のゴーストの関係も切ない。
    ゴーストの正体にも、、、
    金魚屋や、灯り屋、他の住人をメインにした続編も読んでみたい。

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    2025年11月23日
  • 心霊保健室の怪異解体

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    面白かった!学校の怪異を星詠たちで解いていくだけでなくその土地の忌み地になった原因を探っていったり1話ずつ七不思議を解決したりとサクサク読めてあっという間だった。最後の最後に驚きと感動が待っていた!

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    2025年08月30日
  • 星空都市リンネの旅路

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    読み始めたら一気読み。星空都市リンネから滅びの星、エリュシオンに小型宇宙船で行き来する研究員リンネとその相棒兼用心棒のキリのバディものです。
    途中まではのほほんとした終末世界旅行記かと思いきや、ラヴクラフト系のストーリーに寄せていくとは!!まさかまさか!!
    最後駆け足気味でこちらも読んでしまったのですが、カミサマのはなしをもう少し読みたいかもとは思いましたね。
    リンネが何者なのかとか、キリの過去は十分よくわかりました。和製ラヴクラフトに振り切っちゃっても読みたい!!かも!!
    ありがとうございました。

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    2025年08月20日
  • 星屑鉄道の鉱石カフェ

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    ネタバレ

    素敵な世界。読みやすいし面白かった。
    自分に近い悩みがあるとつい解決法も求めて読んでしまう。とりあえずスイーツ食べたいし食堂車乗ってみたい。

    片思いの彼女の性格が好きだったなー。さばさば。

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    2025年08月17日
  • 心霊保健室の怪異解体

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    ネタバレ

    個人的なメモ
    第一話 本当に心霊の話だった。悩み事があったり、負の感情が強くなると波長が「あちら側」と近くなり見えてしまうという話。人に悩みを相談できる環境の大切さを遠回しに伝えているような感じ。
    第二話 本当の罪と冤罪のような話だと感じた。不良4人組は悪いことをしようとしていた。逆に人体模型は、ただのプラスチックであり「罪人の骨だ」などありもしない濡れ衣を着せられていたのだと感じた。
    第三話 「本能的に危険だと感じたものを怪異として認識していた」というのは現実でもありそうなことだと思った。ある意味心の弱さのようなところに入り込む存在なのだと感じた。
    第四話 焼却炉の下から骸骨が発見されたが、

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    2025年07月21日
  • 咎人の刻印

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    数行読んだだけで世界観に引き込まれサクッと読み終わってしまいました。
    博愛主義者の吸血鬼×愛を探す殺人鬼
    2人の関係性が唯一無二な感じで、お互いのかけてる部分を補い合う姿が尊み深しでした。
    愛は愛でも"親愛"という言葉が当てはまるような気がします。

    グロい描写も所々ありますが細かく描写されている訳ではないので苦手な人でも読めると思います!
    とにかくアクションシーンがかっこよくて久しぶりに胸が熱くなりました。

    個人的に吸血シーンお気に入りです。
    BLではないもの、おや?というところも多々あるので苦手な人は注意!
    腐った人からすると物足りないかもですが、このいきすぎない微妙

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    2025年05月14日
  • 稲荷書店きつね堂 ヨモギたちの明日

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    稲荷堂書店店主のお爺さんが万引き犯を追いかけてダッシュ!案の定、発作?!
    ヨモギ渾身の願いを込める。お爺さんにもしものことがったとき、きつね堂はどうなるのか?

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    2025年05月12日
  • てのひら怪談 見てはいけない【試し読み】

    購入済み

    毎日楽しめる

    この本は短い物語がいくつも入っていて毎日1つずつ読む事ができとても面白いです
    さらに1つ1つが短いので怖さも少し少ないのもいいところです

    #怖い

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    2025年03月10日
  • 稲荷書店きつね堂

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    児童書にもおすすめの
    優しい人たちばかり出てくる本。
    でも書店の機器や商店街の雰囲気
    たくさんのことが学べる本かなと。
    ずっと幸せに暮らしてほしいなーって思う

    若干少し展開に物足りなさを覚えた部分はあったけど
    それを踏まえても好きな本だった

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    2025年03月04日
  • 稲荷書店きつね堂

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    蒼月海里さんは稲荷書店の方だったかー

    狛狐のカシワとヨモギ兄弟。命名は毎日祠を世話してくれるお爺さん。ある日、そのおじいさんが倒れた!人通りのないこの場所では、だれもお爺さんを助けてくれない・・するとヨモギが人間に!お爺さんのピンチを救い、お爺さんの思い出の詰まった本屋を再建しようと奮闘するお話。

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    2025年01月14日
  • 幻想古書店で珈琲を 青薔薇の庭園へ

