あらすじ
《吸血鬼×殺人鬼》のダークファンタジー!
「令和の切り裂きジャック」と畏れられる殺人鬼・神無が、自分に愛を告げる女を手にかける理由は――相手の体を裂いてまで探しているものは、たったひとつだ。
「人は、誰かに対して『愛してる』って言うだろ。でも、その愛って何処にあるんだろうと思って」
探しものを見つけることができない青年の前に現れたのは、陶器人形のような美しい少年・御影。
「それが欲しいなら、おいで。愛してあげる」
神無が招かれたのは、都心にあってそこだけ異空間のような古びた洋館だった。ここで一緒に暮らすのだと、御影は平然と神無に告げる。そのあまりに強引な展開に戸惑う暇もなく、すぐに神無は身をもって御影の正体を知ることになる。御影は、ひとの生き血を吸う吸血鬼だったのだ。
これは、罪を犯して人の道を外れ、罰の証の如くスティグマと呼ばれる刻印を身に宿した、異能の者達の、血塗られた戦いの物語。……究極のダークファンタジー、始動!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
数行読んだだけで世界観に引き込まれサクッと読み終わってしまいました。
博愛主義者の吸血鬼×愛を探す殺人鬼
2人の関係性が唯一無二な感じで、お互いのかけてる部分を補い合う姿が尊み深しでした。
愛は愛でも"親愛"という言葉が当てはまるような気がします。
グロい描写も所々ありますが細かく描写されている訳ではないので苦手な人でも読めると思います!
とにかくアクションシーンがかっこよくて久しぶりに胸が熱くなりました。
個人的に吸血シーンお気に入りです。
BLではないもの、おや?というところも多々あるので苦手な人は注意!
腐った人からすると物足りないかもですが、このいきすぎない微妙なラインのジリジリ感がとても癖になるのでおすすめです!
Posted by ブクログ
『令和の切り裂きジャック』と呼ばれている殺人鬼、神無がその罪を背負い、そして罪を贖いながら人と関わっていく話。
キャラクターがとりあえず魅力的すぎてサクサク読めます。わりとシリアス展開な中に可愛らしいコメディ要素も入っているので読んでいて飽きない。
セリフの数が多い方なので、普段本読むのが苦手な人でも読みやすいと思う。
漫画も出ているので、より触れやすい作品だと思う。
Posted by ブクログ
自分を愛した女性を切り裂く「令和の切り裂きジャック」、神無とゴシックな吸血鬼御影のヘビー級の愛の話。愛するってなんだろう?咎人はそれぞれが重い罪と強い感情がある。罪が許されるわけではないけれど、咎人には咎人なりの償い方があるっていうのが好きです
Posted by ブクログ
令和の切り裂きジャックって云われてる神無と御影の繋がりが不思議とわかる気がする
きっとこれからどんなになっても2人は家族の様な、親友の様な、切っても切れない繋がりになるんだろうなぁ〜
Posted by ブクログ
罪を犯して人ではない身となってしまった人物の物語。
ダークファンタジーということだったけど、どこか暖かな雰囲気の世界観。
まぁ、人がしんだりひとくったりないぞうがとびでたりはするんですが。
主人公たち二人の関係性が好きかも。
Posted by ブクログ
吸血鬼に切り裂きジャック、カインとアベルにジャンヌ・ダルク。キャラクターメインのお話。軽い文章なので読みやすいけれど、内容的にもっと重い書き方なら星5にしたかも。
Posted by ブクログ
中途半端なゴシック感は否めないがキャラ立ちしていてサクサク読めた。
舞台も東京以外に最も簡単に飛べるようなのでゴシック感が今後強まるといいな
2024.5.3
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