しりあがり寿のレビュー一覧
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素晴らしいコラボ作品の数々
そのユーモアセンスに感銘を受けまして、2024年に日比谷図書文化館で開かれた特別展『しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京』にも行ってきました笑
An array of wonderful collaborative works!
I was so impressed by his sense of humor that I even went to the special exhibition “Shiriagari-san and Time Trouble: Edo × Tokyo” held at the Hibiya Library & M -
Posted by ブクログ
「差し迫った危険はない」「それ以外の地域の避難は各自の判断で」など頼りない民主党政権。あの時、強く呼びかければ自発節電し『計画停電』などしないでよかったのではないだろうか、
国民主権というから最高権力者は口に出さないでも原発事故は想定していると思っていたが。陛下のお言葉は役に立った。民主主義は、非常時に無能なものなのだろうか。
ラスト2つ前のマンガ、結婚式中止通知も出しかねている身籠った女、震災で彼は亡くなった…編集者業は東京以外でできないだろう…。関東では余震が毎日のようにある、ビクビクしているぐらいなら、と自主避難を決断。自由恋愛ならぬ自由出産もあるだろう‥ -
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「死」を学際的に検討する過程で、よりよい「生」とは何かについて考えされさせられた。死とは生物学的な個体の絶命という意味を超えた観念であると感じた。死者を弔うのは他者であるが、その死者の存命中はもちろん、死後に至っても相互作用の中で誰かの自己と社会が形成されていく。そのような「分人」的観点で捉えると、「死」は自己完結するものではない。また、「弔う」ことの本質は儀式という表層的なものではなく、生成変化を伴う生者と死者の社会的な共生だと思った。
一方で、テクノロジーによって新たに生じる死者の権利、死後労働の観点は非常に悩ましい。生命はその有限性によってこそ輝くが、死後も残り続ける SNS 上の情報や -
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Posted by ブクログ
元オカルト少年だった著者が超常現象を懐疑的に取り上げる。雑誌
連載をまとめた1冊である。
最近は心霊現象や超能力を題材にしたテレビ番組も少なくなったが、
そんな番組で取り上げられることの多い宇宙人やUFO、超能力、
風水等を皮肉と屁理屈でやりこめるコラム集である。
がちがちの専門書ではないので、どこから読んでも楽しめる。
著者本人は「オカルト否定派」ではなく「オカルト懐疑派」と言って
いるが、本書の内容はほとんど「否定派」に通じるものがある。
いつだったか、風水を取り入れた家というのをテレビで見た。部屋ごと
に壁の色が違っていたりして非常に落ち着かぬ感じがした。見ながら
「絶対、住みた -
Posted by ブクログ
以下笑いました。
・何度も言うが、私は宇宙人がいないとは思わない。ただ、自分たちよりはるかに劣った文明を持つ地球人を、不定期に観察しては、たまに肉眼や写真で見つかるヘマをやり、こそこそ隠れて家畜の死体を切り取ったり、車を空に浮かばせたりするために、光に近い速さで飛んでも何百年かかるところからやってきているとしたら、あまりにもアンポンタンだ。
・(ミステリーサークル)何にせよ、宇宙人がメッセージを送ってくれているのだとしたら、なぜほとんどがイギリスの麦畑でそれは行われて、なぜほとんどが週末に作られ、なおかつ、なぜまったく意味不明の幾何学模様なのか。光の速さで飛んでも何百年何千年もかかるところから -
Posted by ブクログ
原作者自らの手による解題の中に「おっさん達が若い娘をもてあそんでる!!」とあったので、どれどれ、と思って生年を見てみた。
作画/安永知澄(1979年生まれ)
原作/「わたしたちの好きなもの」河井克夫(1969年生まれ)
「ちぬちぬとふる」「カノン」上野顕太郎(1963年生まれ)
「なぎ」しりあがり寿(1958年生まれ)
まさにそういう短編集。
異なる3人の物語を、1人のフィルターを通してから顕現させるっていう試み。赤・青・黄色の3つの円があって、それが全部重なってるところが白で、その白こそが「安永知澄」にしてこの本の表紙の色、みたいな。そんな恥ずかしい比喩を用いたくなるような、 -
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