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    シリーズ二作目。
    古書店の店主と主人公による、本を題材にした優しい物語。個人的にはコバルトのキャラクター性が好き。あの振り回すような感覚は面白い。
    地震に満ちたキャラクターはいいと思う。どう足掻いても面白い。ツッコミとしても使えるだろうし、ボケとしても使えるだろうし、立場的にはどんなことでも使えそう。そういうキャラクターが好きなのだと気付かされた。
    また、主人公と古書店の店主の関係性が楽しい。あとコーヒーの知識とか美味しそうなお菓子の描写とか、参考になる部分は多いかも知れない。

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    2024年09月08日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    神保町を舞台にしたファンタジー。
    主人公が不思議な店主の経営する古書店に遭遇するのが始まり。神保町というよく知る場所を舞台にしているから馴染みが深く、またその風景が簡単に想像できるのがいい。
    コーヒーにもこだわりの描写があるのか、様々なコーヒーが出てくる。あと甘味も。クリーム餡蜜とか特に美味しそうだった。
    こうしてホッと出来るような小説は素敵だと思う。

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    2024年09月07日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋

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    旅行中にのんびり読みたいなと思って買いました。どこかノスタルジックさを感じる雰囲気がとても好きで、ホラーというよりかはほっこりする話が多かったです。

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    2024年08月17日
  • 水晶庭園の少年たち

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    鉱物について結構詳しく書かれている。
    知らなかったことが多くて面白い。

    繊細な鉱物を優しく触る時みたいに、柔らかい気持ちになれて、お守りに護られてるような暖かみを感じられる話。

    ミネラルショーに行ってみたくなった!

    追記:
    「砂漠の薔薇」の話が好きで、ついに砂漠の薔薇を手に入れた!とっても素敵!

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    2024年01月22日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    再読。中学生の頃に読んだきりだったので読み返したくなった。
    シリーズものがあまり得意でない私でも、最新刊を待ちきれないくらい好きな話だったことを思い出した。何より亜門が好きで仕方なかった。
    英国風の紳士、古書、珈琲、なんて豪華な組み合わせだろう。しかも、ユーモアたっぷりで少しズレた紳士。美味しすぎる。そこにツッコミ役の主人公、名取司が加わることでテンポ感のある上品な漫才が完成。司が若干押され気味のようにも感じるが。

    初めは表紙の亜門に惹かれて購入した覚えがあるが、内容は困りごとを抱えた人たちを救済する、心温まる話であった。有名な文学作品の雑学も知ることができて一石二鳥である。ページ数も少ない

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    2024年01月09日
  • 怪談物件マヨイガ 蠱惑の呪術師

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    続編希望、と先に伝えておこう。
    いや、ちゃんと話は綺麗に終わっているのだが、
    このシリーズがまだ続いて欲しいという私のエゴが
    蠢いてしまって仕方がないだけだ。

    やはりみな、何かに違和感を覚えた。
    違和感というより、不信感と言い換えてもよかろう。
    みな、その違和感を払拭しようと自らに、そして
    ナニカに呪いをかけた。無論知らぬ間にーー。
    今回の呪いは、前作とは違う。
    自分の痛みを消すために、つい愚痴ったら、次の日
    その痛みの原因が投身自殺的なものをした、蟲に
    這われ道に飛び出した、そんな不可解が彼らを襲う。

    そこには九重の心に秘めた傷の元凶が絡んでおり……。

    前作の感動はやはり凄まじいものだ

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    2023年12月25日
  • 水晶庭園の少年たち 賢者たちの石

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    会話って大切だなって改めて思いますね。
    どれだけ相手の事を想っていても伝わらなければ意味が無い。
    石精がいてよかった。

    水晶などは今まで触れたことの無い分野で興味深く面白かったです。
    自分で集めることは無いだろうけど見たり調べたりするのは楽しい。

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    2023年11月12日
  • 水晶庭園の少年たち 喪に服す電気石

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    樹君はいい子だな。相手の気持ちに寄り添える。
    相手の事情に踏み込んでお節介だと思う人がいるかもしれないけど、踏み込んだことによって心が救われた人がいる。

    ガーデンクオーツはまるで色んな場所の四季を閉じ込めた様で綺麗で見ていて飽きない。

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    2023年10月24日
  • 水晶庭園の少年たち 瑠璃の空

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    頑張って、悩んで視野が狭くなる。石精はそんな時にそっと、優しく気付きを与えてくれる様な存在。
    見守られるのは安心出来るからいいな。

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    2023年10月23日
  • 水晶庭園の少年たち 翡翠の海

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    目的を見失うのは悲しいなぁ。
    でも思い出して良かった。

    前に出てきた砂漠の薔薇も凄かったですけど桜石も凄い。
    あんなに綺麗に桜が見えるなんて。

    骨董屋さんは実際包まれた本人の感想やお店を見て分かる丁寧な仕事をする人。

    石精に呼ばれるのは少し怖いと思ってしまった。呼ばれた事だけが原因では無いけども。
    律さん達が居て良かった。

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    2023年10月18日