草間さかえのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
初読み作家さん
攻め:朝倉
受け:篠田
離婚したので引っ越ししたばかりの場所で出会ったタバコ屋の若い店主。彼のところは居心地が良くて…。
みんなが“いい”と絶賛するので読んでみたいと思っていた作家さん。
挿し絵ではそれなりに知ってはいたけれどマンガは初読み。
んー。独特なコマ割りをする作家さん。コマとコマの間に余白がない。それが不思議な雰囲気を醸し出してる。
メガネを掛けた顔の描写でメガネの影をトーンで作っていて丁寧に描いてるなぁっていう印象。かと思えば(わざとと思うけど)描きなぐったような線もあったり。私はこの描きなぐり風な線に魅力を感じないので惜しいなぁと思った。
話は。
うーん、分かったような分からないような…。いや、立ち位置が見つからない離婚したばかりのリーマンが自分を取り戻していく話なんだよね?違う?
エチ場面は嫌いじゃなかった。
雰囲気で読ませる作家さんなんだろうなぁ。
当時全プレがあったみたいなんだけど読む機会があればいいなぁ。
さて、CDはどうかな? -
Posted by ブクログ
魔法を使うには二つ約束がある
魔法使いは家族に縁が薄い
腕の文字
誘拐
首
鍵のかかった部屋
影
殺人
仕事
キーワードがいっぱいだ!
虐待されて死にたがっている小学生と、その小学生を誘拐する形で連れてきた魔法使いの男のはなし。
魔法使いなのに魔法使ってる所はまだ2回だけ。印象は薄く静か。誘拐犯の特徴は煙草を吸っている背の高い男としか報告されていない。(あの文字は普通の人には見えない?)
魔法に制限はあるは誘拐報道はされとるはおかしな噂を流されるは。どうするんだよ!続きが気になりまくり。
途中に挟まってた番外編の『虫魔法』8頁しかない短篇。なんか好き。「きっかけは少しでいいんだ」
この現代で小学生誘拐してどんだけ行動を制限されるかですヨ。このままリアル~に行って欲しいな。魔法使いだけど(笑) -
Posted by ブクログ
個人的には全作品「何がダメなのか」分からないけど、商業的にダメな理由を読むとそれなりに理解できる。理解はできるけど、でもあまり納得はいかない。書きたいもの書きたいなら同人誌でやってね、ってことなんだろう。
商業作家は「書きたいもの」だけでなく「読まれるもの」もちゃんと追究しなければならないんだという面が垣間見える、そういう点でも面白いアンソロジー。
これを読むと、BLという世界は意外にも(それともやはり?)保守的なんだと思わされるけど、世の中そんなに王道好きな人が圧倒的多数なの?と私自身は思ってしまう。受は受らしく、攻受絶対固定、登場人物は共感しやすい日本人で、死にネタなんて言語道断!っていうのは、ともすればあまりにも定型化し過ぎていて、かえって創作の幅を極端に狭めているように思えてならないわけだけど、それでもそれが「商業」という枠だというなら、世の中それを求めている人が多くいる、ということなんだろうか。本当に?
たとえどんな設定でも、それが作品として、一つの読み物として完成していて面白ければ、読者は必ずいると思うんだけどなぁ。それに、そういった作品を書き上げてみせる作者の技量、みたいなのにも、今後のBL世界に期待してみたいところ。既に意欲的な作品を描く作家さんもみえるわけだし。 -
Posted by ブクログ
きみのハートに効くサプリ の続編。
攻め:梅枝敏之
受け:福島草太
製薬会社に勤める草太は可愛らしい容姿がコンプレックス。なのに別の課にいる梅枝は会うたびに「子猫ちゃん」と言ってからかってくるので良い印象がない。しかし、昔ながらの製品のリニューアルプロジェクトにお互いが選ばれた事で梅枝の真剣さや良さに気付き…。
面白かった。薬(サプリメント)の出来上がる様子などが分かって楽しかった。
業界物なんだけど、いかにも、な印象を与えないのはこの先生らしいなぁと思う。
エチ場面は相変わらずあっさりしているのが残念といえば残念。
でも良かったです。