あらすじ
罪を背負う者の物語は、更なる深みへ……!
「どんな姿であろうと、どんな異能を持とうと、人間であることには変わりがない」
許されぬ罪を背負い、常人にはない特別な能力を発現させる者たち――それが《咎人(トガビト)》だ。彼らはその犯した罪を清算するまでは、決して死ぬことができない……といわれている。それぞれの咎人は、自らの罪に向き合いながら、いつ果てるともしれない戦いに身を投じる。それが魔都・東京の闇に沈む真実だった。
愛とは何かを探し続ける殺人鬼の神無と、彼と生活を共にするようになった吸血鬼の御影。彼らは池袋の一角にある謎めいた洋館で暮らしている。神無の相棒ともいえる御影には、かつて双子の弟・刹那がいた。しかし、弟を亡くした悲しみから、御影は弟を自らの身の内に取り込んでしまった。彼がいつもしている眼帯の下には、弟の右目が隠されているのだった。
神無と御影はある日、狭霧と名乗る謎めいた人物に墓地で出会う。狭霧の発動させた魔方陣によって、御影はそのまま昏睡状態に。次に目覚めたときには――彼の意識は、弟の刹那のものに取って変わられていた。
死の淵から甦った魂の片割れは、何を求めるのか……急転直下のシリーズ第3弾!!
感情タグBEST3
面白い
第1巻から読み始めて結構サラサラ読める面白さ。
世界観もわかりやすいし、余計な人が増えないからごちゃごちゃしないし、謎が謎をよんでる感じが早く続きを読みたくなる。
Posted by ブクログ
永久と刹那のお互いの半身を大切に想うからこそのやり取り
永久にとっては半身で自分は兄だからそれなりの事をしてあげなきゃって想いが大きかったんだね
刹那は永久が大切だけど自分は劣ってるからと思ってしまい、お互いのすれ違いが出来てしまったんだね〜
そこに永久に愛される神無がて出て来たら刹那は焦るよね
でも無事わかり合いが出来て良かった