草間さかえのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いばきょ&まんちーシリーズ 2作目
とうとうシリーズ(4人の話)の名前が付いて、4人の話になっちゃったらしい。
まあ、同じ医大の先輩後輩だから片方のカプ話になってもどちらかも出る訳で最初から4人の話というのならそれはそれでいいか。
K医大の特別フロアに幽霊騒動〜&万次郎の勤める満腹亭のある商店街の振興計画の話。
茨木さんと京橋センセがとうとう病室で白衣着たままコトにおよびましたわよ、奥さま!(笑)
まあお約束といえばお約束ですね。
今回椹野さんにしてはエチシーンが濃かったわwww ご馳走さまv
そして楢崎先生の方も万次郎に対する気持ちにちゃんと向き合うことが出来て良かったと思います -
Posted by ブクログ
初読み作家さん
攻め:朝倉
受け:篠田
離婚したので引っ越ししたばかりの場所で出会ったタバコ屋の若い店主。彼のところは居心地が良くて…。
みんなが“いい”と絶賛するので読んでみたいと思っていた作家さん。
挿し絵ではそれなりに知ってはいたけれどマンガは初読み。
んー。独特なコマ割りをする作家さん。コマとコマの間に余白がない。それが不思議な雰囲気を醸し出してる。
メガネを掛けた顔の描写でメガネの影をトーンで作っていて丁寧に描いてるなぁっていう印象。かと思えば(わざとと思うけど)描きなぐったような線もあったり。私はこの描きなぐり風な線に魅力を感じないので惜しいなぁと思った。
話は。
-
Posted by ブクログ
魔法を使うには二つ約束がある
魔法使いは家族に縁が薄い
腕の文字
誘拐
首
鍵のかかった部屋
影
殺人
仕事
キーワードがいっぱいだ!
虐待されて死にたがっている小学生と、その小学生を誘拐する形で連れてきた魔法使いの男のはなし。
魔法使いなのに魔法使ってる所はまだ2回だけ。印象は薄く静か。誘拐犯の特徴は煙草を吸っている背の高い男としか報告されていない。(あの文字は普通の人には見えない?)
魔法に制限はあるは誘拐報道はされとるはおかしな噂を流されるは。どうするんだよ!続きが気になりまくり。
途中に挟まってた番外編の『虫魔法』8頁しかない短篇。なんか好き。「きっかけは少しでいいんだ」
この現 -
Posted by ブクログ
個人的には全作品「何がダメなのか」分からないけど、商業的にダメな理由を読むとそれなりに理解できる。理解はできるけど、でもあまり納得はいかない。書きたいもの書きたいなら同人誌でやってね、ってことなんだろう。
商業作家は「書きたいもの」だけでなく「読まれるもの」もちゃんと追究しなければならないんだという面が垣間見える、そういう点でも面白いアンソロジー。
これを読むと、BLという世界は意外にも(それともやはり?)保守的なんだと思わされるけど、世の中そんなに王道好きな人が圧倒的多数なの?と私自身は思ってしまう。受は受らしく、攻受絶対固定、登場人物は共感しやすい日本人で、死にネタなんて言語道断!っていう