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Posted by ブクログ
ゲイでない自分と、相手がゲイであり自分に好意を抱いている事の「境界線」は、相手との接点を切りたくない、と思わない限り飛び越えられないだろうし、普段の生活でこう言うちょっとした「選択」を誰しもやっていると思う。
学生時代に付き合っていた後輩と上手に付き合えなかった過去を持つ篠田は、なんでダメだったのか、恐らく答えが出せないまま大人になり、結婚もして、破たんして、と、その度に根本的な原因は理解せずにいる。理解しないと言うより、恐らく自分の方が悪かったのだ、で済ませている。年を重ねると、そう言う事が過去に何度もあって、未だになんでだったんだろう、と思わないではいられない事が自分にもあるのに気付く。やり直せたら、とか、その時に相手に「なんでだったんだろうか」と聞いてみたい気にもなるが、それは恐らく一生叶わない。叶わないことが幾つもある中で、相手は違えど、やり直せる時が瞬間が訪れる事もあるんだなぁ。
できた上司でもなく、実は面食いでバイセクシャルだと言う、自分の本質に気付いた篠田は幸せだな~。自覚するとか、認識する、って大事な事なんだよな。朝倉青年とと歩いていて、親子に間違われないかと心配する中年・篠田、可愛すぎる…「気を抜くと腹が出そうなんだ!!」がタマランです…(笑)
Posted by ブクログ
ちょっとレトロなムードで哀感漂わせつつ、胸キュンあり、笑いありで、奥行きあるドラマが描ける草間センセ。
年下わんこ攻眼鏡×バツイチリーマン眼鏡。
という二人の設定、背景は読み進むうちに明らかになります。そうやって、読み解いていくのが毎回楽しみ。
二人だけの世界に、周りが絶妙に絡んでほのぼのしたり、クスリと笑わせる場面が続出。
セリフやちょっとしたエピソードに味があって、印象的なのも素敵です。
気に入ったのは、「俺は好きだ」って意味でかわいいって言ってます、と照れながら朝倉が言うところ。
男にはちょっと微妙な言い回しに、こめられた想いが感じられて、ぐっときます。
笑ったのは、元妻が「私を仏壇みたいに扱う」とこぼしたセリフ。ものすごくわかりやすくて、篠田にぴったり。大事にして手を合わせるけど、形だけであんまり心が伴ってないかんじ。不器用な篠田の雰囲気が滲んでる。
そして、一番ツボったのは、会社の女の子の「おかず全部真ん中がないのよね」
すごい!この一言でどれだけ篠田が朝倉にラブラブか分かっちゃいます。胸がキュンキュンしましたよ。端っこマニアではありません。おいしそうなところのみ彼にあげちゃうお弁当作りは、いい年の男のクセに恋する乙女思考です!
こういう、細々としたところにドキリとするものがあって、タダモノではないと痛感させられる作家さんです。
カバー下の、飼犬ゴローの犬も食わない話、うけました。
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少女・女性マンガ
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