【感想・ネタバレ】心霊保健室の怪異解体のレビュー

あらすじ

怪異の謎を解かなければ、死ぬ――。
呪われた土地に建てられたその高校では、たびたび生徒が怪異に見舞われていた。晴れているのに傘をさしている少女、叫び声が聞こえてくる焼却炉、死者の顔を映し出す視聴覚室のプロジェクター。一体何がそれらの怪異を生み出しているのか……。“とある出来事”により、この世ならざる者が見えるようになった養護教諭の星詠と男子生徒の月島は、被害を食い止めるために推理する!

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Posted by ブクログ

面白かった!学校の怪異を星詠たちで解いていくだけでなくその土地の忌み地になった原因を探っていったり1話ずつ七不思議を解決したりとサクサク読めてあっという間だった。最後の最後に驚きと感動が待っていた!

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

個人的なメモ
第一話 本当に心霊の話だった。悩み事があったり、負の感情が強くなると波長が「あちら側」と近くなり見えてしまうという話。人に悩みを相談できる環境の大切さを遠回しに伝えているような感じ。
第二話 本当の罪と冤罪のような話だと感じた。不良4人組は悪いことをしようとしていた。逆に人体模型は、ただのプラスチックであり「罪人の骨だ」などありもしない濡れ衣を着せられていたのだと感じた。
第三話 「本能的に危険だと感じたものを怪異として認識していた」というのは現実でもありそうなことだと思った。ある意味心の弱さのようなところに入り込む存在なのだと感じた。
第四話 焼却炉の下から骸骨が発見されたが、なぜそこにそれがあったのかは不明のまま。
第五話 ただただ素敵な話。自分を見つけて欲しいと願うピアノの想いが音として具現化した。
第六話 なぜ警告をしてくれたのか、その謎だけが残る怪異の話
第七話 傘を盗む人が多い現代で彼らに対する警告の意を含む話。
第八話 少し今までとは雰囲気が変わってきた。この学校の怪異の本来の原因に目が向き始めている話。
第九話 人間が生み出した怪異どころか、ただの噂に過ぎなかった。ここにきてただの噂というのが1番気になる。今後の展開に期待。
第十話 校庭での怪異が本当に悪いものではなかった。どちらかというと、学校の怪異はほとんどが学校関係者に警告を促すようなものばかり。
第十一話 ここら辺から話が繋がり始めている。
第十二話 ここにきて衝撃の、「月島は存在しない生徒」。最後の怪異
第十三話 ハッピーエンド。オヤマサマの正体はおそらく「自然災害」。昔の人の言い伝えや地名の由来にはある程度意識を向けておくべきという現代人への警告のような物語だった。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

忌み地に立つ高校
あらわれる怪異
228ページに十三の出来事
数人の生徒と保健室の先生に
解体できるのか?

この本を手にいれた時、題名は「心霊保健室の怪異なんちゃら」と読んでいて
読み始める時に初めて「なんちゃら」が「解体」だと認識した
認識阻害の呪いか??

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

あっさり、さっぱり、サクサク読める!
13話に分けられた怪異の物語。
保険医の星詠のもとに生徒が駆け込み怪異の解決を依頼する。本物の怪異、それ以外など様々な原因を解決しながらその土地の隠された大きな謎に近付いていく。
登場人物も皆、性根が腐っているような人がおらず読んでいても軽快に読み切れるので、オススメ

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2025年07月25日

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