タケヤブヤケタ

草間さかえ

時は大正。優秀な成績で消防学校を卒業した松岡仁が希望した配属先は、超個性派ぞろいの消防署だった。新人火消しとして日々奮闘する松岡だが、麗しきマドンナ登場で、心は千々に乱れ・・・。
舞台は現代から過去へ、そしてまた現代へ。超絶技巧派作家・草間さかえが3年をかけて執筆した、大正ロマンあふれる火消しと恋の物語。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 小学館
• 掲載誌・レーベル: 月刊ｆｌｏｗｅｒｓ
• ページ数: 192ページ
• 電子版発売日: 2015年05月11日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 44MB

[はさら · ★★★★★]

ぴ

pixivのエッセイ漫画で草間さんを知りました。線が軽やかで画面が美しく、動物の、側で見て触って解る曲線がなんとも愛しく、一気に読んでしまったのでした。
作品の中でもあの綺麗な線は人や景色を形取り豊かな世界が広がっていました。描かれる人々も線と同じように複雑で単純で奥深く可愛く、それぞれを、それぞれの人生を美しいと思えるのでした。

[ブクログ · ★★★★★]

2014/11/05
【好き】少女漫画。　火が怖い松岡智宏(♂)は、曾お祖父さんの葬式で遠縁にあたる親戚：伊勢克美(♀)に出会い、大正時代火消しだった二人の曾曾お祖父さんたちの話を聞く。　小さい頃火事場から助けられた理由を知りたくて火消しになった松岡(先祖)と署長だった伊勢(先祖)、関東大震災の時、伊勢のイトコ：君子(松岡の曾曾お祖母さん)に求婚して玉砕したが２年粘って成就した松岡(先祖)の恋話など、今は遠い昔から繋がっているんだなぁとロマンを感じる一冊だった。　オチの賭け話は笑った。

[ブクログ · ★★★★★]

ヴィレヴァンでなんとなくかった本だったけどおもしろかった。野辺分署のエピソードもっと読みたい。絵が素敵だし野辺分署メンバーがモブも同然なのにちゃんとキャラがたってて○

[ブクログ · ★★★★★]

独特のテンポの草間節。
「そっち」じゃないけど、やっぱり男性キャラの仕草が何となくエロくさい。

毎度の爆発炎上オチが面白かったです。
小田部のオヤジさん萌え！

[ブクログ · ★★★★☆]

大正時代の火消しさんの話。

最初のあたりちょっと「め組の大吾」を思い出したりしましたが、まあ両方消防の話だから仕方ないとして…。

さらっと読みやすかったです。
主人公の父親の話はちょっとショッキングだったけど。。

[ブクログ · ★★★★☆]

こちらも素敵だったけど、個人的にはさよならキャラバンの方が好きだった。ラブ多め（当社比）だったからかなぁ。

[ブクログ · ★★★★☆]

大正時代から平成にかけて世代を超えて繋がる火消しに纏わるお話。残念ながらBLではないのですが、草間さん自身の精神の健康を保つ為w八割型男性が画面を占める構成は思わずニヤリです(*ﾉ∀ﾉ)
ラブはなくても火消しという職業を通した男同士の関係には萌えどころもあり、しつこいようですがBLだったらなぁと思わずにいられませんw松岡が赤くなったり泣きべそかいたりする姿が、草間さんがよく描かれる受の容貌そのものなので可愛いです( *´艸｀)そして大正時代の消防士ユニフォームがこれまた萌えですw
皆さん言われるようにもっと長く続けて掘り下げて欲しいかな。さらっと描くところが草間さんらしいけれども。現代のひ孫のお相手を男の子にして世代を超えたBLとかなんとか(しつこい)世界観とか雰囲気はさすがだなぁ〜と思いましたが、正直もっとラブが欲しいです。

[ブクログ · ★★★★☆]

草間さんは明治や大正の雰囲気が似合いすぎる。
平成の現代、火を嫌う男子高生と、その遠い親戚らしき、赤髪の女子高生。
そして、彼らのひいひいじいさままで遡る、過去のお話。
消防士の男性たちが、かっこいいです。

[ブクログ · ★★★★☆]

この現代の人達（トモヒロくんとイセカツ）の話はないのでしょうか？
コマ割とか面白いし、話も面白いし、これで終わりなのかな？
昔の話も面白いけど、続きが読みたいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

何巻か続くものだと思ったらすっぱり一巻で終わってしまった。大きく《火消し恋愛ロマン》と帯にあるので、火消しの話の中でじっくり恋愛を描いてくれるものと思ったけど物足りなかったかも。

この一巻の内容だけで十分引き込まれた分、震災後の"ねばった"二年間の話や焼け死んだ話の真相がないのは残念でした。
赤鬼の日記にあった部分の話を遡り回想したってことなんだろうけどな。
でもでも。現代の子孫の話にしても、続きがあってもいいんじゃない!? と思います。期待込みの4★。