【感想・ネタバレ】アレキサンダー遠征のレビュー

あらすじ

天才しりあがり寿が、月刊コミックビームに足かけ5年に渡り描き続けた意欲作、怒濤の単行本化第3弾! ひとつの雑誌連載で、3つの異なる長篇を断続的に発表し、途中で掲載された短篇(『あの日からのマンガ』他に収録)なども取り込みながら、すべてがひとつに収斂していく…そんなアクロバティックな長篇連載作として、一部で大きな話題となった多重螺旋アンチロマン、ついに佳境、シリーズ最大の問題作、単行本解放!

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Posted by ブクログ

現代の不安をうまく表現している、不気味な読み味は著者ならでは。
アレキサンダーが第一巻の子供の父親だったとは。
物語は螺旋を描く。
次の巻(最終巻?)が楽しみ。

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2015年04月03日

Posted by ブクログ

とてもいいわけのわからなさだ。『あの日からのマンガ』を正史とするなら全部は夢なのか、夢と夢の切れ目すらあいまいなまま愛と不安ばかり置き去りに夢は『黒き川』に接続される。物語の数々は、3.11は、どこに向かうのか。これほど完結巻の期待をあおる構成もない。もし最後がうたかたの夢に消えても、3.11のある現実は残るんだよなあ。

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2015年04月04日

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